家電販売員の縦型洗濯機10キロおすすめ2021【なぜ大型が売れる?】

毎年、洗濯機の購入で来店するお客様で気になることがある。

購入するサイズが大型化が進んでいるのだ。まあドラム式の販売台数の増加に伴い縦型と同容量になってきてるのと生活スタイルの変化などがある。

今回は10キロ(kg)の縦型洗濯機のおすすめ紹介していこう。またなんで10キロが売れているのか、実際に接客をしたお客様の声をみなさんに届けようと思う。

縦型洗濯機の乾燥機なしの全自動洗濯機と乾燥機ありの洗濯乾燥機を紹介していく。

10キロの洗濯機が売れている理由

ドラム式の普及で大型サイズが売れているのかなと思うが話を聞くと実は違う。

  • 今は2人だけど子供が生まれて大きくなるから
  • 乾燥容量が多いのが欲しいけどドラム式は高くて買えない
  • 洗濯しかしないけどドラム式のような大容量が欲しい
  • 美容院でタオルを大量に洗うから大きいのが欲しい

お客様によって理由はさまざまだだがやはり長く使用する家電だから将来のことを考えての購入が多い。家族のいる人はやはり洗う衣類が多いから大型になる。

またご年配のお客様でも夫婦で10キロを購入する例もある。洗濯を毎日やるのが大変だから、週に1回まとめて洗うという人もいたのだ。

家族人数で10キロを購入するのではなく生活スタイルなどで大型化がすすんでいるのではないだろうか。

 

10キロの洗濯機の選び方

ここからは実際に私がお客様に質問をするような感じで説明をしていこう。これを見れば欲しい機種がほぼ見つかるはずだ。

何人家族ですか?

まずは家族人数を聞く。基本的に2人以上のお客様には大型(10kg~12kg)を説明をする。ではなぜ大型を進めるか?

家族ということであればまず乾燥を使用するからだ。子供がいれば着替えが多いから洗うものが多い、運動着や給食技の洗濯、乾燥もあるはず。

中学生以上の子供がいれば部活動の運動着などもある。大人でも急な乾燥が必要になることもある。

乾燥を使用する場合、洗濯容量よりも乾燥容量は少ない。10kgの洗濯容量なら乾燥容量は5.5kgが多い。これが8kgの洗濯容量だと乾燥容量は4.5kgまで減るのだ。

乾燥が4.5kgということは洗濯から乾燥まで1行程でやる場合は衣類も4.5kgしか入れることができないのだ。これじゃ1人暮らしの洗濯機のサイズになってしまうのだ。

だから乾燥をメインで使用する場合は洗濯乾燥機の大型サイズが自動的に必要になってくるのだ。

それでも部屋干しや外干しがメインで乾燥を使用しないなら乾燥機がない全自動洗濯機を購入するのがおすすめだ。

乾燥機能は必要ですか?

10キロというサイズで検討しているお客様には必ず乾燥が必要か聞いてみる。これを聞くだけで選択する商品がかなり絞ることができるからだ。

乾燥が必要な場合はまず乾燥は2種類あるという説明を行う。ヒーター乾燥とヒートポンプ乾燥だ。縦型にはヒーター乾燥が搭載していてドラム式にはヒートポンプ乾燥とヒーター乾燥を搭載しているモデルが存在する。

ヒーター乾燥は熱風(100℃前後)で乾燥を行うので衣類の縮みや痛みが発生する恐れがある。でも価格はドラム式と比較してお買い得な価格になっているのが特徴。

ヒートポンプ乾燥は温風(60℃前後)で乾燥を行うから衣類の縮みや痛みが少ない。また風量が強いから衣類のシワがとれアイロン不要なモデルも存在するが価格が縦型よりもグッと高額になってしまうのだ。

ここで乾燥をどっちに魅力が感じた方でどの洗濯機を購入するかが決まるのだ。

ドラム式に興味がある方は下記を参考にしていただきたい。

自動投入機能は必要ですか?

自動投入とは洗剤・柔軟剤を予め本体にセットし、洗濯のたびに自動で計量してくれる便利な機能のこと。去年まではドラム式にしか搭載していなかったが縦型にも普及している。

自動投入機能は今のところは乾燥機がついた洗濯乾燥機にしかついていない。これが必要なら洗濯乾燥機、特に必要がないなら全自動でもいいだろう。

現在、1日の洗濯回数は?

お客様で7kgを使用している人がいるとしよう。一般的に7kgを2回洗濯する場合、目安にはなるが使用水量は約180Lが相場になる。

でもはじめから10キロ以上の洗濯容量があればどうだろう。10kgの使用水量の目安は約100Lだ。約80Lの差が出るのだ。

さらにこれが1年続けばどうだろう。80L×365日で29,200Lになる。1Lあたり0.24円という目安があるのでこれをあてて計算をすると約7,000円の差になる。

水道料金では年間でこれしか差がないが家事の時間の節約にはなるので大型にした方がお金には換算できない生活の時短をおさえることはできるのだ。

 

10キロ 全自動洗濯機おすすめランキング5

乾燥が不要という人のために全自動洗濯機のおすすめを5機種紹介していこう。必ず欲しい機種が見つかるはず!

