年々、4K液晶テレビの価格が下落して私たち消費者にとってはとてもありがたいことになっています。
4K液晶テレビの中ではサイズが小さい40インチの紹介になりますが、機能によって価格も差が出ます。そこで今回は40インチというサイズに焦点をあてておすすめのテレビのご紹介をしていきます。
液晶テレビの種類、サイズや画質、処分方法なども解説していますので参考にしてください。
40インチの4K液晶テレビのサイズ、種類
ブラウン管テレビが全盛だった頃、液晶テレビやプラズマテレビを「薄型テレビ」とよんでいました。今では、「薄型テレビ」が当たり前なので、あえて「薄型」とよぶこともなくなりました。
そして、いつの間にかプラズマテレビはなくなり、今は正しく液晶テレビの全盛時代といえます。
液晶テレビの仕組み
液晶テレビの構造は、カラーフィルターと液晶パネル、バックライトとなっています。
バックライトが発した光を、液晶パネルが調整して色や明るさを表示します。なお、プラズマテレビでは、プラズマパネル自体が発光するのでバックライトは不要です。
液晶パネルには、画素とよばれる小さな点が無数にあります。この画素それぞれが光の三原色であるRGB(赤・緑・青)に分かれています。
液晶パネルでは、バックライトから届いた光をRGBごとに遮断して、光を調整しています。ただ、液晶パネルは光を遮断するだけですから、それだけでは色を再現できません。
そこでカラーフィルターを前面に備えて、色や明るさを再現しています。
液晶テレビを横から見ると映像が見えにくくなるのは、この仕組みに理由があります。
実は、バックライトから出て液晶パネルを通過した光は、直進性が強くなってしまうのです。そのために、真正面からならきれいに見えるのに、斜めからみると光が弱くなるために見えづらくなってしまうのです。
視野角が狭いのは、液晶テレビの根本的な弱点によるものなのです。
サイズ
液晶テレビを買うときに、お店に行ってみると店頭では何インチと大きさが表示されていますが、この何インチという数字は液晶テレビのどこを測った数字かご存知でしょうか。
これは、画面の対角線の長さを表している数字なのです。
ですから、タテ×ヨコの比率によって画面の大きさは変わってきます。以前のテレビでは、4:3が主流でした。いまでは16:9となっていますね。
16:9のタテヨコ比では、今回のテーマである40インチの液晶テレビですと、画面の大きさはヨコ×タテ=88[cm]×50[cm]となります。
これに、液晶テレビの外枠、つまり筐体(きょうたい)のサイズが加わります。
筐体の大きさは、それぞれの液晶テレビの作り方によって変わりますので、欲しいと思う液晶テレビが絞れたなら、カタログを取り寄せる、もしくはメーカーのWebサイトで製品をチェックして調べるようにしてください。
画質の種類
40インチの液晶テレビなら、画質はどのテレビも同じなんじゃないのかとお思いになるかもしれません。
実は、そうではないのです。
テレビによって画質に違いがあり、2Kフルハイビジョンテレビと4Kテレビの2種類あるのです。
2Kフルハイビジョンテレビ
タテ×ヨコの画素数が1920×1080のテレビです。現在の地上デジタル放送で放送されている画質に当たります。
ブルーレイディスクの映画も、この規格で記録されています。
4Kフルハイビジョンテレビ
4Kテレビは、タテ×ヨコの画素数が3840×2160のテレビです。2Kテレビのタテ2倍、ヨコ2倍の画素数になっていますので、4倍高精細な画質になっています。
しかしながら、現在の地上デジタル放送では4Kテレビの放送は行われていませんので、地上デジタル放送で4K画質の映像を楽しむことは、いまのところはできません。4K放送は、まずはBS放送から開始される予定です。
ですので、4Kテレビを購入しても、ただちにこれほどの画質のよさを堪能できるわけではありません。
しかしながら、多くの4Kテレビには、コンバーター技術が搭載されています。これは、4K未満のテレビ放送やブルーレイなどの画質を改善させて4K画質に近づける技術です。
ですから、4K放送が実施されていないからといって4Kテレビの価値が全くないということはないのです。
よりきれいな画質で映像を楽しむためには、4Kテレビがおすすめですね。
液晶テレビの寿命
液晶テレビにも寿命はあります。
一般的に液晶テレビの寿命は、液晶のバックライトの寿命と等しいと考えてください。これは、液晶テレビの性質に理由があります。
液晶は、実は自ら発光しません。
