【2022年版】パナソニック縦型洗濯機の魅力とは?型落ちでもいいの?

いらっしゃいませ、家電の虎です!

パナソニックの2022年モデルなんですが僕個人的には結構パワーアップした印象です。

これから洗濯機を検討している人はぜひ参考にしていただければと思います。

まずどんな進化したのか、変更や追加された機能を紹介していきます。そしてどんなお客様にパナソニックの洗濯機がおすすめしていきます。

最後にパナソニック2022年モデルの気になる点と残念なポイントをお伝えしていきたいと思います。

動画はこちらになりますのでよかったらご覧ください!

パナソニック縦型洗濯機2022年の進化点

今回の進化ポイントは3つ。「次亜除菌コース」の登場と「自動投入機能」の追加、「スマホ連携」の追加です!
1つずつご紹介していきますね!

「次亜除菌コース」の登場

1つ目は「次亜除菌コース」が新搭載された点です。前モデルと比較して、もっとも大きな進化点といっても過言ではありません。

専用の錠剤を、本体のケースにセットし「次亜除菌コース」でスタートすれば、あとは洗濯が終わるのを待つだけ。

こんなに簡単なのに、これで部屋干ししたときの衣類や汗をかいたり衣類が濡れたりしたときに臭う、ニオイの原因菌を除菌してくれるんです!

次亜除菌コースには「次亜塩素酸」が使われるのですが、これって最近よく耳にするようになったと思いませんか?

同じパナソニックからは「ジアイーノ」が次亜塩素酸を使って空間を除菌する家電として出ています。

街中やスーパーの入り口などでも「手の消毒にご協力ください」という文言とともに次亜塩素酸水が置いてある光景が当たり前になりましたよね。

この次亜塩素酸はさまざまな菌に効果があるものになります。コロナ禍によって清潔を保つために色んな商品に採用されてきましたが、実はもともともっと身近な商品にも使われているものなんですよ。

代表的なものが哺乳瓶のつけおき洗いに使われる錠剤です。赤ちゃんが直接口にする哺乳瓶の除菌ですから、安全第一にしなくちゃいけないですよね!

こちらの「次亜除菌コース」に使われる専用の錠剤も、その哺乳瓶の洗浄に使われる錠剤と同程度の強さとなっています。

哺乳瓶以外には、お風呂の清浄剤も次亜塩素酸が使われているんですよ。

お風呂の清浄剤とは、お風呂の沸かし直しの際などに1錠入れれば水中の菌を除菌してくれるものになります。

ちなみに、今回の「次亜除菌コース」はこのお風呂の清浄剤がヒントになったのだとか!

専用の錠剤「N-Z1」は1箱20錠入りで販売されています。

各家電量販店やパナソニックのオンラインショップで495円、ワンコインで買えちゃうんですよ!

家の近くに量販店が無い!という方でも、ライオンケミカル(株)さんから出ているふろ水洗浄剤が代用できますのでドラッグストアでも購入できます。

小さなお子様がいらっしゃるご家庭だと、菌やウイルスにものすごく気を使いますよね…。そういったご家庭にはぴったりの洗濯機になるはずです!

ほかにもニオイの原因菌に作用するコースですから、ポリエステル製のユニフォームなどもしっかり洗えます。

そのためスポーツ好きな方にも向いていますよ。

この「次亜除菌コース」が搭載されている洗濯機はFW10K1、FA12V1、FA11K1、FA10K1、FA9K1、FA8K1の計6機種。

8㎏サイズから搭載されているので、少人数世帯でも選びやすいラインナップになっています!

「自動投入機能」の追加

次にご紹介するのは洗剤の自動投入機能搭載モデルが追加された点です。

洗剤の自動投入機能といえば、毎回のお洗濯で洗剤・柔軟剤の計量する手間が省けるほか、洗剤の入れすぎを防ぐことができます。

洗剤ボトルを置くスペースもなくせるので、エコで賢くお洗濯できるのが特徴です。

そんな洗剤・柔軟剤自動投入機能がとうとう10㎏・9㎏・8㎏にも搭載されました!

パナは今まで洗乾にはすべて自動投入機能を搭載していましたが、全自動モデルだと12㎏、11㎏にしか搭載されていなかったんですよね~。

その下の10㎏・9㎏・8㎏の搭載の要望がかなり多かったみたいで、今回はそれに応えて搭載したみたいです!

