どのコードレス掃除機もダイソンには敵わないイメージが強い方いませんか?
今回、パナソニックとシャークニンジャからダイソンに対抗できそうなモデルが発売。そこで今回はこの2機種をしっかり掘り起こしてダイソンと対抗ができるか比較してみたいと思います。
ダイソンがコードレス掃除機一強時代を止めるか?
ダイソンは、イギリスの誇る掃除機メーカーです。1993年に操業し、1998年に日本に進出し、以来コードレスタイプの掃除機を日本に広く普及させてきました。
実は、ダイソンが日本に来る前までは、日本の掃除機市場は日本の家電メーカーがシェアの大部分を占めていました。当時、掃除機市場は成熟しており、この構造は変わらないものと思われていたようです。
ところが、ダイソンが日本に進出してからというもの、日本の掃除機市場の状況は一変し、年をおうごとにダイソン社製掃除機の占める割合が少しずつ増えてきました。
そして、2006年には金額ベースで掃除機市場の30%ほどのシェアを占めるようになるなどにまでなりました。
まさしく、ダイソンは日本の掃除機市場にとっては黒船のような存在であったことがわかります。
そこへ、2018年アメリカのシャークニンジャという新たな掃除機メーカーが進出してきました。
シャークニンジャは、『ダイソンキラー』との異名をもつメーカーです。シャークニンジャの日本進出は、果たしてダイソンの一強時代の終わりの始まりとなりうるのでしょうか。
パナソニック コードレス掃除機 MC-SBU820J
パナソニックは、日本が世界に誇る家電メーカーです。家庭でう買うさまざまな電化製品から、家電を使うことになる住宅まで、幅広く扱っています。
そんなパナソニックですから掃除機も取り扱っており、当然のようにコードレスタイプの掃除機もラインナップされています。
そして2018年の最新モデルとして『MC-SBU820J』が発売されます。
パナソニックが誇る最新型コードレス掃除機MC-SBU820Jについて紹介します。
パナソニック コードレス掃除機 MC-SBU820Jについて
コードレスタイプの掃除機は、吸引力を強めたいと思ってもあまり強力なモーターを搭載することはできません。そうしたモーターはたいてい大きく、重いためコードレスタイプの掃除機には適していないのです。
また、作動時間も長くしたいところですが、こちらはバッテリーの性能に大きく影響されます。やはり大きく重いバッテリーですと使い勝手が悪くなってしまいます。
この強い吸引力、長時間作動というコードレス掃除機には荷が重い課題を解決するべく開発されたのが、パナソニック製コードレス掃除機MC-SBU820Jです。
MC-SBU820Jの特長
ハイパワーモーター
MC-SBU820Jは、高トルクブラシレスモーターを採用しています。
これにより、『大風量』と『真空度』を高め、パナソニック製コードレス掃除機史上最高の強力な吸引力を獲得しました。
大容量バッテリー
MC-SBU820Jは、リチウムイオンバッテリーを8セル搭載しています。
この大容量化によってバッテリーへの負荷の発生を抑えつつ、最長となるロングモードなら65分にも及ぶ運転時間を実現しました。
なお、運転時間は自動モードで18〜40分、強モードではおよそ6分です。そして、充電にかかる時間は約3時間となっています。
バッテリーは、自分で交換が可能な仕様です。
クリーンセンサー
MC-SBU820Jは、目に見えない20[μm]サイズの小さなゴミやホコリまで検知するセンサー、『クリーンセンサー』を搭載しています。
ゴミを見つけたら赤ランプが点灯し、そしてゴミが少なくなれば青ランプになって知らせてくれます。
しかも、クリーンセンサーはモーターの制御にも連動しており、自動的にパワーを高めたり、反対に抑えたりして電力のムダを省いて、作動時間を長くさせます。
パワーノズル
ノズルは、『親ノズル』と『子ノズル』の2種類がついています。
親ノズルは床や壁ぎわ、子ノズルは家具のすき間などの掃除に適しています。
親ノズルには、『ガバとり』構造というパナソニック独自の壁にヘッドを当てると前部がガバッと開き、ブラシが壁のギリギリのところにまで届く便利な装置が内蔵されています。
ブラシそのものも、V字型をしており、ゴミを集めて吸込みやすくなっています。
しかも、毛先は2種類ありフローリングの床と、タタミやカーペットなどで使い分け、効率的に掃除できるように考えられています。
