ドラム式洗濯機は毎年9月前後に新製品が登場するのですが、東芝で2021年モデルが発表になりました。
正直、スペックや詳しい内容を知れば知るほど欲しくなるモデルになっています。
そして発売前には全国で予約販売が出たほどです!
Panasonicや日立など他メーカーが気になっている人やこれからドラム式洗濯機の購入を検討している人は必見です。
今回はこちらの3テーマ解説していきます。
- 東芝TW-127XP1の詳しい内容
- 東芝のその他2021年モデルの紹介
- どんな人に東芝がおすすめなのか?
東芝TW-127XP1の詳しい内容
外観
ドラム式洗濯機って、置き場所が広くないと置きたくても置けないんですよね~…。
そんな置き場所問題で、今までドラム式を買えなかったお客様に朗報です。
前年モデルでは750mmあった奥行が、TW-127XP1は720mmと30mmも小さくなりました。
この寸法なら、奥行の内寸が520mmの防水パンにも置けます。
それでも洗濯容量は変わらず12㎏の洗濯乾燥7㎏。共働きのご家庭が多いからこそ、洗濯ものが溜まりがちな現代にあった大容量ドラム式洗濯機になっています。
デザインはこれまで以上にシンプルになっていますが、カラー展開は前回と同じ2色。
ベーシックなグランホワイトと高級感あるボルドーブラウンです。
この見た目がとてつもなくカッコいいので、来店されたお客様が必ず足を止めて見入っています。
最近は「家具・家電を落ち着いた色で揃えたい」というお客様の声を反映した、黒・茶色系の家電が増えていますので、デザイン重視のお客様にもおすすめです。
またデザインがシンプルになっても、使いやすさがアップしているのもTW-127XP1の魅力の1つです。
これまでも搭載されていたタッチパネルですが、インチアップしたことで文字がさらに見やすく、操作もしやすくなっています。ちなみに7.8インチで業界最大のサイズになります!
パネルが大きくなっただけではなく、配置自体も人間が見やすい角度といわれる30°にしているんです。人間工学というやつみたいです。
メーカーのこだわりがすごくて、2020年モデルと比べるとかなり見やすくなっています。
機能
洗濯の進化点
従来の東芝の洗濯機は「ウルトラファインバブル」というとっても小さい泡で、服の繊維と繊維の間に入り込んで汚れを落としています。
泡が大きいと繊維の間に入り込めないので表面の汚れしか取れないんですが、ウルトラファインバブルは繊維の奥にある汚れも落とせます。
今回の新型TW-127XP1は「ウルトラファインバブル」に「マイクロバブル」を加えて、2種類の泡で汚れを落とします。
ただ「ウルトラファインバブル」で汚れを落とすことができても、落とした汚れは水中に漂ってしまう、、そうするとせっかく落としたのにまた衣服に付いてしまう可能性もあります。
それを防ぐのが「マイクロバブル」です!
ウルトラファインバブルよりも大きな泡ですが、浮いた汚れを再度つかないようにしてくれるため、今までよりも綺麗に洗えます。
この泡の力って本当にすごくて、布の黄ばみや黒ずみを防いでくれます。
さらに洗濯槽の洗浄も頻度が従来の半分になるので3、4ヶ月に1回の洗浄でも大丈夫なようです。
洗濯すれば汚れがしっかり落ちてメンテナンスの回数が減るのは最高な機能です。
しかも、皮脂汚れだったり醤油やケチャップなどのより頑固な汚れを落とすために、温水を使っています。
さらに銀イオンを含んだ抗菌水を使うので、部屋干しした時のあの嫌な臭いの元になる、菌の繁殖を防ぎます。
ちなみに、水洗いできないぬいぐるみやスーツなど、皆さんはいつもどうしていますか?
