パナソニックが新型の全自動洗濯機、2019年モデルを発売。
お店に到着して、第一印象はなんだ、そこまで変わってないじゃんと思ったが、メーカーの営業から話を聞いたら実はマイナーチェンジではなくフルモデルチェンジだったのだ。
カタログやメーカーのサイトではあまり進化が分かりづらいので家電量販店の店員がパナソニックのここがすごい!ここが大きく変わったところを詳しく紹介していこう。
今回紹介する全自動洗濯機はNA-FA100H7、NA-FA90H7、NA-FA80H7の3機種になる。7kgのNA-FA70H7は変更点がない。
パナソニック NA-FA100H7、NA-FA90H7、NA-FA80H7
デザインは大きな変化はないが、よく見ると細かいところが大きく変わっているのだ。そこをしっかり紹介していこう。
2019年パナソニック全自動洗濯機の大きな特徴
泡洗浄
NA-FA80H7 洗剤・柔軟剤ケース
パナソニックの泡洗浄を語る前にこの洗剤・柔軟剤ケースを紹介しておこう。
これは洗濯槽の上部真ん中に配置しているのが、これが泡洗浄を作るための大事な部分。そして便利なケースなのだ。
汚れたら外して丸ごと洗える。
ケースが一箇所の集約されることにより、毎回の洗剤と柔軟剤の投入が簡単。日立の場合は洗剤と柔軟剤の場所が別々なので面倒な人もいるだろう。
操作パネル
NA-FA80H7 ホワイト 操作パネル
パナソニックは全メーカーの中で唯一の操作パネルを上部に配置しているのが大きなポイント。
そして2019年モデルは2018年モデルと比較してすごくすっきりしたデザインに変わった。段差や凹凸がないフラットデザインになった。
操作ボタンも大きく変わり段差がなくすっきりしている。ただ実際に触ってみると少し押しづらいのが気になるところ。
慣れれば問題はないだろう。
コースも豊富で困ることはないだろう。また、洗濯機は最近ドラム式でも縦型でも子供の事故が増えている。チャイルドロックはうれしい機能だ。
もちろん、風呂水の使用もでき冬などの寒い水温の時や頑固な汚れを洗濯する時に重宝するだろう。
2018年モデルと比較して高級感やスッキリした印象を与えるデザインになっっているのが2019年モデルになる。
中が丸見えな天板
日立も東芝もシャープもなんでこれにしないか不思議だが、パナソニックの全自動洗濯機は透明のクリアパネルになっていて中が丸見え。
みなさんはこんな風に考えたことはないだろうか?
・毛布など洗濯をしてちゃんと中で回っているか
・衣類を大量に入れすぎてちゃんと中で洗濯ができているか
こんな風に考えたことがある人は少なからずいるはずだ。私は自宅にある毛布を洗うので天板が透明だときっと見るにちがいない。
パルセーター
これ、なんでサイトや他の記事を探しても紹介がない。パルセーターが変われば洗浄力が大幅に変わるのに不思議でならない。
まずは画像を見てもらいたい。
NA-FA80H6のパルセーター
まずは旧型のNA-FA80H6の画像になる。
NA-FA80H7のパルセーター
新型がとてもすっきりした形状になっているのがわかる。形状の変化で何か変わったのか?
衣類が上下にしっかり混ざり合うようになったのだ。去年と今年の機種で洗濯した動画を見たのだが圧倒的に違うのだ。
去年の型落ちモデルは洗濯槽の下にある衣類は洗濯が始まっても上に上がらないのだ。だが、新型モデルは衣類が上下にしっかり移動している。
衣類の汚れ落ちがバランスよくなると同時に、衣類全体の洗浄力が格段にアップしている。また洗剤もしっかり洗濯槽の全体に行き渡るということにもなる。
間違いなく洗浄力は大幅にパワーアップしているだろう。
そしてこのパルセーターの進化で新機能の”パワフル立体水流”という機能ができたのだ。
洗剤の力を最大限に生かす”泡洗浄”と二段階シャワーで水の力を最大限に生かす”2段階シャワー”と機械の力を最大限に生かす”パワフル立体水流”で頑固な汚れとおさらばだ。
洗濯コース
・おまかせコース
・パワフル滝洗いコース
・フレグランスコース
・わたし流コース
・パワフル滝すすぎコース
・毛布コース
・おうちクリーニングコース
・泥汚れつけおきコース
・槽洗浄コース
お気付きの方もいるかと思うが、どの世帯の方でも対応できるコースになっているのと、わざわざクリーニングを出さなくてもいいようになっているのだ。
今までクリーニングにだしていた衣類を我が家で洗濯ができる。節約にもなり家計にやさしい。
2019年から追加になったのが、パワフル滝すすぎコース。実はこれ日立のビートウォッシュの完全パクリ。
対抗して追加した機能なのだ。
内容としては、すすぎが1、2回だと衣類の繊維に実は洗剤が残っているから大量の水を使用して徹底的に洗剤カスを排除しようという機能。
水道代がとてつもないので恐らく、ほとんどの人は使用しないかなと。実際に日立を購入したお客様に同様に機能を使用したか聞いても、使った人をきいたことがない。
パナソニックの全自動洗濯機を購入する人は?