電卓の画面って暗いところでは見えませんよね。あれは液晶しかないからです。どこでも見えるようにするためには、何かしらの光源で照らす必要があります。その光源が、バックライトなのです。
もし、バックライトが故障や寿命で照らせなくなると、液晶テレビは見えなくなってしまいます。そのバックライトの寿命は、一般に7〜10年程度といわれています。
ですから、液晶テレビの寿命も、7〜10年くらいといえます。もちろん、使用頻度によって違いがありますので、ご注意下さい。
液晶の処分方法
液晶テレビは、家電リサイクル法の対象となる電化製品です。ですので、法律上基本的には消費者がお金を支払って処分することになります。
したがって液晶テレビを粗大ゴミとして処分することは認められていません。粗大ゴミとして出すと、不法投棄とみなされ処罰の対象となりますので、ご注意下さい。
家電リサイクル法に基づく処分方法
家電リサイクル法では、リサイクル料金を消費者がリサイクル券を購入するという形式で支払って液晶テレビを回収してもらいます。
リサイクル券の購入方法
リサイクル料金の支払い方法は2通りあります。ひとつは、家電量販店の店頭でリサイクル券を購入する『料金販売店回収方式』です。もうひとつは、郵便局でリサイクル券を購入する『料金郵便局支払方式』です。
古いテレビの買い替えによる処分の場合は、家電量販店でのリサイクルが便利です。
記載事項について
家電量販店でリサイクル券を購入するときにはまず大丈夫なのですが、郵便局でリサイクル券を購入するときには、備え付けの用紙に液晶テレビの『メーカー』『型番』『年式』などを記入しなければなりません。
あらかじめ、テレビの外側に書いてあるはずなのでメモしておきましょう。
リサイクル料金の目安
リサイクル料金は、液晶やプラズマ、ブラウン管などのテレビの種類、テレビのサイズ、テレビメーカーによって違います。
40インチの液晶テレビを処分する場合のリサイクル料金の目安は、16インチ以上の液晶テレビ・プラズマテレビの部類になります。
テレビメーカーは、『A・Bグループ』『指定法人』にわけられます。
『A・Bグループ』は、パナソニックやソニーといった大手家電メーカーと考えていただければと思います。それ以外が『指定法人』です。
『A・Bグループ』のリサイクル回収料金は2916円(税込み)、『指定法人』では3688円(税込み)です。『A・Bグループ』のほうが2割ほど安いことがわかりますね。
ご自身がお持ちのテレビがどちらのグループに該当するのかは、家電量販店でご相談下さい。
そして、リサイクル回収料金に加えて、収集運搬料が別途かかるのを忘れないでください。
収集運搬料は、それぞれのお店でお問い合わせ下さい。
注意点
家電リサイクル法に基づくリサイクルを行なう上での注意点について解説します。
ポイント①リサイクル券の記載事項の不備があると、受け付けてもらえません。不備がないように注意して書き込むようにして下さい。
②購入したリサイクル券は、テレビに貼付けるのを忘れないようにしましょう。
③回収してもらえなかった場合は、リサイクル券の払い戻しを受けることが出来ます。
そのときは、家電リサイクル券センター(0120-319-640)に連絡してください。
④液晶テレビの回収前に、リサイクル券の控えを必ず受け取り、保管しておきましょう。
⑤窓口でリサイクル券を購入する場合は、振込手数料が130円かかります。
インターネットオークションやフリーマーケットで販売する
中古の液晶テレビとして、インターネットオークションやフリーマーケットで売却するという方法もあります。
買いとってもらうためのポイント
買い手さえつけば、リサイクルショップよりも高値で売却できる可能性もあります。
ただ、写真を撮って出品すればいいということはありません。入札する立場に立てば、写真だけで判断して入札することはありえないでしょう。
出品に際しては、テレビメーカー、型番、サイズ、年式、リモコンなどの付属品、きちんと可動するのかどうか、取扱説明書や保証書、外箱の有無、延長保証の有無などを記載しておくなど、詳しい情報を記載しておいた方が、落札してもらえる、もしくは購入してもらえる可能性が高まります。
もちろん、傷がついているかどうかも忘れずにチェックしておきましょう。
発送するときには
梱包するときには、液晶テレビが破損しないようにエアパッキンなどで液晶テレビをしっかりくるみ、その上で段ボール箱にいれることをおすすめします。