大抵の人はクリーニングに出すことが多いと思いますが、こういうご時世なのでなるべくなら外出は控えたいですよね…。
そんなときにもこのドラム式洗濯機TW-127XP1は、UVと温風で除菌することができるのです。
さらにUVは、ドアの内側にあるガラスで吸収されるので、洗濯機の外には漏れない設計です。
毎日帰ってきた後にスーツや帽子を、お子様が遊んだ後すぐにぬいぐるみを除菌することができます。
UVのコースは2つあり、洗濯乾燥までやるなら『UV除菌洗乾コース』、スーツやぬいぐるみなど自宅での洗濯をしづらい物には『UV温風除菌コース』があります。
前述でもお伝えしたように、UVは内側のガラスに吸収されるのでドア越しに覗いても問題はないのでご安心ください。
乾燥の進化点
昨年モデルに比べて、TW-127XP1は乾燥した風が通る乾燥風路を広くしたことで、たくさんの風を当てる事ができるようになっています。
外観はコンパクトになりましたが洗濯槽は大きいままなので、たくさんの風を当てて素早く乾燥できます。
ところで皆さんの中で、ドラム式洗濯機で乾燥させるとゴワつくのでは?と思っている方もいるのではないでしょうか?
それは違います。素早く乾燥させられますが、これまで主流だったヒーター乾燥とは違って、ヒートポンプ乾燥は温風の温度が低く優しい風です。
なのでふんわり仕上がります。
ただし他メーカー、日立のヒートリサイクル乾燥は、デメリットがあるので注意が必要になります。
詳しくはYouTubeで紹介しているので、時間があるときにぜひご覧ください。
またTW-127XP1には、スピード仕上げのコースが追加になりました。
少量なら、洗濯から乾燥までがなんと約45分!
「Yシャツ洗い忘れて今日着ていく分がない!」という緊急事態、人生に一度は経験ありませんか?
TW-127XP1なら、もうそんな思いをせずに済みますね。
「少量45分コース」は1㎏まで可能です。
注意点としては、洗剤はすすぎ1回の時短洗剤を使ってください。
少量で早いのは確かにありがたいんですが、僕的には7kgで約97分という激早乾燥がとてもいいなと感じました。
パナソニックだと6kgで同等の時間なのでここは東芝の勝利なのは間違いありません。
お手入れ機能
どの家電を使っていてもそうなんですが、一番面倒な事といえばお手入れかと思います。
特に洗濯機はフィルター掃除が必要です。
ドラム式洗濯機にもなると、排水フィルターに加えて乾燥フィルターも定期的なお掃除が必要です。
東芝のZABOONなら、振るだけ・ボタンを押すだけでいいんです。
フィルターをお掃除するときって、溜まった糸くずをつまんだり古くなった歯ブラシで取り除いたりしていたかと思いますが、すごく面倒ですよね。
東芝はその手間に注目して、排水フィルターはゴミ箱に持っていってフィルターを振るだけで溜まった糸くずが落ちる仕組みに、乾燥フィルターは横に付いた黄色いレバーを押すだけで綿ごみが取り出せます。
さらにTW-127XP1は熱交換器の自動洗浄を追加しています。
買った頃より乾燥がしっかりできなくなったと感じた事ありませんか?
その原因が熱交換器の糸くず汚れなんです。
熱交換器に糸くずがつくと、熱が空気に伝わりづらくなります。
TW-127XP1には、熱交換器に付いた糸くずを自動で洗い流してくれる機能が追加されました。
この機能が追加された事で、使い続けても乾燥効率が落ちにくくなり、しっかり乾きます
洗浄と言えばもう1つあります。
乾燥フィルターの下の部分にかなり埃が溜まるので、なんと乾燥ダクトも自動洗浄機能が搭載しています。
洗濯時の給水を利用して糸くずを水で洗い流すというやつです。
2箇所の洗浄機能が付いている事で、きっと他メーカーよりも乾燥の精度が維持できるのだと思います。
スマホ連携
今、家電のスマホ連携がかなり進化しているってご存知ですか?
洗濯機も例外ではなく、スマホで洗濯開始や終了のお知らせを受け取れるようになりました。
料理や仕事に熱中していると洗濯していた事を忘れて、終了したことに気づかない時ありませんか?
特に洗濯機は脱衣所に置いてあることが多いため、脱衣所の扉を閉めて別の部屋で作業していると終了の音に気づきにくいですよね。
他にも、洗濯物は洗濯機に入っているけど、スタートボタンを押し忘れてしまい外出先で気がついた、、なんて経験をされた方もいるのではないでしょうか?