5位 AW-10M7

標準使用水量 138L
消費電力量 約121 / 132Wh
標準コース目安 53分
インバーター インバーター搭載 なし
サイズ 幅622×奥行き639×高さ1,052mm

大容量のモデルが欲しいけど価格が高い…何か安くて大型サイズないの?

というお客様はぜひおすすめしたい商品だ。容量は10キロだが、インバーター搭載がないからとてもお買い得な価格になっている。

見た目は高級感のあるガラストップで丈夫な作り、中身は洗剤と水をしっかり循環できるような大型の洗濯槽になっているので安心だ。

4位 シャープ ES-GV10E

標準使用水量 102L
消費電力量 98Wh
標準コース目安 45分
インバーター インバーター搭載
サイズ 幅600×奥行き595×高さ960mm

シャープといえば穴なし洗濯槽だ。洗濯槽の裏にカビが生えない、節水にもなるというのが最大の特徴だ。こちらはインバーター搭載。

個人的におすすめしたいところは本体の高さ。だいたいの10キロのモデルは高さが1,000mmオーバーがほとんど。

だがこの機種は960mmと低い設計になっているのでご年配のお客様や身長の低いお客様にすごく衣類の出し入れがやりやすいのだ。

洗浄力は穴なしの洗濯槽のメリットである巻き上げ水流でもみ洗いとこすり洗いができるので協力だ。実際、お店で購入したお客様からも好評だ。

3位 東芝 AW-10SD9

標準使用水量 119L
消費電力量 87Wh
標準コース目安 42分
インバーター インバーター搭載
サイズ 幅637×奥行き609×高さ986mm

お店で展示しているモデルで1番目に映る機種と言えばこちらだ。ほとんどのお客様が足を止めてこの機種を見るのだ。それだけ見た目のデザインや高級感に惹かれるのであろう。

たが見た目だけにインパクトがあるわけではない。中身の機能や洗浄力も素晴らしいものだ。

まずは低騒音・低振動というところ。洗濯時の音はなんと26dBと他機種よりも静音なのだ。早朝夜中に洗濯をする人には絶対におすすめ。

そして振動が少ないから集合住宅の方にも人気だ。戸建てでも集合住宅でもメリットがあるのだ。

気になる洗浄力はウルトラファインバブル洗浄という目に見えない泡が衣類の中の汚れを落とすというすごい機能が搭載している。

冬だと水温が下がると洗浄力が落ちるが、この機種ならウルトラファインバブル洗浄があるから心配する必要がないのだ。

2位 パナソニック NA-FA100H9

パナソニック洗浄力は以前から好評だが、私がお客様に説明するのは操作性だ。

まず操作パネルが唯一の本体の奥側(上部)に配置している。これにより首の負担が少なくなると同時に手前がフラットな状態になるから汚れたらさっと拭くだけで終わり。メンテナンスが簡単だ。

洗剤・柔軟剤ケースはあ操作はパネルに下に配置しているので使いやすく外してキレイに洗うことも可能だ。

洗浄力はパナソニック得意の泡洗浄。泡を大量に作り衣類に浸透させ汚れを落とす感じ。私たちが手を洗う時も泡の出るハンドソープがあるのはご存知かと。あれと同じ原理。

界面活性剤という力を最大限に生かしているということ。汚れが落ちない方がおかしい。

1位 日立 BW-X100G

標準使用水量 103L
消費電力量 61Wh
標準コース目安 35分
インバーター インバーター搭載
サイズ 幅608×奥行き610×高さ1,060mm

圧倒的な洗浄力で評判が良すぎるのが日立のビートウォッシュ。インバーター機能搭載。

ナイアガラビート洗浄で洗剤の力をしっかり発揮できるようになっているので衣類の汚れが季節に関係なくしっかり落ちるのが最高だ。

またステンレス槽の裏を唯一、水道水で洗う洗濯槽の自動おそうじが衛生的でお客様からも好評だ。脱水が終わった後に衣類を取りやすくするほぐし脱水はすごく助かる便利機能だ。

防水トレイは内寸53cmあれば設置可能だ。洗剤・柔軟剤自動投入機能はとにかく便利だ。

10キロ 洗濯乾燥機おすすめランキング5

次は乾燥つきの洗濯乾燥機だ。乾燥つきになると機能がぐっと増えるのでしっかりとご覧いただきたい。

乾燥があれと衣類を干す手間がなくなるのであると便利だ。

5位 アクア AQW-GTW100J

乾燥容量 5kg
標準使用水量 洗濯時105L 洗濯から乾燥時81L
消費電力量 69Wh
標準コース目安 洗濯時35分 乾燥時179分
インバーター インバーター搭載
サイズ 幅620×奥行き665×高さ1,060mm