発送に際しては、液晶テレビであることを伝え、『精密機械』『取扱い注意』などのシールを貼付けてもらうようにして下さい。
リサイクルショップでの買い取り
リサイクルショップで液晶テレビを買い取ってもらうという方法もあります。
インターネットオークションやフリーマーケットでは買い手がつかないと買い取ってもらえませんが、リサイクルショップなら比較的買い取ってもらいやすいです。
しかし、インターネットオークションやフリーマーケットと比べると、より低額での買い取りになる場合が大半です。
特に、製造販売から5年を過ぎると、高額な買い取り価格はほとんど期待できないでしょう。
リサイクル回収料金を払わないで済むこととの相殺と考えると、リサイクルショップでの買い取りも確実なひとつの方法と言えます。
ポイント
リサイクルショップで、少しでも効果に買い取ってもらうためには、一店舗だけではなく、数カ所のリサイクルショップで見積もりをもらうことをおすすめします。
店舗ごとに価格設定は違いますので、より高い値で買い取ってもらうためには、数カ所で比較するのが一番です。
40インチ液晶テレビおすすめランキング【格安、低価格】
価格帯が5万円未満となる低価格帯の液晶テレビです。このクラスで40インチで4Kテレビはさすがに少ないです。
①フナイ(FUNAI) FL-40H1010
フナイの40インチ液晶テレビです。
低価格帯ながら、チューナーを2基搭載していますので、地上デジタルテレビ放送をみながら、裏番組を録画するという使い方もできます。
便利な機能として、『静止画機能』がついています。テレビ放送の途中で、一時的に画面を停止する機能です。プレゼントなどの応募先を書き留めるときや、料理番組でレシピを確認するときなどに重宝します。
また、テレビ番組とCMの切り替わるときなど、音量が変化するときに、音量の変化を自動的に調整して聞き取りやすくする『ぴったり音量』機能がついています。
また、映像コンテンツにあわせて『ミュージックモード』と『シネマモード』を選べます。『ミュージックモード』なら、低音と高音を強調して、奥行きのあるサウンドにします。
『シネマモード』なら、低音部をより強くして、迫力のあるサウンドにしてくれます。
もちろん、外付けハードディスクドライブにも対応していますし、USBハブを使うことで、何台も同時に接続できるようになっています。
省エネ設計もなされており、テレビ放送が無信号になったり、しばらく操作していないときには自動的に電源がオフになるようになります。
HDMI-CEC対応の機器と繋げれば、FL-40H2010のリモコンで他の機器も操作できます。
②東芝(TOSHIBA) 40V34
40V34は、地上デジタル放送のノイズを押さえて、文字もくっきりと写し出すほどの高画質を誇る液晶テレビです。
お部屋の明るさに合わせて自動的にテレビの画質を調整してくれるおまかせオートピクチャーを搭載しているので、とても見やすくなっています。
薄型テレビは、スピーカーが薄くて音声に何がありますが、40V34は、クリアダイレクトスピーカーを採用し、前面に配置することで、パワフルで高音質な音にしています。もちろん、音声もクリアに聞き取りやすくしてあるので、小音でも明瞭に聞き取れます。
しかも、40インチでは業界一となる省エネ性能五つ星を獲得しています。
③東芝(TOSHIBA) 43M540X
東芝の43インチ4K液晶テレビです。大手家電メーカーながら、4Kで7万円を切る価格設定で発売されています。
お部屋の明るさに合わせて、自動的にテレビの画質を調整する『おまかせオートピクチャー』を搭載しています。自分で細かく設定しなくてもいいのでたいへん便利です。
また、別売りのUSBハードディスクドライブを購入して接続すれば、外出時に簡単に番組録画ができます。サウンド機能では、お好みのモードを選んで楽しめるようになっています。
『マジックチャプター』機能を使えば、録画した番組を見たいところからみることができます。文字が大きくてみやすい『ラージフォントリモコン』もうれしい特徴です。
このように、便利機能がたいへん充実しているのが、43M540Xの特徴といえます。
④三菱電機(MITSUBISHI) LCD-40ML8H
LCD-40ML8Hは、DIAMOND Engineを搭載しています。映像のコンテンツに応じた映像処理を行ない、くっきりとした高画質な映像を再現しています。
バックライトは、直下型LEDです。クリアな映像だけでなく省エネ効果も高くなっています。
