【500L台を比較】冷蔵庫おすすめはどこだ?メーカー別の特徴を詳しく解説!【パナソニック、日立、三菱、シャープ】

ファミリー世帯に人気の500Lの冷蔵庫って魅力的な機能が多く各メーカーでさまざまな特徴がある。

お店に来るお客様も結構悩んでいることが多いため、今回は実際に売れている国内大手4社の特徴を紹介していこう!

今回のテーマは以下の内容だ。

  1. 冷蔵庫500Lクラスメーカー別の特徴を解説
  2. 500L台の冷蔵庫を購入前にチェックしてほしいこと

この2つをお伝えていこう。

冷蔵庫500Lクラスメーカー別の特徴を解説

国内の家電メーカーといえば、Panasonic・日立・東芝・SHARP・三菱が有名だが、実は冷蔵庫は大手企業であれば基本的な性能自体はあまり変わらない。

基本的な性能とは主に「省エネ性」「デザイン性」「食材の収納力」など。

特に「省エネ性」つまり冷蔵庫にかかる電気代は多くの人が気になるところかと思う。

しかし「省エネ性」も各メーカーは改良に改良を重ねた独自の技術で節電に成功している。

では冷蔵庫はどこで差別化を図っているのだろうか。

正解は「使い勝手」だ。

使い勝手とは、例えば「野菜室をたくさん使うのか」「冷凍室をたくさん使うのか」「野菜、冷凍室を満遍なく使うか」「まとめ買いして長期保存するのか」「余計な食材は買わず短期保存するのか」。

このあたりは家庭の事情によって違いがある。

つまりはこの「家庭の事情」に合わせた冷蔵庫を選ぶのが、賢い冷蔵庫選びであると私は思う。

ではここで、各メーカーの特徴を紹介し、そこから詳しく掘り下げていきたいと思う。

野菜室にこだわるなら東芝 GR-T510FZ

お年寄り家庭や、小さいお子様がいる家庭では野菜を多く使うかと思う。

そんな方には野菜室に特化した東芝がおすすめ。

皆さんは「真ん中野菜室」という言葉を聞いたことがあるだろうか?

文字通り真ん中に野菜室を設置している冷蔵庫のことを言うのだが、野菜を頻繁に消費する家庭においてもし野菜室が下に設置されていたら、食材を取り出すたびにしゃがまないといけなくなる。

これは腰の悪いご年配の方、赤ん坊を背中に背負いながら生活する主婦、あるいは妊婦さんにとってはかなりの負担になり得る。

良く使う部屋ほど真ん中に設置してある方が便利だ。

だからこそ「真ん中野菜室」は今でも根強い人気を誇っている。

そして、実は全て冷蔵庫に真ん中野菜室を設けているメーカーは東芝だけだ。

東芝はとにかく野菜室のこだわりが強く、東芝500L冷蔵庫の代表であるGR-T510FZでは野菜室だけで112Lと言う広さを誇る。

ちなみに他のメーカーで野菜室を比較してみると、Panasonicが92L・日立が103L・SHARPが73L・三菱が98Lになる。

どうだろうか。

東芝の野菜室がいかに広く作られているかがわかるだろう。

もちろん東芝の野菜室はそれだけではない。

野菜は鮮度が命。

野菜は水分が抜ければ抜けるほど鮮度が落ち、パサパサした食感になる。

人間でも寒い時期になれば肌が乾燥してしまう。

それと同じで野菜も冷蔵庫に保管され続けると乾燥して鮮度を失う。

その鮮度を守るために開発されたのが「うるおい冷気」と言う機能だ。

これは野菜を冷蔵しながら適切な水分を与え続けて鮮度を守ると言う機能で、例えば人間でも乾燥した肌に保湿パックを貼ったりする。

それと同じで野菜に水分の粒を貼り付けて、水でラップしてしまうのが「うるおい冷気」の力。

東芝の公式パンフレットによれば、うるおい冷気だけで10日間は野菜の鮮度を保ってくれるそうだ。

野菜をたくさん使うご家庭の方はぜひ東芝の500L冷蔵庫GR-T510FZを使ってみてほしい。

冷凍室にこだわるならシャープ SJ-AW50H

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料理が大好きで、家族の弁当や晩御飯には手間ひまかけたものを作ってあげたいご家庭にはシャープがおすすめ。

