ダイソンはもとから吸引力が強くデザインも秀逸な点から老若男女問わず売れているコードレス掃除機だ。
最近、これはもう国内メーカーは勝てないのではないだろうか考えるくらい最高の商品が新発売したので、紹介していこうと思う。
軽くお店で写真も撮影できたので画像を交えてお伝えしていこう。控えめに言って最強かなと感じた。
ダイソン新型コードレス掃除機SV18FF Dyson Digital Slim Fluffy
- 前モデルより25%軽量で20%小型化
- 大好評だったV8スリムとV11の技術のいいとこどり
- バッテリーがついに着脱可能に
- 待ちに待ったダストカップ水洗い対応
前モデルより25%軽量で20%小型化
Dyson Digital Slimは2019年モデルのダイソンV11の改良したモデルになっている。改良というよりフルモデルチェンジという言い方の方が適しているかもしれないが。
サイズ | 質量 | |
ダイソン V11 | 幅250奥行き1257高さ246mm | 2.72kg |
ダイソン デジタルスリム | 幅250奥行き1100高さ233mm | 1.9kg |
新型のデジタルスリムは持ってみると本当に軽い。去年発売したV8スリムがとにかく爆売れだったのできっと軽量化に味をしめたな、ダイソンさん。
カタログやホームページを見ると長いホースをつけたまま高いところを掃除することが可能だよみたいな写真があるがV11は重すぎて不可能だった。
正直、重すぎて店員の私もお客様に率先して説明をしなくなったくらいだ。そんな時にV8が登場してダイソンが大人気と再認識できたのを思い出す。
話がそれたが、まずサイズと質量が大幅ダウンしているということを伝えたいのだ。これにより女性からの支持が間違いなくゲットできるはずだ。
疲れる掃除機なんて誰も欲しくない。大事なのは操作性と吸引力なのだ。この2つを新型ダイソンのデジタルスリムはクリアできたのだ。
大好評だったV8スリムとV11の技術のいいとこどり
覚えてない人もいるかもしれないので一応解説しようと思う。去年、ダイソンのコードレス掃除機で売れていた機種は2つ。
V11とV8スリムだ。
バッテリーがついに着脱可能に
国内メーカーだとシャープ、シャークがすでに行っている着脱式バッテリー。何がいいの?とよく聞かれるが、やはりバッテリーの予備が交換ができるからずっと使用ができる。
充電中に使用ができないなんてことがないのだ。
またバッテリーは消耗品。年数の経過でどうしても使用時間が短くなってしまう。そうなると一般的にはメーカーに修理を依頼して新しいバッテリーの交換することがほとんど。
でも着脱式バッテリーになると、メーカーに依頼せず自分でバッテリーを取り寄せるだけでいいのだ。またバッテリー単体で充電ができるのもありがたい。
掃除をしながら充電ができるようになったのでバッテリー容量を気にしなくていい。
待ちに待ったダストカップ水洗い対応
もう何年待たせたのよダイソン。今までこれがネックが購入に踏み切れなかった人が全国にどのくらいいただろうか。国内メーカーのコードレス掃除機はほぼ水洗いに対応していたからだ。
そして、ついにダイソン デジタルスリムが水洗いに対応したのだ。
上の写真はクリアビン(ダストカップ)を外した状態だ。外し方も簡単だったので誰でもできるかと。
やり方はこうだ。
まずはクリアビンの中にあるゴミを捨てた状態にしておく。赤いレバーを押すと1番の数字が記載しているボタンが出現する。
この1番のボタンを押しながら左に引っ張るだけ。簡単でしょ?
今までのダイソンはこのクリアビンがとにかく汚れてしまうので人によってはウェットティッシュなどで拭いて綺麗にする人もいた。
でもこれからは違う、国内メーカーのモデルと同条件になったのだ。
Dyson Digital Slimを使用してみた感想
ここからは実際に使用デジタルスリムを使用した内容をレビューしていきたいと思う。
V11と比較してとにかく軽い
まずは最大のポイントは本体の質量であろう。2kg以下になったことにより女性から購入率が間違いなく上がるはずだ。
今まで軽いコードレス掃除機が欲しいお客様にはシャープやパナソニック、日立などを紹介していたが今後は間違いなく1番最初に紹介したい機種になった。
去年発売したV8スリムよりも軽いので軽さがとても重要視しているお客様には間違いなくおすすめだ。
吸引力は強いが、自走ブラシではない
国内メーカーのコードレス掃除機はヘッドブラシが掃除をかけると前に進む仕様になっている、自走ブラシと呼ばれているのが多い。
前に勝手に進む感触があり、掃除が疲れませんとよく店員が言うのを聞いたことがある人もいないだろうか。
いいこともあれば弱点もある。それが吸引力なのだ。楽に掃除はできるが吸引力が落ちてしまう。
ダイソンのデジタルスリムは自走式ブラシではないので国内メーカーのモデルよりは若干重い印象がある。でもほとんどの人は疲れないより吸引力を重要視しないだろうか?
