【液晶テレビ】各メーカー比較したら65型と55型でかなりの差が【置けるなら65型おすすめ】

もしご自宅に設置が可能なら65型のテレビを買った方が満足度が高いのでその理由とポイントを解説していきます。

いらっしゃいませ、家電の虎です。

去年くらいからですが55型と65型で機能に大きく差をつけているモデルが多く登場しています。

特に東芝のZ875とZ870はかなりの差があったので驚きました。

そこで今日はなぜ65型以上が推奨なのか、その理由と各メーカーのポイントをお伝えしていきます。

動画もありますのでよかったらご覧ください!

65型以上の液晶テレビがおすすめの理由

 

さっそくですが、なぜ65型以上の機種がおすすめなのか?は、

『65型以上のサイズじゃないと製造・発売されていないラインナップが存在するから』

です。

のちほどご紹介しますが、液晶テレビにおいては65型以上じゃないと、メーカーの最上位モデルが存在しない事もあるんです。

お客様が

「せっかく買おうと思っている大型テレビ。長く使うなら、キレイな機種が良いなぁ・・・」

なんて考える時には、最上位モデルまでいったん選択肢に入れませんか?

そんな時にカタログを見てみると、最上位機種には55型以下が存在しない!?

なんて事に驚くことになるわけですね。

じゃあなんでそんな事になっているのか?

考えられる理由は、主には2つほどあります。

  • 売上単価・利益のUPの為、魅力的な高機能モデルを大型でのみ展開しよう
  • 有機ELテレビが普及すれば、大型液晶テレビの販売台数が減少するかもしれない

って、メーカーの考えではないでしょうか。

1つめのポイント

1つ目の、『売上単価・利益のUPの為、魅力的な高機能モデルを大型でのみ展開しよう』に関しては、小型テレビでは売り上げも利益も確保が難しいという面があると思います。

15年くらい前の地デジスタート時から考えると、テレビ本体の価格の下落はすごいものです。

昔なら高い機種は「1インチ=1万円」なんて言われた時代の場合、40型で40万円。

僕も37型を23万円くらいで購入しました。

けど、今や40型くらいならだいたい10万円もあれば選択肢多いですよね?

安い海外メーカーも増えてメーカー間の価格競争も大変そうです。

実際、テレビ業界から撤退していった国内メーカーも多いです。

そんな中、4Kテレビが主流になり、55型・65型以上の大型が一般的になってきているので、65型以上の機種に『高機能』という付加価値をつけることによって販売台数を伸ばしたいんだと思います。

「せっかく買うなら・・・って真剣に考えてるなら、65型にしちゃおうか!」

ってお客様も実際いらっしゃいますしね。

2つめのポイント

2つ目の、『有機ELテレビが普及すれば、大型液晶テレビの販売台数が減少するかもしれない』ですが、こちらはそのままの意味ですね。

有機ELテレビの価格も3年前より落ち着いてきて、だいぶん購入されるお客様も増えました。

55型以上を購入する際に、有機ELテレビを選ぶ方の割合が増えたってことですよね。

で、店頭で実際にあるのが、「液晶65型と有機EL55型を悩む方」や「液晶75型と有機EL65型を悩む方」ですね。

これ、価格が近くって悩んじゃうってパターンですね。

「できるなら大型が欲しいけど、画質が良いなら有機ELもいいな・・・」って事で悩まれる方って一定数いらっしゃいます。

ぼくも、画質であれば有機EL推し派なので気持ちはよく分かります。

そんな時に、従来の液晶テレビよりキレイな機種で大型だったらどうでしょう?

気持ちの落としどころとしては、ちょうどいいかもしれませんよね。

液晶テレビ < 高機能液晶テレビ <有機ELテレビ

って感じならって感じですね。

特に、今年2022年は、量子ドット・miniLEDを搭載したテレビも国内メーカーからの発売も増えました。

65型以上で高画質な液晶テレビが増えれば、買い物の選択肢が増えるのでメーカーとしては大型を普及させやすいんじゃないでしょうか。

家電量販店の店員目線では、それらの理由が65型以上でのみ最上位モデルを発売している理由じゃないかと思っています。

実際の機種比較

 

それでは、実際にどんな機種が65型のみで発売されていて、どれくらい機能的に違っているのかご紹介いたしますね。

東芝・55Z870L 65Z875L シリーズ

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1つ目のとしては、今年注目度の高い東芝の870/875Lシリーズです。

