いらっしゃいませ、家電の虎です。さて4月になりお買い得になるのが縦型洗濯機。
間違いなくこれからが最も安い時期です。だから買うなら今です。急にメーカーの方で生産終了になるからいつ無くなるかは僕ら店員でもわかりません。
もう7年以上使用している、以前から検討している。そんな人は今すぐお店に見に行きましょう!
そして今回は8kgという容量に絞っておすすめ5選をご紹介していきます。
各メーカーでどんな魅力があるのか、我が家にはどれがいいのか見つけてもらえれば幸いです!
それではいきましょう!
縦型洗濯機おすすめ2023
さっそく5機種紹介していきましょう!
①日立・BW-V80H
サイズ:幅608mm 高さ1000mm 奥行610mm
設置可能な防水パンサイズ530mm以上
重さ:約40kg
運転音:洗い時32db 脱水時38db
まずはおなじみ日立のビートウォッシュシリーズです。
人気の洗濯機っていうと、日立のこのシリーズを思い浮かべる方が多いんじゃないでしょうか?
「汚れ落ちが良い洗濯機ってどれですか?」
「洗剤のすすぎ残しが少ない機種はどれ?」
なんて方にはまずこちらのBW-V80Hがおすすめかと思います。
ナイアガラの滝になぞらえたナイアガラビート洗浄とナイアガラすすぎで、しっかり洗濯物をあらってくれるんです。
加えて、洗濯機の底部分のパルセーターってパーツが変わった形をしてるんです。
そのおかげで洗濯物がよく動くので、洗濯物によく洗剤液が浸透して汚れ落ちが促進されます。
ちなみにビートウォッシュの名前は、「洗濯物がよく動いて踊るように洗われる」ところから来てるって日立の営業担当さんから昔聞きました。
日立の良い所はもう1つあって、洗濯機自体のお手入れ頻度が他メーカーに比べると少なくすむんです。
今や当たり前になってきた、洗濯機の自動槽洗浄機能。
「すすぎ」が終わった後に洗濯槽の外側を、自動的に水で洗ってくれる機能ですね。
日立は自動槽洗浄機能の際に、きれいな水道水でしっかり洗い流すので、洗濯槽クリーナーを使って自分でする槽洗浄コースが3~4ヵ月に1回ほどでいいんです。
他のメーカーは基本1~2ヵ月に1回の頻度なので、お手入れの回数が少なくて済むのはめんどくさがりな方にもおすすめですよ。
ただ、洗剤投入口が洗濯槽部分に付いているのがマイナス点ですね。
柔軟剤投入ケースと一緒の位置につけてほしかった・・・
それでも洗浄力、すすぎ力ともに優秀なオーソドックスな洗濯機です。
②パナソニック・NA-FA8K1
サイズ:幅599mm 高さ1071mm 奥行635mm
設置可能な防水パンサイズ540mm以上
重さ:約45kg
運転音:洗い時32db 脱水時39db
2つめはパナソニックでご紹介します。
今回の5選の中では唯一の自動洗剤投入機能を搭載したモデルです。
パナソニックも日立と人気を二分するメーカーとして、選択肢に入れてる方多いと思いますよ。
こちらは、CMなんかでもよくやってる「洗剤の自動投入に興味がある方」や「洗濯物のニオイ対策をしたい方」なんかにおすすめです。
パナソニックにしては珍しく、8kgモデルを2機種発売していて本機はそのうちの上位モデルになります。
洗濯のたびに洗剤と柔軟剤を量を合わせて測るのが嫌な方いません?