私はダイソンが正解だと思っている。人によって考え方は違うので強くは言わないが、負担を減らしたいなら国内メーカーがいいだろう。
クリアビンの取り外しが意外と簡単だった
今までダイソンのクリアビンに溜まったゴミを捨てる時、なかなかうまくいかないとことがあった。またゴミを捨てて元に戻すのに時間がかかることもあった。
だが今回はスムーズな操作ができた。イライラすることもなく問題なしだ。
水洗いができるようになったのは本当に大きい。今まで外せなかったのだから。
本体の全長が短いので女性でも操作がしやすくなっている
V8でも全長が短くなったことにより、身長の低いお客様から評判がよかったのだ。
これを新型のデジタルスリムにも対応しているので同様に操作がしやすい。男性でもV11は本体長すぎるねと言われたくらいだから今回の新型は性別、年代問わず売れそうだ。
液晶モニターはやはり便利な存在
今、どのモードで掃除をしているか、あとどのくらい掃除ができるか、メンテナンスの通知などをお知らせしてくれる液晶ディスプレイ。
6つの表示があるので紹介しておこう。
- エコモード→最長40分の運転が可能
- 中モード→エコモードよりパワフルな運転
- 強モード→頑固な汚れを吸引する最強パワー
- 運転状況のお知らせ→残りの運転時間や現在の状況の通知
- メンテナンス通知→ディスプレイの外枠のフィルターのお知らせ
- ゴミの詰まりの警告→異物があるときの案内と取り方を説明
ここまで親切なら説明書はいらないのかなと。もともと操作ボタンが少ないので使い方、操作方法が難しいという意見がなかったが更に分かりやすくなってるので機械が苦手の人にも助かるはず。
デジタルスリムSV18FFとV8スリムSV10KSLMの比較
V11よりは軽量でコンパクトになったのはわかっていただけたかと。でもV8スリムとあまり変わらないんじゃないか?と思った人はこちらをご覧ください。
まずはスペック表をご覧いただこう。
デジタルスリム SV18FF | V8スリム SV10KSLM | |
運転時間(ヘッド接続時) | エコモード40分 | 通常モード30分 |
充電時間 | 3.5時間 | 5時間 |
バッテリーの着脱 | 可 | 不可 |
液晶ディスプレイ | 搭載 | 非搭載 |
水洗い | クリアビン、フィルター、 | フィルター |
サイズ | 幅250奥行き1,100高さ233mm | 幅250奥行き1,123高さ210mm |
本体質量 | 1.9kg | 2.15kg |
スペックで表すと劇的に違うのがわかるかと。
でも安いのどっちって聞かれたら間違いなくV8のSV10KSLMだ。発売してしばらく経過しているので価格が大幅ダウンしている。
でも掃除機ってすぐに買い換える家電ではないのでじっくり検討することも大事だ。
V8は価格がお買い得で比較的、売りやすいのは間違いない。
でもバッテリーの30分は買った当初だけ。経年劣化で少しずつ短くなるのは必至だ。交換はできるがバッテリーをドライバーを使用して交換できるようになっている。
でも、新型デジタルスリムSV18FFならバッテリーが劣化したらバッテリーだけ買い換えるだけでまた使用ができる利便性があるのだ。
着脱式だから簡単に交換ができるのと充電時間が短いのはありがたいかなと。ちなみにバッテリーの価格はデジタルスリムもV8スリムも9,350円になっている。
電化製品は日々進化しているので新型が良いのは間違いない。でも今回の場合は型落ちのV8スリムSV10KLSMでもそこまで不満が募るということはないのではないだろうか。
1日の掃除時間が短く、バッテリーは自分で交換ができる、液晶ディスプレイなんか必要ないよという人ならV8スリムがおすすめになるはずだ。
反対に長く使用をしたい、操作が簡単で吸引力も重視、価格は少し高くても良いものなら買ってもいいと思うという人にはデジタルスリムがおすすめではないだろうか。
とにもかくにもまずは機能はわかったところで価格を興味のある方は比較をしてみよう。