量子ドットシートとminiLEDを採用したモデルですね。

主な違いを表にしました。

875L870L
サイズ展開65型、75型55型
エンジンレグザエンジンZRαレグザエンジンZRⅡ
自動映像調整機能おまかせAIピクチャーZRαおまかせAIピクチャーZRⅡ
ノイズを抑えた高精細★AI ナチュラルフォーカステクノロジー

地デジAIビューティーZRα

ネット動画AIビューティーZRα

地デジAIビューティーZRⅡ

ネット動画ビューティーZRⅡ

自然で豊かな広色域美肌AIフェイストーンZRα

64色軸リッチカラーイメージコントロール

美肌フェイストーンZRⅡ

 

カタログスペックでの比較で最大のポイントとしては、テレビの頭脳というべきエンジンが全く違う点です。

東芝が約3年かけて開発したという新エンジンの『レグザエンジンZRα』を、65型、75型の875Lシリーズにのみ搭載していますね。

どちらのシリーズも、量子ドットシートとminiLEDという新しい試みで、テレビとしての明るさと色彩表現が格段にレベルアップしています。

ただ、それらの仕組みを高性能レーシングカーに例えるなら、ドライバーであるエンジンが違う事で画質が変わってくるんです。

F1のレースでも、レーシングカーだけでなく、ドライバーの運転技術でも差が出るのと同じですね。

同じ車に乗っているのに、それを操縦するのが猛特訓した超天才ドライバーと天才ドライバーって感じでしょうか。

特に『AI ナチュラルフォーカステクノロジー』は、人間なんかの被写体と背景を識別して、適した映像処理で奥行き感や立体感を表現してくれる機能です。

明るくて、色合いがキレイで、精細感もあって、さらに奥行き感や立体感を出すってこだわりが満載です。

レグザはもともと地デジの映像をキレイに補正したり、人肌を自然な感じに映してくれたりがすごく得意なんですが、それがさらに進化しています。

65型以上の875Lシリーズは、他にも『バリアブルフレーム超解像』や『AI HDRオプティマイザーZRα』など画質に関わる部分が強化されているので、液晶テレビの最高峰を楽しみたいってお客様は65型以上を選ぶのがおすすめです。

もちろん従来の機種からすれば、だいぶんグレードアップしていますが、それでも今年の液晶テレビで1番気合が入ったモデルとしては、65型以上の875Lシリーズで間違いないと思います。

なお、それ以外のスピーカー性能やレグザ特有のタイムシフトマシン性能など、画質以外の部分は変わりません。

55型の画質に十分満足できるよって方は、55型の870Lシリーズでも大丈夫ですよ。

ソニー・X95K X90K シリーズ

2つ目としては、ソニー初のminiLED搭載液晶のX95Kと従来通りのX90Kですね。

ソニーも液晶のトップモデルは、量子ドットシートとminiLED搭載となっています。

メーカーの大人の事情でカタログ表記はできないけど、量子ドットは採用しているそうです。

こちらもカタログスペックでの違いを表で簡単にまとめますね。

X95KX90K
サイズ展開65、75、85型50、55、65、75、85型
バックライト制御XRバックライト マスタードライブ直下型LED部分駆動
斜め見てもキレイエックスワイドアングル無し
低反射エックスアンチリフレクション無し
スピーカー実用最大出力60W20W(50型)

30W(55型以上)

ソニーは、違いが分かりやすく、主に4つのポイントですね。

miniLEDを活用するためのバックライト制御、広い視野角、画面映り込みの低減、音の迫力とハッキリしています。

まだ、この動画がアップされる時点では、X95Kは店頭に並んでいないのですが、旧モデルにあたるX95Jは継続モデルとして店頭にあります。

エックスワイドアングルでの広い視野角と、エックスアンチリフレクションの低反射は、そちらで確認できますよ。

純粋に、キレイで見やすいってのが大きく差別化されています。

お客様によっては、「複数人で見るから大型が欲しいんだ」って方だと、多少斜めから見る人も出てくると思います。

そんな時は、広い視野角を持ったX95Kの、『見やすい』はけっこうおおきな違いに感じるかもしれませんね。

正直、低反射・広視野角に関しては、全く!違いますというレベルです。

スピーカー面では、X95Kにはサブウーファーも搭載されて、音の迫力自体が増してます。

テレビ見る時に、スピーカーを別売りの物を接続せずになるべく良い音で聞きたいって方におすすめのポイントになりますね。

ソニーに関しては、以上の4つの点を違いとして店頭で見比べていただければいいと思います。

ハイセンス U9H U7H シリーズ

3つ目のハイセンスも分かりやすく機種が分けられています。

U9Hシリーズは、量子ドットとminiLED搭載のハイセンスの最上位モデルです。

それ以外の違っている部分だけ表にしています。

U9HU7H
サイズ展開65,75型43,50,55,65,75,85型
輝き復元輝き復元pro無し
バックライト制御ローカルディミングpro直下型LED
スピーカー実用最大出力70W40W