シャープは全メーカーの中で一番大きな冷凍室を設けているが、皆さんは冷凍室の最も効率的な使い方をご存知だろうか。

実はほぼ全ての食材は冷凍室に保存した方がいい。

なぜなら食材は凍らせると、食品細胞が氷によってガードされるので、食材が持つ旨味成分を外に逃さない効果がある。

だから野菜や果物も本来なら適当な大きさにカットして、ジップロックか何かに入れて、冷凍保存する方がいい。

そこでシャープの上位機種SJ-AW50Hでは129Lの3段型冷凍室「メガフリーザー」を設けた。

SJ-AW50Hと同等の機種で他のメーカーの冷凍室がどれくらいの容量かと言うと、パナソニック105L、日立103L、東芝91L、三菱98Lになる。

メガフリーザーというだけのことはある。

さらにシャープのメガフリーザーは3段重ねになっているところもポイントだ。

1段目のタテ収納エリア、ここにはジップロックやタッパーに入れた野菜類、冷凍食品などを重ねて保管する場所。

2段目に小物・薄物エリア、ここは肉や魚、白米など、薄くスライスしたものを収納する場所。

3段目の大物・長物エリア、ここはレトルト食品やペットボトル、食パンなどといったタテにスペースを取る食材を保管する場所。

といったように他社メーカーよりも、多くの食材を冷凍保存するのに向いている冷蔵庫がシャープの特徴になる。

まとめ買いをして食材を切って小分けにして、毎日の料理に使う食材を綺麗に並べる、そういう保存の仕方をしている皆さんにはシャープの500L冷蔵庫SJ-AW50Hを使ってみてほしい。

時短にこだわるなら三菱 MR-MX50G

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共働きで料理するのに時間をかけていられない家庭には三菱が超おすすめ。

これまでの冷蔵庫は、新鮮な食材をいかに質良く保管することばかりを追求してきたが、三菱はさらに「時短料理」に特化した機能を搭載した。

それが「切れちゃう瞬冷凍」。

料理に最も時間がかかる作業はなにか?

答えは「解凍」だ。

肉類や魚類といった食材は、生モノゆえに冷凍庫に保管しておかないと2~3日でダメになってしまう。

しかし一度冷凍室でカチカチに凍らせた肉を解凍するのに必要な時間は約2時間と言われている。

料理をするたびにそんな時間をかけていては他の家事や仕事が捗らない。

要領の良い人なら、調理にかかる前にあらかじめ肉を冷凍室から出しておくだろう。

しかし出しておくことを忘れたり、反対に放置しすぎてしまうこともある。

解凍は3時間を超えると食材の旨味成分が汁となって噴き出すため、解凍しすぎても良くない。

そんな皆さんのために三菱が開発したのが、MR-MX50Gに搭載されているこの「切れちゃう瞬冷凍」。

通常の冷凍室の温度は−18℃、この切れちゃう瞬冷凍は−7℃に設定されている。

−7℃は食材がカチカチに凍らない、かつ食材の鮮度を保存できる絶妙な温度だ。

そのため切れちゃう瞬冷凍から取り出したお肉は解凍時間0分でサクッと包丁が通ってしまう。

これで面倒な解凍作業を楽にすることができる。

また三菱は冷凍保存にも優れた冷蔵庫だ。

例えば皆さんは作り置きした、または昨晩余ったカレーや肉じゃがなどをタッパーに入れて冷凍保存したことはないだろうか。

実は暖かい食べ物を大量に冷凍室に入れるのはあまり良くない。

なぜなら、普通の冷蔵庫は製氷室も含めると冷凍室が3部屋あるのだが、その3部屋は全て繋がってできている。

すると皆さんが暖かい食べ物を冷凍室に入れると、製氷室や他の冷凍室の温度も一緒に上がってしまう。

冷やしたり温めたりを繰り返すのは食材の鮮度を落とすのはもちろん、冷蔵庫本体の寿命にも関わる行為。

しかし三菱の冷蔵庫は一味違う。

3部屋全てを独立部屋にしているため、暖かい食材を入れても他の部屋への影響はない。

また、全ての冷凍室に専用の温度センサーを搭載しているため、食材の鮮度が最も維持される温度を常に調整してくれる。

要するに暖かい食材をたくさん冷凍室に入れても、食材の品質が管理され冷蔵庫本体の寿命も削らずに済むというわけだ。

時短料理、作り置き保存、料理にあまり時間を使っていられない共働き家庭の方はぜひ三菱の500L冷蔵庫MR-MX50Gを使ってみてほしい。

保存力にこだわるなら日立 R-HW54R

日立 R-HW54R XW 6ドア冷蔵庫 HWタイプ (540L・フレンチドア)