セルロースファイバー樹脂
コードレス掃除機は、部屋から部屋へ、もしくはクルマの中へというように、持ち運んで使うわけですから、重過ぎると使いづらいものになってしまいます。
そこで、MC-SBU820Jでは、パナソニックが開発したセルロースファイバー樹脂を本体部分に採用しました。
そして、強度を高めるためにハニカム構造を用いることで、軽さと強さというややもすれば矛盾しかねない要素を両立させることに成功しました。
もちろん、もちやすいように重心にも配慮して、モーターやバッテリーの配置が考えられています。
付属アタッチメント
MC-SBU820Jには4種類のアタッチメントが備わっています。
ひとつが、『ふとん清潔ノズル』です。
ふとん清潔ノズルに組み込まれたかき出しぶらしと抗菌仕様のW回転ローラーで布団の線維のすき間に入り込んだダニや花粉をたたいてかき出します。
次が、『ペタすき間ノズル』です。
角度の調整が容易なノズルなので、ソファーの下など狭いところやすき間部分の奥まできれいに掃除できます。
そして、『すき間用ノズル』です。
出窓部分や置いてある小物の周囲も簡単にお掃除できます。
最後が『ロングホース』です。
クルマの中など、狭く取り回しが不便なところも、クネクネと曲がりやすいホースのおかげで、手軽にお掃除できます。
目詰まりしにくいダストボックス
ダストボックスにゴミが入る際に通過するフィルター部分に斜め穴加工が施されています。
これによって、外側と内側の空気の流れを逆にさせて、ゴミが内部に入り込まないようにしています。
ダストボックス自体も工夫してあり、内部でゴミの舞い上がりを防ぐために、ダストボックスのくびれ部分によって生じる圧力差を利用する空圧分離を設計に組み込んでいます。
もちろん、ダストボックスは丸ごと水洗いできるようになっており、お手入れも簡単です。
フィルターレスでないのが少し気になりますね。
使わないときも優れもの
MC-SBU820Jは、使わないときのことも考えてあります。
使わないときに、壁に立てかけも倒れにくいように、『壁ピタゴム』が付いています。
また、スタンドタイプの充電台は、収納台も兼ねています。充電しながらすっきり収納できるように考えられています。
カラーラインナップ
MC-SBU820Jはホワイトとなります。
シャークニンジャ EVOFLEX
シャークニンジャ社について
シャーク社ニンジャとは、日本ではあまりなじみのない企業ですが、北アメリカでNo.1の規模を誇る家庭用の床掃除器材を発売している企業で、もともとはユーロプロ(Euro-Pro)という名称でした。
2008年から10年ほどの間で、5000万台もの掃除機を発売した実績があるすぐれたメーカーです。
シャーク社ニンジャは、現在、『世界中の家庭で、暮らしている人々の生活を支えること』とモットーに世界基準の消費者に寄り添った製品を、手頃な価格で発売できるように開発しています。
シャークニンジャ社製掃除機の日本向け改良点について
シャークニンジャ社では、日本人の暮らしにあうように、日本人消費者の声を聞いて日本向け掃除機に改良を加えました。
主な改良点を紹介します。
操作パネル
日本人が操作しやすいように、表示されている言葉を日本語に変更しました。
モーター
日本の住環境にあわせ、モーターの駆動音を小さくしました。
パイプ
欧米人と比べて、小柄な体格の日本人に合うように、パイプの長さをマルチに調整できるマルチフレックスパイプに変更しました。
具体的には、10[cm]ほど高さを低くし、重さを15%ほど軽減しました。これで、日本人にも使いやすくなりました。
クリーナーヘッド
日本の住宅の家具にあうように、ヘッドの厚みを薄くし、全体的にアメリカ用のヘッドと比べて小さくまとめました。
ブラシローラー
日本の住宅文化に特有なものに和室のタタミがあります。タタミはたいへん繊細で傷つきやすいですね。
そこで、タタミを傷つけないように、ブラシの硬さを柔らかくしました。
ダストカップ
吸込んだゴミやホコリのたまり具合がわかりやすいようにダストカップを透明にしたうえに、縁を丸くして取り扱いやすくしています。
メッシュフィルター
サイクロン部のメインテナンスが簡単になるように、取り外しやすいメッシュフィルターを採用しています。
HEPAフィルター
排気がクリーンになるように高性能のフィルターに取り替えています。
エヴォフレックス(EVOFLEX)