2つのシリーズについて、映像エンジンや映像処理能力については同じ機能を搭載しています。

見比べていただければよく分かるんですが、U9Hシリーズの方が明るさや色の豊かさがハッキリ上だと分かります。

そんなminiLEDのおかげで、星や照明などをさらに明るさを引き上げてきらめきを表現する『輝き復元pro』。

従来よりも小さいLEDのおかげで明るい所と暗い所をより細かく制御できることで、映像にメリハリと奥行き感が出ています。

スピーカーに関しても、最近流行りの上向きイネーブルドスピーカーを足して、立体感を増したものに仕上げています。

お求めやすいメーカーという印象のハイセンスも、量子ドットとminiLEDのおかげで高画質化が進んでいます。

他メーカーと比べても安く、お買い得感がすごいので、ぜひ店頭で見比べて欲しいです。

では、あと2つ。番外編という事でシャープとパナソニックについてご紹介しますね。

シャープ・DX EU シリーズ

シャープは、比較的65型以上じゃないと、って差をつけていないメーカーです。

比較的、どのモデルも幅広いサイズで展開しています。

唯一、65型以上でないと発売していないのは、8KモデルのXLED DX1シリーズですね。

XLEDは、他社に先駆けて展開している量子ドット・miniLEDモデルの事です。

これは比較するとあまりにも違いすぎるんですが、ひとまず表にまとめますね。

比較対象は、液晶4Kテレビでも上位の『EU1シリーズ』とします。

DX1シリーズEU1シリーズ
サイズ展開65,75,85型55,65型
パネル8K(低反射、広視野角)4K(低反射)
画像エンジンMedalist Z2X

8Kアップコンバート

Medalist S3

4Kアップコンバート

明暗表現・高コントラスト技術アクティブminiLED駆動

フレアブライトネス

アクティブLED駆動

リッチブライトネス

スピーカー70W 8個70W 11個
ネットワークAndroidTVGoogleTV

GoogleDuo 対応

表で比較すると、差が出すぎたのでちょっと面白くなってしまったのですが、XLEDはシャープの大本命機種なので仕方がないということで。

8Kパネルなので、地デジなんかのアップコンバート機能はよく効いて精細感のある滑らかな映像になっています。

弱点としては、8Kのコンテンツがまだまだ少ない点でしょうか。

それでも、量子ドット+miniLED+8K=現在の最新技術山盛りみたいな事になっています。

まぁ、65型とかの大型じゃないと、8Kの解像度も分かりづらいって意見もあるので妥当なラインナップなのだと思います。

唯一、EUシリーズにしかない点は、Googleテレビに進化したのと、ビデオチャット機能のGoogleDuoですね。

ここは、最近発売したモデルだからの強みですね。

シャープに関しては、8K高画質にこだわらず4Kであれば、55型にも最上位機種があるのは良い点だといえますよね。

最後!パナソニック!

最後は、パナソニックです。

残念ながら、パナソニックに関しては、画質や高機能と言えるモデルは『LX950』シリーズしかありません。

55型、65型、75型で展開しているので、選びやすくはなっているものの、今年のトレンドである量子ドットやminiLEDには全く触れていない状況です。

有機ELテレビの『LZシリーズ』が昨年よりもしっかり進化して登場しているだけに、液晶テレビで大きなレベルアップが無かったのは残念とも言えますね。

それでも、「パナソニックが好きだ!」って方や、「最上位モデルまではいらないけど、中堅モデルで良いやつないかな?」って方には十分おすすめできる性能です。

価格もそこまで高くないので、ある意味独自路線を突き進んでいると言えると思います。

まとめ

本日の動画のまとめになります。

今回は、置けるなら65型以上をおすすめする理由をご紹介しました。

特に今年は、『量子ドット・miniLED』の2つが国内メーカーでも幅広く搭載され始めたこともあり、高画質・高機能化が進みました。

テレビの性能がより細分化されていく中で、メーカーごとの考え方も変わっていくんでしょうね。

せっかく買うテレビ。長く使うなら良い物が欲しいって思われるなら、65型を選択肢に入れて考えてみるのも良いんじゃないでしょうか。

本日はここまでになります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします。

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