タンク容量は洗剤が450ml、柔軟剤が560mlと、12㎏・11㎏と比べるとやや少なめですがそれでも詰め替えパウチはまるまる収まる容量です。

大容量サイズはいらないけど自動投入機能は欲しい!」「自動投入機能を使ったことがない」というお客様にぜひ購入してほしい商品です!

ちなみに1つ目でご紹介した「次亜除菌コース」と「自動投入機能」、1つだけ共通している特徴があるんです。何かわかりますか?

実は「次亜除菌コース」が搭載されている機種はすべて「自動投入機能」もついている機種なんです!

店頭で「どれが気になってたんだっけな…?」と思ったら、この特徴を思い出してみてください。バツグンに探しやすくなるはずですよ。

「スマホ連携」の追加

3つ目は「スマホ連携」の追加です。とうとうやってきました、タテ型洗濯機でのスマホ連携機能!

実はこれまで、パナのタテ洗にはスマホ連携機能が搭載されていませんでした…。

日立やシャープのタテ洗にはすでに搭載されていたので今か今かと待っていましたが、ようやくパナソニックのタテ洗にも搭載されましたね。

パナのドラムで搭載されていた機能同様、「スマホで洗濯」アプリを使って出先からでもさまざまなことができるようになっています。

外からの洗濯予約や洗剤の注文はもちろん、エラー対応のサポートや使い方ガイドなども利用できますよ。

スマホ連携の機能は、お客様によっては「使いこなせないな…」とか「いらないかな」といわれがちな機能。

でも洗剤の自動投入と同じで一度使い始めるとその便利さに感動すること間違いなしです!

中でも使い方ガイドはあって損はないのではないでしょうか。

使い始めはまだ慣れていない部分も多いですよね。説明書で探すよりも使い慣れたスマホで探した方が断然便利ですよ!

使い慣れてきてもたまに「あれ、これどうすればいいんだっけ?」ってなるときありますよね。

そんなときにアプリを起動させればすぐに探すことができますよ。

また、洗濯終了の通知がアプリを通してスマホに届くようになっているので他の家事をしていても忘れず気づけるのが便利だと、お客様からおっしゃっていただいたこともあります!

新型タテ洗でスマホ連携に対応している機種はFW10K1、FA12V1、FA11K1の3機種になっています。

パナソニック縦型洗濯機の魅力

進化ポイントが分かったところで、パナソニックタテ洗の魅力について機能以外で3つ、触れていきます!

天板が透明

まず洗乾とノンインバーターのタテ洗は除きますが、それ以外のパナのタテ洗は天板が透明なデザインになっているのが特徴です。

これの何が良いのかというと、運転中でも洗濯中の様子を見ることができるんです!

お店に足を運ばれるお客様の中には、「洗濯中、中をみたいからフタが透明なのが欲しい!」というご要望を持った方も多くいらっしゃいます。

そういったお客様には絶対に刺さる商品がこの天板が透明なデザインなんですよ~。

また、自動投入機能を良く使うという方にもおすすめしたい特徴です。

何故かというと、フタを閉めたまま洗剤の残量確認ができるからなんです!

天板が透明でないタイプの洗濯機ですと中が見えませんので、洗剤タンクの確認はフタを開けないとできません。

それがパナソニックなら、フタを閉めたまま確認することができちゃうんです。

洗濯中に「あとどれくらい残ってたかな?」と確認したい場合でも、いちいち運転を停めなくて良いですし、さっと見るだけで確認できちゃうのが便利なんですよ~!

液ダレ防止

2つ目の魅力はFAシリーズ、タテ洗の全自動モデルのみの特徴になりますが自動投入タンク下の液だれ防止がすごい!という点です。

これは洗剤タンクを取り出してみるとわかりやすいんですが、液だれしてもジョイントの穴、つまり洗剤の投入経路の方へ流れ落ちるようになっているんですよ。

液だれした洗剤が広がりにくくなっているので、拭き掃除も楽なのがポイントなんです!