うちの妻はそれがすごく手間みたいで(笑)
たまに洗剤の液漏れなんかすると拭き取るのめんどうですし。
そんな方には洗剤の自動投入機能があれば、使用する水の量に合わせて洗剤も柔軟剤も自動で必要分だけ入れてくれます。
洗剤も柔軟剤も必要以上に入れるのも良くないですからね。
ただ、液体漂白剤のワイドハイターを使う時は、自動投入ではなくいつも通り手動で洗剤入れてくださいね。
あと、特徴的なのが専用の錠剤を使っての「次亜除菌コース」でニオイの原因菌対策ができる点です。
同社の製品でジアイーノって製品があるんですが、あれと同じ様に次亜塩素酸で除菌をしてくれますから、例えばニオイがとれないタオルとか汗をたっぷりすったTシャツなんかをスッキリさせられます。
衣類の投入口も1番大きいので、毛布みたいなものを入れやすく出しやすい設計が個人的には〇。
ここはぜひ店頭で比較してほしいです。
同僚なんかはこの投入口の大きさに惹かれてパナソニックに決めてたくらいです。
フタが透明なガラスタイプなので、洗濯中の中身が見られるのも個人的に◎。
お子さんなんかはけっこう「じーっ」と水が出る所からスタートして見続けてるってお客様多いですよ。
僕も見てるの好きです。
洗浄力もさることながら、8キロのラインナップの中では他メーカーが踏み込んでいない多機能さを搭載してるので、使い勝手の良い機種としてご案内させてもらっています。
③東芝・AW-8DH2
サイズ:幅600mm 高さ980mm 奥行569mm
設置可能な防水パンサイズ510mm以上
重さ:約41kg
運転音:洗い時26db 脱水時37db
3つ目は、東芝からザブーンシリーズをご紹介します。
東芝は近年、すっごい小さいナノサイズの泡で洗う「ウルトラファインバブル洗浄」の洗浄力で人気が上昇しています。
東芝の洗濯機は、ウルトラファインバブルで洗浄力も上がりましたし、元々運転音が1番静かなメーカーなので、「マンションやアパートだから洗濯機の音が気になる方」や「冬でも洗浄力を気にする方」にはおすすめですよ。
やっぱり1番の特徴は静かさですね。
他のメーカーに比べても運転音が総じて小さいので、賃貸のマンションやアパートで他の住人の方への騒音を気にする人には強い味方だと思います。
ベルト駆動という構造なので、振動自体も少ないので一旦東芝使っちゃうと他メーカーの音や振動は気になっちゃうって方もいらっしゃいますね。
あと、近年東芝が人気なった理由の1つに、先ほどご説明したウルトラファインバブルがあります。
CMなんかでやってる小さい泡が繊維1本1本に洗浄成分を届けて洗浄力アップ!
すすぎの時には洗剤成分をしっかり取り除き、今度は柔軟剤成分を届けてくれる!
この効果は冬の水温が下がっている時でも洗浄力をアップもしてくれるので、嬉しいポイントなんですよ。
ただ、ふろ水使っての洗濯時には活躍できない機能なので、ふろ水を常用している方は要注意です。
加えて、Ag+抗菌水もニオイの原因菌を抑制してくれるので、部屋干し臭や生乾き臭を抑えてくれるので個人的には推しポイントだと思います。
元々優れていてた静音性に加え、洗浄力とすすぎ力が向上した東芝。
好評ですよ。
④アクア・AQW-V8N
サイズ:幅590mm 高さ986mm 奥行569mm
設置可能な防水パンサイズ570mm以上
重さ:約39kg
運転音:洗い時36db 脱水時38db
4つ目は、コスパ優良メーカーとしておなじみになってきましたアクアから。
AQW-V8Nのご紹介です。
アクアも洗剤自動投入機能付きの上位モデルもありますが、今回はこちらをご紹介いたします。
本機はなんといっても価格が安い!
「予算を抑えてもインバーター式の8キロモデルが欲しい方」にはまずおすすめです。
正直、7キロのインバーター制御無しの国内メーカーモデル買うなら、僕はこっち買いますね。
アクアについてはいまだに「海外メーカーでしょ・・・うーん。」って方もいらっしゃいますが、洗濯機は実は京都で研究開発しているんです。
価格は安くても故障などのトラブル報告も年々聞かなくなってきているので、過度な心配はしなくて大丈夫かと思います。
洗浄力に関しても、洗濯槽内側の凹凸で昔の洗濯板みたいにしっかりもみ洗いができる構造で問題無し。
自動槽洗浄機能や脱水時のほぐし仕上げで衣類がらみを抑えたり、最近の便利機能はだいたい網羅してくれているのも良い所です。
個人的には、パナソニックと同じでガラストップのフタなので運転中も中が見えるのは高得点。
これ、案外好きな人は僕以外にもいるんじゃないでしょうか?