そんなとき、スマホ連携が役立ちます。
作業中でも、洗濯終了のお知らせがスマホに通知で来たら、気づくことができますよね?
TW-127XP1は洗剤・柔軟剤の自動投入も付いてますから、スタートボタンを押し忘れてもスマホアプリにあるコースを選んでスタートボタンを押すだけで、遠隔で操作できるんです。
TW-127XP1をスマホで操作するには、東芝の『IoLIFE』というアプリをインストールすることが必須です。
家事は楽したもんがちですから、スマホアプリでできることは任せて、少しでも自分時間を作りましょう!
東芝のその他2021年モデルの紹介
東芝の2021年モデルのドラム式洗濯機は全部で3機種あります!
ご紹介した最上位モデルであるTW-127XP1と、ハイスペックモデルのTW-127XH1は今年2021年9月に発売予定です。
洗濯9㎏、乾燥5㎏のレギュラーモデルであるTW95GM1は8月に発売予定となっています。
この2つについても解説していきますね!
TW-127XH1は温水は使いませんが、ウルトラファインバブルを洗濯槽内にある2本のシャワーで大量に洗濯物に当てて、浸透させて汚れを落としやすくします。
TW-127XP1同様、抗菌作用バツグンの銀イオンをたくさん含んだ洗濯水なので、お洗濯のたびにお洋服を抗菌してくれます。
ヒートポンプ式乾燥なので、TW-127XP1同様ふんわりとした仕上がりになりますよ!
乾燥ダクトは自動でお手入れしてくれますし、乾燥フィルターもワンプッシュで糸くずに触れることなくお手入れできます。
カラーはグランホワイトの1色のみです。温水洗浄ないなら風呂水ポンプは搭載しているんだろうなと思ったらまさかの非搭載でビビりましたね!
一方のTW95GM1はメガシャワー洗浄という技術で、洗浄液を洗濯物に浸透させることでしっかりと汚れを落とします。
TW-127XP1同様、銀イオンを含んだAg+抗菌水を使うので、洗うたびに菌の増殖も防いでくれますよ!
前のモデルと比較すると、「除菌脱水コース」を追加した点が大きな変更点です。
どういうコースかというと、温風を当てながら脱水プラス除菌ができるんです!
ヒーター方式の乾燥なので、ヒートポンプ式のTW-127XP1と比較するとカラッとした仕上がりになります。
正直、ヒートポンプ式のTW-127XP1ないしはTW-127XH1の方が、布地を傷めずふんわりと仕上げることができます。
ただし、除菌力は負けず劣らずのスペックですので、コスパ良しのドラ洗には間違いありません!
扉を開けるのはボタン式なので、洗濯もので手がふさがっていたとしてもかんたんに開けられますよ。
カラーはTW-127XP1同様、グランホワイトの1色のみです。
どんな人に東芝がおすすめなのか?
「ドラム式洗濯機が欲しい!」と思っても、沢山あってどれが自分に合っているのか選ぶのが難しいと感じる方も多いと思います。
東芝のドラム式洗濯機は、早朝や夜間に洗濯をされる方、操作が簡単で使いやすい物をお探しの方におすすめです。
東芝の洗濯機は、縦型もドラムも静音性に優れているんです。
昔、住んでいた家が屋外に洗濯機を置くタイプの賃貸だったので、ご近所トラブルを避けるべく、数あるメーカーの中でも音が静かな東芝の縦型洗濯機を使っていました。
東芝の洗濯機は特に洗い中は「本当に洗濯してるの?」って思うくらい静かです。
ドラム式洗濯機も静音性を重視している東芝独自のモーターと、クッションが入っているから、洗い中の音は図書館よりも静かです。
集合住宅に住んでいる方や、時間問わず洗濯したいという方にピッタリなドラム式洗濯機です。
また使いやすいドラム式洗濯機なら東芝といいましたが、タッチパネル式のドラム式洗濯機は東芝以外にもたくさん出ています。
しかし、ここまでディスプレイが大きくて見やすいのはダントツで東芝です。
これまで別メーカーのドラム式洗濯機を使っていた方や初めてドラム式洗濯機を使う方でも、簡単に操作する事ができます。