エヴォフレックスは、アメリカのボストンで、日本の生活環境を考えて設計・開発されたコードレスタイプの掃除機です。
エヴォフレックスの特徴
では、エヴォフレックスの特長についてみていきましょう
デュオクリーン(DuoClean)
エヴォフレックスは、ひとつのヘッドの内部に、タイプの全く異なる2種類のブラシを搭載しています。すなわち、フロントローラーとブラシロールです。
シャーク社では、これをデュオクリーンとよんでいます。
得意とするゴミが異なる2種類のブラシの働きで、ブラシを交換する手間をかけずに一度に大きなゴミから細かいホコリまで、カーペットやフローリングのゴミを取り除いてくれます。
マルチフレックス(MultiFLEX)
ボタンをひとつ操作するだけで曲がるようになっているパイプ、これをシャーク社ではマルチフレックスとよんでいます。
パイプの中央付近で、反り返るように最大で90度曲がるようになっています。
ベットの下のように、掃除機のヘッドが届きにくいところでも、姿勢を下げることなく立ったままで掃除できるようになっています。
着脱式のバッテリー
エヴォフレックスは、大容量のリチウムイオンバッテリーを採用しています。しかも、2つついています。
その特長は、バッテリーが取り外し可能という点です。ですから、ひとつのバッテリーを充電しながら、もうひとつのバッテリーを使って掃除するというようなこともできます。
もちろん、バッテリーを交換して連続して掃除するような使い方も可能です。
着脱式のバッテリーを採用することで、掃除の効率が高まりました。着脱式のバッテリーを採用しているのはシャープも有名なとこですね。
https://xs033034.xsrv.jp/c-creaner/
作動時間
バッテリー1個あたりの作動時間は、標準モードで19分程度、もしデュオクリーンを使わなければ33分にもなります。
もし、強モードにすれば12分、デュオクリーンなしで11分くらいです。
なお、充電時間に要する時間は、3.5時間となっています。
豊富な付属アクセサリー
窓のサッシの上、ソファ、棚の上、クルマの中など、いろいろな場所を掃除するために、それぞれのの場所に適したアクセサリーが付属しています。
例えば、高いところを掃除するのに適した45[cm]にまで延長できるロングフレキシブル隙間ノズルです。
これを使えば、家具のすき間の狭いところ、高いところの掃除がスムーズにできます。しかも、先端部が柔らかい素材で作られているので、不用意に表面を傷つける心配もありません。
次に紹介するのが、高アレルゲンホコリ取り用ブラシです。
これは、繊細な表面に入り込んだホコリやアレルゲン粒子を取り除くために特別にデザインされたブラシです。
その他、布団やマットレス、ソファー、カーテンの掃除に適したフトンツール、モーターを内蔵し、表面深く入り込んだ毛髪や汚れを取り除くミニモーターヘッド(S30のみ)があります。
操作性
エヴォフレックスは、使い勝手にも気を遣っています。
掃除の最中、両手で操作するのはたいへん煩わしいものです。エヴォフレックスなら、片手で電源の操作ができるのはもちろん、いろいろな動作モードの切替を親指だけでできるように考えられています。
高性能HEPAフィルター
搭載しているHEPAフィルターが、ハウスダストやアレルギー物質を取り除き、掃除機が吸込んだ空気よりきれいな空気が出てくるように配慮しています。アレルギー体質や小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使えます。
フィルター自体は、水洗い対応なので、お手入れも簡単になっています。
ダストカップ
エヴォフレックスが吸込んだゴミやホコリは、ダストカップにたまっていきます。
ダストカップにたまったゴミやホコリは、ボタンを押すだけで簡単に捨てられるように考えられています。ゴミに手が触れる心配がなく、たいへん衛生的です。
しかも、ダストカップのふたはエヴォフレックスからパイプを取り外さないと開かないように設計されていますので、誤ってふたを開けてゴミをまき散らしてしまうおそれがありません。
シャーク社製掃除機と一般的な掃除機の違い
では、シャークニンジャ社製掃除機と一般的な掃除機の違いについて、わかりやすくまとめてみます。
前方に配置されたブラシヘッド
エヴォフレックスのヘッドは、一般的な掃除機のヘッドよりも一回り大きくなっています。この中に2種類のブラシを配置しています。