三菱電機といえば、DIATONEというサウンドテクノロジーが有名です。LCD-40ML8Hには、DIATONE サラウンド2.0が搭載されており、ステレオ音声を広がりのあるサラウンド感覚で表現します。
さらに、DIATONEリニアフェイズにより、まるで画面から音が出てくるような臨場感になっています。
LCD-40ML8Hには、リモコンでテレビの角度を変えられるオートターンがついています。画面の角度を前後20度ずつ合計40度の範囲で動かせますので、たいへん便利です。
SDカードスロットがついており、デジタルビデオカメラで撮影した動画の再生も簡単にできます。
節電機能も従事しており、テレビの消し忘れを防ぐ無映像節電、録画・再生状態にないときに外付けハードディスクドライブをスリープ状態にするハードディスク節電、お部屋の照明が消えると自動的に電源が落ちる消灯連動節電など、節電機能が充実しています。
4K液晶テレビおすすめランキング【真ん中、中価格】
紹介するテレビのすべてが40インチちょうどではないのですが、おおむね40インチということで紹介します。
価格帯は、5万円以上10万円未満としています。
①ソニー(SONY) KJ-43X8000H
ソニーの4k液晶テレビとしては、ベーシッククラスながら、音声検索でテレビ番組やネット番組を検索して呼び出せるのが特徴の43インチ4K液晶テレビです。
映像エンジンには、『4K X-Reality PRO』を採用しています。このエンジンによって、4K映像を美しく再現できます。
地上デジタル放送やブルーレイソフトのフルハイビジョン映像を、高精細な4K画質にアップコンバートするソニー独自のアルゴリズム処理や超解像技術を盛り込んだ『4K X-Reality』技術を搭載しています。
音声検索機能を搭載しており、ボタンを押してリモコンに話しかけるだけで、テレビ放送やネット動画をかんたんに検索できます。
リモコンには、電源ボタンを押さなくても、チャンネルボタンを押すだけで電源が入るようになっている『チャンネルポン』機能がついています。
そして、背景の音量を変えずに、声の音量だけをかえる『ボイスズーム』によって、声の聞き取りやすさをよくしています。
もちろん、ボイスズームを使わなくても、『クリアフェーズテクノロジー』という音声補正技術だけでも十分はっきりくっきり聞こえます。
こうした機能で、より便利に使えるようになっているのもKJ-43X8000Hの特徴です。インターネットへの接続機能もついていますから、いろいろなネット番組を楽しめます。
②パナソニック(Panasonic) TH-43HX750
パナソニックの43インチ4K液晶テレビです。
パナソニックの4Kテレビとしてはスタンダードとなる位置づけですが、4Kの画質を最大限に楽しむために、明るくみやすい高精細で、しかも視野角が広くみやすいIPSパネルを採用しています。
画質だけではなく、使いやすさも改良されています。
新たに搭載された『アレコレチャンネル』で、今絡みたい番組、予約してみる番組、オンデマンドの番組の一覧を一画面に表示できるようになっています。
また、『過去未来番組表』によって、パナソニック製ブルーレイレコーダーDIGAとの使い勝手が向上しています。
音質にも力が入れてあり、『ダイナミックサウンドシステム』と最大出力30Wの高出力スピーカーの組合せによって、迫力のある高音質を実現しています。
インターネットからの動画配信サービスにも対応しています。Netflix、DAZN、Amazonビデオ、dTV、ビデオパス、YouTube、アクトビラの視聴ができます。
リモコンの『マイアプリ』ボタンを設定しておくと、お気に入りのアプリをすぐに立ち上げられます。チューナーは、2基搭載されていますので、裏番組の録画もできるようになっています。
無線LANに接続すれば、『お部屋ジャンプリンク』も利用できます。
③シャープ(SHARP)2T-C40AE1
反射率の低い4K液晶パネルと、回転式スタンドが特徴のシャープの4K液晶テレビです。
HDR(ハイダイナミックレンジ)規格という従来よりも輝度の高い情報を含んだ映像に対応していますので、よりはっきりくっきり美しく画像を再現してくれます。
色については、地上デジタル放送以上の色域を実現した『リッチカラーテクノロジー』や、光の三原色にマゼンダ・イエロー・シアンの補色を組み合わせた『6軸カラーマネージメント』を採用しています。自然で豊かな色を写し出します。
もちろん、動きの速い映像をクリアに再現してくれますので、残像感がないきれいな動きを表現します。