パナソニックの洗濯機は日立のビートウォッシュと同じくらいの大人気の洗濯機。ではどんな人が実際に購入しているのだろうか?
おしゃれな洗濯機がほしい人
デザインに関してはダントツでパナソニックの洗濯機がおすすめ。東芝のザブーンもとてもおしゃれになるが洗浄力で比較をして最終的に東芝を選ばないことが多い。
全自動洗濯機、洗濯乾燥機、ドラム式洗濯機どれをとってもバランスがよく、どんな人にも好まれるデザインという印象だ。
特に若い世帯には人気。家電も家具と同じでおしゃれなものを探す人が増えているのだ。
洗浄力が高い洗濯機がほしい
パナソニックの洗濯機といえば泡洗浄!
洗剤を有効活用して衣類の汚れを落とすのは洗濯機の中でももっとも重要な機能になる。やはり日立と悩んでいるお客様が多いけどね。
日立とパナソニックは購入したお客様から洗浄力で不満や苦言を言われたことはないのでやはり良いものなのであろう。
操作性が高い洗濯機がほしい人
パナソニックは他のメーカーと比較して使い勝手が評判が良く口コミもいい内容が多い。
操作性が高い理由はいくつかある。
・洗剤・柔軟剤ケースが一箇所でわかりやすい。
・糸くずフィルターが大きくて使いやすいし頑丈
・天板が透明で洗濯中の状況が一目でわかるようになる
・洗濯コースが豊富で自宅でほとんどの衣類の洗濯が可能
・洗濯終了後に衣類にからみをほぐしてくれる
・操作パネルが手前ではなく奥に配置
使い勝手は間違いなく業界トップクラス。私も自信をもってお客様に提案ができる。店員が説明しやすいということは機能がしっかりしている、使い勝手が良いなどにもつながるということだ。
パナソニック全自動洗濯機の口コミと評価
ネットで見れば口コミと評価は簡単にわかるが、せっかく店員をやっているので実際に購入したお客様からの声をお伝えしていこう。
(40歳・女性)
家族4人で10kgを購入して使用していますが、実際に購入をして使い勝手がとても良く楽ができています。
また衣類の出し入れがとても助かっています。操作パネルが上にあるのはうれしいです。背が高いので手前にあると首を大きく下に曲げていたけど今は負担がない感じです。
(30歳・男性)
今まで妻が洗濯担当でしたが、共働きになるので私でも使える機種を探していたところパナソニックの洗濯機を購入。
どのくらいの衣類を入れたらわからないのでとりあえず洗濯をして上からちゃんと動いているか見ながらコーヒー飲んで待ってます。
もう少し慣れてきたら衣類に合わせたコースを試したいと思います。
(20歳・一人暮らし女性)
一人暮らしで買い替えで安い洗濯機を探していたけど店員さんに進められて、NA-FA70H6を購入。
以前の5kgの機種よりも電気代も水道代が安くなっている。容量が増えたから週に1回の洗濯になったので結果的に購入してよかったです。
(60歳・女性)
洗濯乾燥機を使っていたが壊れたから買い替え。
乾燥は微妙と聞いて、除湿機や浴室乾燥機を使用することにし全自動洗濯機を購入したが正解でした。
衣類の痛みや縮みが少なくなった気がします。
旧型が残っていれば超ラッキー
メーカーでは生産は終わっているが実はまだ在庫が残っているお店はある。
今回確かに大きく進化はしたが、旧型が決して悪いということではないし、自信をもっておすすめできるモデルにはなっている。
洗濯機は型落ちがもっとも安く購入する方法だ。
また、洗濯機を安く購入したい人はこちらを参考にしてほしい。
洗濯機っていつが安いの?ってお店で接客をしているとよく聞かれる。また安い時期が過ぎてしまって来年また来るよというお客様もいる。洗濯機の安い時期は確かにある。でも家電量販店に行ってうまい値引き交渉をすれば年間で1番安い時期と同じような[…]
まとめ
今年のパナソニックの洗濯機は強い。
毎年、日立と大きく対応しているパナソニックだが、今回も売れ筋機種になるのは間違いないだろう。店員の私から見ても型落ちモデルよりも大きく進化している。
そして売りやすい(いいものだから)から販売台数も全国的に増えるはず。
その他の洗濯機の記事もあるのでぜひ見ていただきたい。