洗濯機の中の洗濯槽の汚れってどうしてます?
洗濯槽が汚れている状態で洗濯をしても衣類は綺麗になりません。それどころか、見えない汚れがついて洗ったはずの衣類が更に汚れることもあります。
洗濯槽が汚れたままだと衣類の汚れに直結しますが、洗濯機自体の故障にも繋がります。こまめなメンテナンスが大事です。
洗濯槽クリーナーはどのくらいの頻度でやると思います?
メンテナンスをしないで故障するとどうなるか知ってます?
洗濯槽の清掃も大事ですが、外観も綺麗にしたいと思いません?
今回は洗濯機をとにかく綺麗にしていく方法、汚れの落とし方をお伝えしていきます。
洗濯槽の汚れの原因は?
家電量販店で勤務しているので、ほぼ毎日のように店頭、電話でお問い合わせをいただくのですが、まず件数の多い問い合わせからお話します。
衣類に黒い汚れが付着している。
衣類にゴミが大量に付着している。
ゴミがつまって排水ができなくなった。
こんな問い合わせがかなり多いのです。だいたいの原因はやはり洗濯機のメンテナンス、清掃をしていない。頻度が少なすぎるのが多いです。
洗濯槽以外にも糸くずネットや糸くずフィルターの交換をしていない。穴が空いてゴミをすくい取れない、脱水フィルターの清掃をしないで排水ができないなど、やはりやっていないというのが多いです。
洗濯槽クリーナーってどれがいいの?
洗濯槽クリーナーは酵素系と塩素系があります。この違いからまず説明していきます。
■洗濯槽クリーナー 酵素系■
P&G/アリエールサイエンスプラス 洗たく槽クリーナー250g
目安が1、2ヶ月に1回使用する時に使うクリーナーです。酵素系に含まれている過炭酸ナトリウムで汚れを浮かせます。
洗濯槽に含まれている菌は新品の洗濯機でも1ヶ月前後で汚れが発生しますのでマメに行うのがおすすめ。
■洗濯槽クリーナー 塩素系■
N-W1【税込】 パナソニック 洗濯槽クリーナー(塩素系) Panasonic [NW1]
酵素系よりも殺菌効果が強いです。半年に1回位の頻度でやってみる方にはいいかも。塩素なので何回も使うと洗濯槽が痛むと記載しているサイトやブログがありますが、そんなことはありません。
糸くずネット糸くずフィルターは細かく交換、洗浄が必要
引用http://kakaku.com/
糸くずで洗濯槽中の下の回転するパルセーターの中にゴミが入り排水ができなくなり故障ということが多いです。これも洗濯槽のメンテナンスと同様で日々の確認が大事ですね。
タテ型洗濯機だと糸くずネット、糸くずフィルター
ドラム型洗濯機だと糸くずフィルター、乾燥フィルター
と呼ばれていますがここの掃除をしっかりやらないと、本当に故障します。
タテ型の糸くずネットは各メーカーでサイズも形状も違うので、汎用品は少ないですがドラム式洗濯機のフィルターはだいたい同じ形状なので、汎用品で問題ないです。
ドラム式洗濯機用ゴミ取りフィルター(15枚組) WF-2491 (cecile セシール)
フィルターの上に被せるだけ。お風呂の排水溝の髪をとるフィルターと同じだと思っていただければ分かりやすいかと。
洗濯槽、糸くず、乾燥フィルターのメンテナンスをしっかりやれば故障を防ぐことができます。今まで意識していなかったらこれからやってみましょう。損はしませんよ。
[st-ad-post]清掃、メンテナンスをせず故障したら…
これ最近、増えているトラブルなんです。糸くずネットや洗濯槽の汚れって故障してメーカーが修理に来ると、いかにメンテナンスや清掃をしていなかったか一目で分かります。
メーカー側に過失があれば修理代は発生しないのが常ですが、お客様の使い方が原因で故障した場合は自己責任と判断されて、修理代が発生することがあります。洗濯機だけでなく他の家電でもあり得る話なので気を付けましょう。
そして、ここからがお客様VSメーカーのバトルが始めります。どちらもお金を払いたくないのです。それを仲裁、提案をするのが私です。お客様の味方をするのが大前提ですけどね。ただ、説明書にも清掃方法は記載されてますので一度確認してみてはいかがでしょうか。
洗濯機の周りも綺麗にする方法
洗濯機の外観で汚れが気になる場所。
洗濯機本体の底と排水溝の汚れですね。ホコリやゴミが入っても、簡単には掃除ができないのです。排水溝の穴が洗濯機の真下にある場合は更に難しいですね。ほっておくと排水溝も詰まって排水ができなくなることも。
洗濯機と床の間に隙間を作り掃除が簡単
排水溝の汚れを徹底的にとる
洗濯機の排水溝以外でも使用できます。ホームセンターで販売されているものよりも圧倒的な効果がありました。ゴミの詰まりも気になりますが臭いも問題です。これで詰まりも臭いも撃退できるのです。
今回、紹介したアイテムを使用しても汚れが落ちない場合は買い替えも視野に入れてもいいかと。
https://xs033034.xsrv.jp/sentakuki/
https://xs033034.xsrv.jp/d-sentakuki/
まとめ
洗濯槽クリーナー
酵素系なら月に1回から2回の頻度。
塩素系なら半年に1回の頻度で。
常に綺麗を維持したい方は酵素、たまにやる掃除でガッツリ汚れを落としたい方は塩素。塩素はしっかりすすぎ洗いしてから使用すること。
糸くずはマメに清掃、メンテナンスを。何もしないで故障した場合は修理代が自己負担の可能性もあります。
洗濯機の本体の下はかさ上げブロックを設置して隙間を作る。掃除がしやすく排水溝が真下にある場合でも簡単に掃除が可能。
排水溝はゴミの詰まりと臭いの発生を抑制のために排水溝のクリーナーを定期的に使用すること。
普段、洗濯機の掃除をしていなかった方はこの記事を読んだら少しでもやってみようかなと思っていただければ嬉しいです。
大きな出費が発生しない。衣類が綺麗を保てる。やる価値あります。
本日もありがとうございました。