小さいお子様がいる家庭には日立がすごいおすすめ。

お子様の口に入る食材に最大限気を使っている親御さんはとても多いのではないだろうか。

食材は悪い環境で保存してしまうと細菌が繁殖したりしている。

だからこそ冷蔵庫メーカーは「保存」というものにかなりの力を入れており、中でも日立は他のメーカーを圧倒するような保存力を誇っている。

保存力の日立、といっても過言ではない。

それらを支えているのが「特鮮氷温ルーム」と「新鮮スリープ野菜室」という機能。

まずは特鮮氷温ルームの解説からしていこう。

冷蔵庫のメインルームに設置されている特鮮氷温ルームだが、一言で言うと「食材の乾燥を抑えて、氷の膜を張ってみずみずしさを保つ」機能だ。

食材というのは空気に触れると水分が抜けて乾燥が始まり、酸素に触れると酸化という現象が起きて劣化が始まる。

それを防ぐには、食材を可能な限り空気と酸素が触れられない状況を作る必要がある。

通常であれば食材にラップをかけることである程度防げるのだが、日立の特鮮氷温ルームはラップをかける必要がない。

−1℃で食材を凍らせず、小さな氷の膜を作って食材をしっかりとガードする。

さらに通常の冷蔵庫は、室内を冷やすために噴出口から大量の冷風を出しているのだが、特鮮氷温ルームは冷風を出さず、部屋全体を冷却することで乾燥を防いでいる。

皆さんも冬になると、大して風は吹いていないのに冷気が肌に染み込むような、じんわりとした冷たさを感じるという経験をしたことがあると思うが、それと同じ現象が特鮮氷温ルームの中で起きているのだ。

氷の膜と冷風を出さない仕組みによって、ラップをかけなくても食材の保存性を保てるのが特鮮氷温ルームの力。

次に新鮮スリープ野菜室を解説しよう。

これは一言で言うと「野菜を眠らせるように保存する」機能だ。

実は野菜は収穫された後も生命活動をしていて、冷蔵庫内でも呼吸をし、エネルギーを消耗している。

このエネルギーの消耗が鮮度を落とす要因の一つとなっている。

これを防ぐ方法は実は簡単で野菜の呼吸活動を止めてしまえばよい。

そのためのスリープだ。

新鮮スリープ野菜室は、炭酸ガスを噴出することで野菜の呼吸活動を止めることができる。

さらにうるおい保存という、東芝の「うるおい冷気」と似た機能によって水分のラップが施されているため、常にみずみずしい野菜が保存できる。

特鮮氷温ルームも新鮮スリープ野菜室も日立の公式パンフレットでは、7日間は新鮮さが保てると記載されているが、店頭で実際に日立の冷蔵庫を見ている私から見ると軽く2週間は新鮮さを保てる。

店頭に行けば、実際の食材を保管しているデモ冷蔵庫を見ることができるが、本物の食材を入れているメーカーは日立だけ。

なぜなら他のメーカーも本物の食材を入れてしまうと、日立の食材と比較されてしまうのを恐れているからだ。

保存力の日立に保存力で対抗するわけにはいかないからだ。

小さいお子様がいるご家庭のように、食材の新鮮さを意識されている方はぜひ日立の500L冷蔵庫R-HW54Rを使ってみてほしい。

迷ったらパナソニックNR-F507HPX、これ一択

パナソニックNR-F507HPXはほぼ全ての方におすすめできるメーカーだ。

これまでは野菜室なら東芝、冷凍室ならシャープ、時短なら三菱、保存力なら日立と言ったように、各メーカー何かに特化した機能を持っていたが、パナソニックの冷蔵庫はそれらの機能をバランスよく取り入れ、あらゆるお客様に「使いやすさ」を追求したものになっている。

パナソニックを支える機能として代表的なのが「ワンダフルオープン」「はやうま冷蔵・冷凍」「微凍結パーシャル」。

ワンダフルオープンは野菜室、冷凍室の引き出しを100%全開にオープンできる機能で、こうすることで室内の奥までしっかり見え、整理整頓しやすくなっている。

実はこの「室内の奥までしっかり見える」というのがかなり重要で、昔の冷蔵庫は室内の奥に残った使い忘れの野菜が液状化するという現象が起きていた。

液状化した野菜はやがて冷蔵庫の床下にまで流れ込むというのに悲鳴を上げた主婦の方もいるのではないだろうか。

パナソニックがワンダフルオープンを開発したのは、そんな主婦の方々の声に応えるため。

さらにワンダフルオープンは、引き出しを全開に開けられるがゆえに、収納力も抜群だ。

パナソニックのNR-F570HPXという機種は、野菜室105L、冷凍室92Lと東芝やシャープに比べると容量の部分で劣るが、収納できるスペースがかなり大きいため、実際の数値よりも多く食材を収納できる。