店頭でご紹介すると、理解してくれるお客様がけっこういます。
意外に購入した方がびっくりするのが運転音。
「思ってたより静かでよかったよ」ってご意見が多いかなって思います。
やっぱりインバーター制御搭載なので、モーターの回転数を細かく調整ができるのは強みですね。
コスパ重視で洗濯機探している方には、筆頭候補になる機種だと思いますよ。
⑤シャープ・ES-GV8G
サイズ:幅600mm 高さ960mm 奥行595mm
設置可能な防水パンサイズ540mm以上
重さ:約38kg
運転音:洗い時35db 脱水時38db
ラスト5つめ、シャープです。
シャープはご存じの方もいるかもしれませんが、穴なし洗濯槽をウリにした洗濯機が特徴です。
今回ご紹介するES-GV8Gも穴なし槽なので、節水とカビ対策を特徴にしています。
さきほどもふれたとおり、シャープは他のメーカーがやっていない穴なし槽という構造です。
洗濯槽の内側にのみ水をためるので、「節水」のメリットと「黒カビなどが侵入しづらい」メリットがあります。
そのため、「洗濯機自体のお手入れを忘れがちな方や黒カビが嫌な方」だったり「少しでも水道代を節約したい方」なんかにはおすすめですね。
もちろん穴なし槽だから黒カビが全く心配ないかというとそうではなく、汚れやニオイが気になる場合のお手入れ方法は説明書に記載があります。
ただ、一般的な洗濯機の説明書にある「~ヵ月に1回」みたいな定期的なお手入れを促していないメーカーの自信のもちっぷりはさすがです。
実際、うちの実家の親がシャープの穴なし洗濯機使っていますが、7年ほどたった今でも黒カビには困っていないみたいです。
全くお手入れしない親なんですが、ここはシャープで良かったかなって思っていますね。
ネットの口コミなんかで、「洗浄力が弱い気がする」とか「脱水が甘い気がする」とかの意見もありますがここも気になったことはないみたいですね。
僕自身も数年間ですが、単身赴任時にシャープの使っていましたが、脱水が甘くて干すとき困るなんてのはなかったので気にせずご案内しています。
ただ、他のメーカーも特許の問題や、洗浄力が落ちるなどの意見があるみたいでマネしていませんし、僕も水流や洗浄液は穴アリの方が循環はすると思います。
洗浄力にこだわるなら、穴アリかなーと感じているのが現状です。
ちょっと残念かなと思うのが、糸くずネット。
シャープは従来通りの糸くずネットなので、ぼろぼろになって交換するタイミングは他メーカーより早いですね。
近年の糸くずネットは、ファスナーのような固い部品が付いている衣類も増え、破けてしまう事を考慮してケースタイプに変わっています。
穴なし槽だとネットタイプじゃないとゴミが取りづらいらしいので、しばらくシャープはこのままでしょうね。
それでも独自性が強い構造なので、好きな人は好きだと思えるシャープでした。
お得な購入方法
最後に8キロタテ型洗濯機のお得な購入方法をご紹介します。
結論からいうと、『気になったら早めに検討!』ですね。
冒頭でもお話しした通り、東芝なんか去年は5月下旬に新型が出てきましたし、パナソニックは6月後半でした。
現在は比較的メーカーの出荷状況も安定していますが、新型の発売日が去年より早まるかもしれませんし、今回ご紹介した現行機が早めに生産完了するかもしれません。
なので、方法というかお買い得な時期に買い逃さないようにすることが大事ですね。
まとめ
今回は、8キロのタテ型洗濯機おすすめ5選と6月までのお得な購入方法をご紹介いたしました。
2人くらいまでのご家庭だとけっこうちょうどいいサイズの8キロモデル。
気になる機能などもふくめて検討してもらえると、選びやすくなると思います。
お客様の好みにあったものを選ぶ参考になれば幸いです。
本日はここまでになります。
ご視聴ありがとうございました。
次回のご来店お待ちしております。