別売りのAQUOS 4KレコーダーTU-UD1000と繋げれば、『スカパー4K』放送を楽しめます。
テレビ番組とネット番組を同時に表示してくれる『ビジュアル モーションガイド』が採用されています。直感的にテレビを操作できるのでたいへん便利になっています。
インターネット動画を楽しむこともできます。
リモコンには、『YouTube』『Netflix』ボタンがついていて、すぐに動画や音楽が再生できます。
また、ネットサービス『AQUOS City』サービスの利用に対応しています。アクトビラ、TSUTAYA TVなど、レンタルビデオの感覚で、見たい作品を楽しめます。
④東芝(TOSHIBA) 43M540X
4K液晶レグザです。地上デジタル放送をクリアな高画質にアップコンバータするだけでなく、お肌の質感をよりリアルに、そして美しく表現する美肌高画質テレビです。
動きの速いゲームも、優れたレスポンスでより快適にしてくれる4Kゲーム・ターボを搭載しています。
これを支えているのが、東芝が誇る『レグザエンジンBeauty』です。これは、大画面、高画質を実現するために作られた東芝の映像エンジンです。
インターネットに接続していれば、次みるナビ機能により、次に見たい番組をダイレクトに表示してくれます。
しかも、4Kコンテンツなど、映画やドラマを好きなときに好きなだけ楽しめる4K動画配信サービスに対応しています。インターネットに接続していれば、ネットワーク経由で配信されるコンテンツもみることが出来ます。
レグザサーバーやタイムシフトマシン対応レグザとの連携も確保されています。
チューナーは、地上デジタル放送、BSデジタル放送ともに3基ずつ搭載しています。もちろん、省エネ設計ですので、電気代も節約できます。
4K液晶テレビおすすめランキング【高級、高価格】
こちらも、すべて40インチピッタリではありませんが、おおむね40インチです。
価格帯は、10万円以上の4Kテレビを対象としています。値段は流動的ですから、あくまでも参考程度としてください。
①ソニー(SONY) KJ-43X8500H
43インチのソニー製4Kテレビです。X8500シリーズは、明るい上にコントラストが高い画質が特徴のテレビです。
優れたコンバーター技術HDRリマスターが搭載されており、被写体ごとにコントラストを改善させて、フルハイビジョン動画を高精細な4K画質に変えます。
もちろん、色の再現にもこだわっており、『Super Bit Mapping 4K HDR』によって、微妙な色合いまでリアルに再現します。
また、映像の動きから前後のコマの間に新しいコマを作り出すことで、滑らかな動きを表現します。
こうした優れた映像画質を生み出してくれるのが、超解像エンジン『4K X-Reality PRO』と4K高画質プロセッサー『HDR X1』です。
音質は、映像世界と一体化したような臨場感のあるサラウンドを再現するために、映画館で使われているようなマルチサラウンドスピーカーシステムを再現するために、『S-Forceフロントサラウンド』技術を搭載しています。横方向や後ろへと音が移動するような臨場感あふれる立体感のあるサウンドを体感できます。
Android TV機能を搭載しています。リモコンに向かって話しかけるだけで、簡単に映像のコンテンツを探せます。
②パナソニック(Panasonic) TH-43HX850
パナソニック製の43インチ4K液晶テレビです。TH-43HX850は、斜めから見ても見えやすい上下左右178度という視野角の広い4K高輝度IPSパネルを採用しています。
そして、パナソニックの開発した『ヘキサクロマドライブ』を搭載し、映像を部分ごとに解析して処理し、よりリアルな質感と低ノイズの映像の表現を可能にしました。
しかも、『3次元カラーマネジメント回路』が、補正ポイントを増やすことで、暗いところの色合いや輝度も忠実に再現しています。こうして4K映像が持っている本来の鮮やかな色味を描き出しています。
同じお部屋でも時間に寄って周囲の明るさは違うものです。TH-43HX850では、周囲の明るさに合わせて自動的に最適な画質に調整してくれます。
『4Kファインリマスターエンジン』により、地上デジタル放送やブルーレイソフトを4K映像にアップコンバートします。
スピーカーは最大30Wという高出力タイプを搭載、『ダイナミックサウンドシステム』によって、迫力のあるサウンドを再現しています。