またワンダフルがゆえに、カゴを楽に取り出すことができるため丸洗いが可能。

年末の大掃除の時に大変な冷蔵庫の掃除がこれでかなり楽になるだろう。

そして「はやうま冷蔵・冷凍」という機能も素晴らしい。

これはフレンチトーストやチキン南蛮のような、食材を液体に漬け込む下ごしらえが必要な料理をする時に助かる。

漬け込み系は急激に冷やすと食材の表面が凍結して、細胞の間に隙間が生まれて味が染み込みやすくなる。

その手助けをしてくれるのが、はやうま冷蔵・冷凍。

少し手の込んだ料理を作る際の時短にもなるため便利。

最後に「微凍結パーシャル」だが、これは−3℃のチルドルームのこと。

日立の特鮮氷温ルームのように食材の表面に氷の膜を張って保存力を高めるという効果があり、今晩の料理に使いたいお肉や魚などは解凍なしで使えるなどの効果がある。

日立の保存性と三菱の時短性を両どりしたような機能だ。

このようにパナソニックは、バランスと使いやすさに特化した冷蔵庫。

そのため、どの冷蔵庫を買ったら良いかわからないという方は、パナソニックのNR-F507HPXを使ってみてほしい。

500L台の冷蔵庫を購入前にチェックしてほしいこと

500L冷蔵庫は言うまでもなく超大型家電だ。

本体価格や機能のことを意識することも大事だが、他にも注意しなくてはならないポイントがあるのでそれを最後にご紹介しよう。

注意すべきポイントは次の3つ。

  1. 冷蔵庫の本体サイズ
  2. フレンチドアか片開きドアか
  3. どんな冷蔵庫がほしいか

について。

冷蔵庫の本体サイズ

冷蔵庫は置き場所に入るか入らないか問題というのがある。

500L冷蔵庫のサイズはメーカーによっても異なるが、幅650~730mm、奥行き650~730mm、高さ1800~1900mmはある。

各ご家庭の物件によって入るサイズ、入らないサイズがあるため、冷蔵庫の置き場所のサイズを測ってきてほしい。

しかし、測らないと行けないのは冷蔵庫の置き場所だけではない。

冷蔵庫を運ぶ過程で通る道、たとえばドアや階段、或いはエレベーターなど、どこかに通れない道はないかどうかチェックすることを忘れないでほしい。

もし具体的にどこを測れば良いかわからない時は、家電量販店にその旨を相談してほしい。

無料で業者を手配し、お客様の代わりに寸法を測ってくれるサービスがある。

フレンチドアか片開きドアか

フレンチドアか片開きドアにするかはとても重要だ。

冷蔵庫の置き場所に対してキッチンがどこにあるか、それによってドアが開けやすい開けにくいが決まる。

冷蔵庫はフレンチドアよりも片開きドアの方が価格的に安い傾向があり、冷蔵庫にあまり予算をかけたくない方は片開きドアがおすすめだが、そうなると右開きか左開きかがとても重要になってくるため、事前にチェックしておいてほしい。

どんな冷蔵庫がほしいか

先にも解説したように冷蔵には各メーカーごとに特化したものがある。

野菜にこだわるなら東芝。

冷凍にこだわるならSHARP。

時短にこだわるなら三菱。

保存にこだわるなら日立。

バランスにこだわるならPanasonic。

冷蔵庫を本格的に買いに行くのであれば自分が何にこだわっているのか、自分の家庭の事情や生活スタイルなどをしっかりと把握してから来店すると、スタッフ側もスムーズに案内できる。

メーカーが決まれば、後はサイズと価格交渉だけだ。

冷蔵庫選びで最も時間がかかるのが「メーカー選び」のため、自分の求める冷蔵庫像というものをしっかり決めてほしい。

まとめ

冷蔵庫は価格や本体サイズ、性能にはメーカーごとの違いはほとんどないが、各メーカーがどういうところにこだわっているかは理解してもらえたのではないだろうか。

どのメーカーにも良し悪しがある。

完璧な冷蔵庫などこの世にはない。

しかし皆さんと相性が良い冷蔵庫はある。

そういう冷蔵庫と出会うためにも、自分のこだわりはしっかりと明確にしておこう。

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