さらに投入経路の方へ落ちた洗剤は次回の洗濯で使われるので無駄がありません。

操作パネル

3つ目の魅力は「操作パネル」が手前ではなく、奥に配置されているという特徴です。

多くのタテ洗では、手前側に操作パネルがあると思いますがその場合洗剤が垂れて汚れてしまったり手を置いたときに誤ってボタンを押してしまったりすることが多いんですよね…。

操作パネルが奥にあれば洗剤が垂れて汚れることがないですし、誤操作も少なくなります。

加えて手前側のスペースを広く使うことができるので、その分投入口が広いんですね。

投入口が広ければ洗濯物の出し入れもしやすいので、多くのお客様から便利だと好評をいただいていますよ!

またパナソニックのタテ洗は奥に向かって高くなっているので、「奥だから操作しにくい」ということもありません。

これまでの技術と新しい技術がいい具合に組み合わさったパナソニックの新型タテ洗。

パナソニック縦型洗濯機デメリット

パナソニック縦型洗濯機デメリット

魅力は十分ご紹介できたと思いますので、最後にここはちょっと残念だな、気になるなという点を2つ紹介します。

ラインナップ現象…

1つ目は洗乾ラインナップが減ってしまったこと!!

21年度モデルのパナ洗乾は4機種でしたが今年は2機種に減っているんです。

ちょっと、いえ結構残念だな~と思いましたね…。

メーカーとしては洗乾のラインナップを減らした分ドラムに力を入れるとのことらしいのですが、設置スペースでタテ洗しか置けない場合などはどうすればいいの、と思っちゃいます。

全自動のラインナップに関しては8㎏モデルが自動投入と次亜除菌コース機能のあり・なしで1つラインナップが増えています。

日立や東芝では9㎏・8㎏の洗乾ラインナップがあるのでお客様によってはそちらのほうが選びやすいのでは?と疑問に思った点でした。

洗濯乾燥機 NA-FW12V1

2つ目はなにかと残念なFW12V1です。

実はFW12V1、洗剤の自動投入機能もIoTも次亜除菌コースもついていないんです!

これを聞いたとき思わず「えぇ!?」と声が出たほどです。

容量も機能もタテ洗のなかでトップになるはずなんですが、今回ご紹介した進化点すべて入っていないんですよ…。

本体幅は600mmと、ドラムと比較しても4mmしか変わらないので設置スペースとスペックを考慮しても、FW12V1まで検討されるのであればドラム式がおすすめですよということでしょうか。

ただ、パナソニックの洗浄力の要となる「温水泡洗浄」はついており、12㎏の大容量なのでまとめ洗いなどで容量重視!という方や、シンプルに使える洗濯機が欲しいというお客様には向いている機種になっています。

さらに新型タテ洗のなかで唯一「ナノイー」による除菌・消臭コースが搭載されているのがFW12V1。

除菌・消臭コースは水洗いできないぬいぐるみや頻繁に洗えないスーツなども手軽にケアできるのが便利なコースです。

中学・高校のお子様がいらっしゃるご家庭や喫煙者の方で制服やスーツをケアしたい!というお客様にはおすすめしたい洗濯機です。

それでも洗剤の自動投入機能は最低限つけてほしかった…!というのが本音です…。

まとめ

今回は22年度発売のパナソニックタテ型洗濯機の魅力についてまとめました。

やはり、他のメーカーとの差別化しやすい「次亜除菌コース」がいちばんの特徴と言えましたね。

FA12V1なら、次亜除菌コースも温水洗浄もどちらも選べるので、用途によって使い分けしてもいいですよね。

また全自動モデルの10㎏・9㎏・8㎏に自動投入機能が搭載されたのも個人的に大きな前進だなと思いました!

これまで10㎏以下の洗濯機ですとなかなか自動投入機能搭載の機種がなかったので、お客様の選べる範囲が広がりました。

スマホ連携もすっかりおなじみの機能となりましたが、パナとしてはじめてタテ洗に搭載したのも搭載していない機種との差別化が上手くできているなと感じます。

FW12V1は残念なポイントとして、今回紹介した進化ポイントが入っていなかったですが先ほど触れたように大容量でシンプルな洗濯機をお求めのお客様ならぜひ一度検討いただきたい商品です。

新型の発売がどんどん遅れてしまっている状況ですが、発売したらぜひこの記事を参考に良い1台を選んでくださいね!

最後までありがとうございました。

次回もよろしくお願いいたします。

2022年パナソニック縦型洗濯機の評判
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