特に前側に配置されたローラーは、前方がヘッドで覆われずに少し露出するようにデザインされています。
このデザインのおかげで、大きなゴミを押し出すことなくしっかりと吸込みます。
後方にも備えているブラシヘッド
一般的な掃除機では、柔らかめのブラシがついたローラーでやさしく掃除をしますが、柔らかいブラシだとカーペットの奥に入り込んだホコリやゴミをかき出すことはできません。
一方、エヴォフレックスなら、デュアルクリーンの後方に配置されたブラシロールでカーペットに潜んだ細かなチリも逃がさずに、取り除きます。
自在に曲がるパイプ
ベッドの下など、入り込めないけれど、奥深いすき間の掃除は、直線状のパイプが入りにくく、姿勢を低くかがめても掃除しにくい難所です。
そこで、一般的な掃除機と違い、エヴォフレックスは、パイプの途中部分が折れるようにデザインされています。
このパイプのおかげで、ベッドの下などもかがむことなく掃除できるようになっています。
無理な中腰をしなくてもすむので、腰を痛めるリスクがありません。
収納性
一般的なコードレスタイプの掃除機の場合、壁に収納用の引っかけを設置して収納することが多いです。この方式ですと、壁に穴が開きますし、工事も必要です。
ところが、エヴォフレックスですと、パイプを折り畳んでコンパクトに収納できます。
壁にかけたりする必要がないので、収納性に優れています。
バッテリー
エヴォフレックスのバッテリーは、取り外しが可能になっています。ちなみにシャープもです。
一般的なコードレスタイプの掃除機ですと、取り外しができないタイプがあり、取り外しができないと本体ごと充電しなければなりません。
一方、エヴォフレックスの場合は、取り外して充電できますから、バッテリーが消耗したら別のバッテリーに取り替えて掃除を続けることが出来るわけです。
また、本体ごと充電しなければならない一般的なタイプのコードレス掃除機ですと、収納場所の近くにコンセントがなければ、不自由します。
エヴォフレックスの取り外して充電できるというポイントは、収納場所にコンセントがなくてもいいという柔軟な取扱いの裏返しともいえます。
モデル
エヴォフレックスは、現在S30、S20、S10の3タイプがラインナップされています。
それぞれ、カラーで識別できるようになっています。3タイプ共にデュオクリーンやマルチフレックス、着脱式リチウムイオンバッテリーという基本的な点は共通しています。
S30
S30のカラーバリエーションは、ブラック×コーラルピンクです。
バッテリーは2個付属し、片方を充電しながら使ったり、もしくは充電がきれたらもうひとつのバッテリーに取り替えるという方法で使えます。
S30は、ミニモーターヘッドを付属したエヴォフレックスの最上位機種です。
S20
S20のカラーバリエーションは、ブラック×オリーブグリーンです。
S20は、シャーク通販限定の掃除機です。家電量販店での購入はできません。
S30との違いは、ミニモーターヘッドがないという点だけです。
S10
S10のカラーバリエーションは、ブラック×スターシルバーです。
S10は、S30とS20と比べて作動時間に大きな違いがあります。実は、S30とS20がバッテリー2個付属しているのに対し、S10は付属のバッテリーが1個になっています。そのために、作動時間が短くなっているのです。
また、バッテリー充電用のドックが付属していないところも、S30やS20との違いです。
ダイソン、パナソニック、シャークを徹底比較
では、ダイソン、パナソニック、シャークニンジャのコードレス掃除機を比較してみましょう。
機種は、最上位機種で比較したいと思いますので、ダイソンはV10、パナソニックはMC-SBU820J、シャークニンジャはエヴォフレックスS30としました。
価格
パナソニック 96984円
シャークニンジャ 69800円
各社のオンラインストアで比較してみましょう。
ダイソンV10は、税込み91584円でした。ただし、アクセサリーの数が最も多いV10 Absoluteproですと、税込み99144円とかなり高くなります。
パナソニックのMC-SBU820Jは2018年8月下旬発売なので、まだ価格はわかりません。
シャークニンジャのS30は税込み69800円でした。
価格の面では、今のところシャークニンジャ・エヴォフレックスに軍配が上がりそうです。