インバーター搭載だけど価格は大手メーカーの中でダントツのコスパの高さがアクアだ。

衣類の痛みをおさえるために徹底した洗濯をしてくれるモデルになっている。またパルセーターは日立のビートウォッシュとそっくりな形状になっているので勢いのある水流が生まれ洗浄力に貢献している。

そして面白い機能がある。業界初でジェルボール専用のコースをアタックと共同開発している。

外観は外側と内側のドアが透明になっているから洗濯の状況の確認ができる。そして手入れがしやすいメリットもある。

予算があまりない人に実は結構売れてるのでおすすめだ。

4位 シャープ ES-PW10E

乾燥容量 5kg
標準使用水量 洗濯時102L 洗濯から乾燥時82L
消費電力量 69Wh
標準コース目安 洗濯時45分 乾燥時185分
インバーター インバーター搭載
サイズ 幅600×奥行き650×高さ1,020mm

乾燥の時間がばつぐんに早い!これは主婦にはうれしいかと。

洗浄力は縦型よりも素晴らしい機能が搭載している。それが超音波ウォッシャーだ。単品で購入すうrと1万くらいするが付属しいている。

ワイシャツの襟汚れや調味料のシミなどの予洗いができるのだ。どうしても頑固な汚れがある時は大活躍するはず。

穴なし洗濯槽というだけで大きな特徴だがシャープにはもう1つすごい機能が。

乾燥つきなのに内蓋がないということ。お客様でよく言われるのが蓋を2回開くのが面倒という意見がかなり多い。シャープは差別化が上手にできているので今回は4位にランクイン。

3位 日立 BW-DX100G

乾燥容量 5kg
標準使用水量 洗濯時115L 洗濯から乾燥時92L
消費電力量 69Wh
標準コース目安 洗濯時42分 乾燥時227分
インバーター インバーター搭載
サイズ 幅614×奥行き628×高さ1,048mm

洗浄力だけで判断したら日立が1位なんだが、今回はお客様からの口コミや評判なども考慮した結果3位になっている。

汚れは文句なしで落ちるので価格コムでも好評だ。さらに今回はAIが搭載しているから万全な体勢になっている。

ただ他メーカーにはない機能もある。低温乾燥だ。これはドラムと同様の約65℃で乾燥を行うから衣類の痛みや縮みを緩和できるのだ。

ただ低温乾燥の乾燥容量は3kgまで。さすがに少ないから、使い方に迷うかも。

また東芝のようなデザイン、パナソニックのようなそ操作性がやはり足りない部分があるから今回は3位になっている。

2位 東芝 AW-10SV9

乾燥容量 5kg
標準使用水量 洗濯時115L 洗濯から乾燥時92L
消費電力量 69Wh
標準コース目安 洗濯時42分 乾燥時227分
インバーター インバーター搭載
サイズ 幅614×奥行き628×高さ1,048mm

ドラムだと温水洗浄という素晴らしい機能はあるが縦型だと12kgじゃないと存在しない。

でもこの機種は温風がある。槽の中を温めて洗浄をするから全自動よりも洗浄力がアップしているのだ。冬でも洗浄力が落ちにくいウルトラファインバブル洗浄がだ温風でさらに安心感が増している。

外観はさきほど乾燥なしモデルでも説明をしたがとにかくおしゃれだから、お客様が足を止める。

個人的に 素晴らしいのはおしゃれ着トレーという部品が付属していること。これは形崩れや痛みが気になる衣類を洗う時にダメージ増やさないようにパルセーターに上に乗せるトレーだ。

これがあるとパルセーターに触れることがないから痛み、形崩れをおさえることができるのだ。女性にはうれしい機能だ。

1位 パナソニック NA-FW100K9

乾燥容量 5kg
標準使用水量 110L
消費電力量 60Wh
標準コース目安 洗濯時35分 乾燥時210分
インバーター インバーター搭載
サイズ 幅599×奥行き664×高さ1,089mm

今回1位になったパナソニックだが、理由は他メーカーでは出していない洗剤・柔軟剤の自動投入機能が搭載しているから。これは大きなアドバンテージだ。

洗浄力は今回から洗濯槽の底のパルセーターがリニューアルしている。これにより水を攪拌をして洗濯槽の上部から洗浄液のシャワーが出て衣類と混ざるようになる。

そしてパナソニックは全自動と同様で操作性がポイント。操作ボタンはフラットボタンになっているから力がいらない。洗剤ケースは中央に配置しているから使いやすい。

外観はガラストップで高級感がある一枚板になっていて勢いよくバタンと閉まらないようになっているのもお客様から好感触なポイントだ。

まとめ

いかがだっただろうか?

今回は10キロについての記事になったが別記事で12kgの記事もあるのでよかったら参考にしていただきたい。

また下記の3つはみなさんに関連する記事を準備をしたのでよかったらご覧いただきたい。

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