サウンドモードは、スタンダード、ミュージック、快聴、スポーツ、ユーザーの5通り設定できます。
チューナーは、地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタルのチューナーをそれぞれ3基搭載しています。
地震発生時についても考慮してあり、地震でも倒れにくい設置面に吸着するタイプの転倒防止スタンドを採用しています。
もちろん、ネット動画にも対応しています。4Kアクトビラ、Netflix、YouTubeもスムーズに楽しめます。
専用の無料アプリである『Panasonic Media Access』を使えば、スマートフォンやタブレットでも録画した番組ばかりか、放送中の番組も移動中に楽しめます。
③シャープ(SHARP)4T-C43CN1
4T-C43CN1は、回転式のスタンドを採用しているのが特徴で、左右に30度の範囲でテレビの向きを変えられるようになっています。
チューナーは、地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタルのチューナーをそれぞれ3基ずつ搭載しています。
『COCORO VISION』という名称のAI(人工知能)を搭載しており、家族の好みを自動的に学習し、好みの番組や情報を知らせてくれます。
もちろん、4Kテレビとしての基本である映像の美しさもしっかりしています。『AQUOS 4K Smart Engine』を搭載し、4Kコンテンツだけでなく、インターネット映像、地上はデジタル放送も、『4-Master アップコンバート』により、制裁感を高め、細かいところまできれいに再現します。
色彩の再現にも注力しており、広色域技術『リッチカラーテクノロジー』を搭載しています。地上デジタル放送で使われている以上の色域で本物のような映像を再現します。
液晶テレビが苦手な動きの速い動画をくっきりクリアに再現するために、『120スピード』が採用されています。アルゴリズムの最適化とLEDバックライトの制御で、残像感を押さえクリアな映像を再現します。
音にもこだわっており、音声を前方へと導いてくれる『FRONT OPEN SOUND SYSTEM』を採用しています。クリアな聞き取りやすい音声を再現しています。
聞き取りやすくする音質補正技術『Eliex PRISM』『VIR Filter』を採用しています。LC-4T-C40AJ1は、高音質なサウンドを提供してくれます。
節電効果も高くなっています。消費電力を押さえたままで画面の明るさをアップする『ハイブライトネス』を採用し、地上デジタル放送やブルーレイソフトも明るい上にクリアな画像で再現します。
④三菱電機(Mitsubishi) LCD-40ML8H
直下型LEDバックライトとDIAMOND Engineでクリアな映像表現を可能にした三菱電機の4Kテレビです。
三菱の超解像技術である『DIAMOND HD』により、低解像な映像をアップコンバートして、オリジナル映像のぼやけたところを自動的に補正します。エッジの際立った高精細な映像に再現します。
もちろん、音にもこだわっています。
小さな音でもはっきりと聞こえる『音ハッキリ機能』を搭載しています。三菱電機のほこるDIATONE技術を取り入れています。
『DIATONE サラウンド2.0』で、ステレオ音声をワイドな広がり感のあるサラウンドに変換します。
『DIATONE リニアフェイズ』で画面がスピーカーのように感じられる臨場感を生み出します。
『DIATONE BASS』で臨場感のある豊かな低音で、サウンドに厚みを与えます。
『DIATONE HD』で、デジタル圧縮された音を原音に近い音声に補正します。
インターネットに接続すれば、アクトビラやTSUTAYA TVなどを楽しめます。
そのほか、三菱電機のテレビの特徴である『オートターン機能』もついていますし、SDカードスロットもあります。
まとめ
今回は、40インチの液晶テレビについて紹介しました。
40インチ液晶テレビは、価格帯が非常に広く5万円を切る低価格モデルから、10万円以上の高価格帯モデルまでいろいろあります。
画質も、通常のフルハイビジョン画質の製品から、4K画質のテレビまでいろいろ選べます。
迷ってしまうかもしれませんが、種類が多いということは、ご自身のライフスタイルにあったテレビを選べるということでもあります。
予算だけでなく、どのような映像コンテンツを楽しみたいのか、インターネット動画配信サービスも利用したいのかといった使い方も含めて、お選びになるといいでしょう。