メーカー保証
パナソニック 1年間
シャークニンジャ 2年間
ダイソン、シャークニンジャともに2年間です。MC-SBU820Jは未発売なので確かなところは不明ですが、パナソニックは基本的に購入から1年間です。
この点で比較すれば、ダイソンとシャークニンジャの方が良いと言えますね。
運転時間
パナソニック 最長65分
シャークニンジャ 最長66分
ダイソンV10は最長60分、パナソニックMC-SBU820Jは最長65分、シャークエヴォフレックスはバッテリーを2個組あわせて最長66分です。
シャークエヴォフレックスS30だけが2つのバッテリーの組み合わせによる時間となっていますが、このモデルはもともとバッテリーが二つ標準で備えられていることを考えると、各社とも大きな違いはないと言えるでしょう。
充電時間
パナソニック 約3時間
シャークニンジャ 約3.5時間
ダイソンV10は3.5時間、パナソニックMC-SBU820Jは3時間、シャークエヴォフレックスは3.5時間ですから、こちらもさほどメーカー間で大きな違いはないようです。
使い勝手で見ると、シャークエヴォフレックスでは、2つのバッテリーを組み合わせて使うことができますので、一つを充電しつつもう一つを使って掃除するという使い方もできるわけですから、使い勝手の選択肢では勝っていると言えるでしょう。
本体重量
パナソニック 1.9kg
シャークニンジャ 1.63kg
ダイソンV10は1.5kg、パナソニックMC-SBU820Jは1.9kg、シャークエヴォフレックスは1.63kgです。
シャークエヴォフレックスがかなり軽いようですね。
なお、あくまでもこれは本体重量なので、これにパイプ部分の重量が加わってきます。すると、ダイソンV10は2.58kg、パナソニックMC-SBU820Jは2.5kg、シャークエヴォフレックスは3.33kgです。
パイプ部分にマルチフレックスが採用された分、使用時の重量で比較すれば、シャークエヴォフレックスの方が重いと言えそうです。
収納性
ダイソンV10にはダイソン直販限定として収納と充電ができるフロアドックが付いています。
また、パナソニックMC-SBU820Jはすっきり収納できるスタンド式充電台が、シャークエヴォフレックスはボタンひとつでさっとたためる構造になっています。
狭いとこに収納するならシャークですね。
各社ともに独自の工夫がしてあり、一概に比較は難しいようです。
アクセサリーの種類
ダイソンV10は5〜7種類、パナソニックMC-SBU820Jは4種類、シャークエヴォフレックスは4種類です。
単純に比較するとダイソンV10が多いですが、その差は大きくありません。
独自機能
それぞれが持っている他社にはない特徴として、ダイソンV10は14個ものサイクロン、パナソニックMC-SBU820Jはクリーンセンサー、シャークエヴォフレックスはパイプが途中部分で折れ曲がるマルチフレックスが挙げられます。
デザイン
デザインについては、それぞれの好みがありますから一概に比較することは難しいです。
ダイソンV10は、比較的スリムなデザインです。パナソニックMC-SBU820Jは、シンプルで主張しないデザインになっているので、どこにでも置けそうです。
シャークエヴォフレックスは、かなりゴツゴツとしたイメージのデザインです。
どのデザインが優れているとかではなく、この点は好みの問題であろうと思われます。
まとめ
今回は、2018年から日本市場に新たに参入した北アメリカの掃除機メーカー『シャークニンジャ』社製のコードレス掃除機『エヴォフレックス』について紹介しました。
エヴォフレックスは、ダイソンキラーとの異名を持つほど評判の高い掃除機ですが、ダイソンのコードレス掃除機は日本市場に進出してからかなりの年月が経ち、日本市場にすでに確固たる足場を築いています。
そして忘れてはならないのが、日本の大手家電メーカーであるパナソニックのコードレス掃除機です。こちらもやはり性能は高く、評判も優れています。
コードレス掃除機で迷う時には、おそらくこのシャークニンジャ、ダイソン、パナソニックの3つの中で迷うことでしょう。
このコラムでは、3社の最上位機種に絞って比較をしてみましたが、それぞれがそれ以外にいろいろな掃除機を発売しています。
選ぶ際には、このコラムをぜひ参考にしていただき、ご自身の用途やデザインの好みなどを考慮して選んでいただくといいでしょう。