冷蔵庫のおすすめを紹介する記事。今回はパナソニック。他社と差別化して女性に優しい機能がいっぱい。
実際、冷蔵庫を接客するとこんなに沢山の冷蔵庫があるから迷うだろうなと店員の私も感じます。
お店に行かないでも店員目線の説明をしていきます。ネットに載っている情報を一緒に参考にしていただければ幸いです。
またパナソニックの冷蔵庫について動画にまとめたのでよかったらご覧ください!
パナソニックの冷蔵庫のおすすめポイント
パナソニックの冷蔵庫は日立と同様、便利な機能がいっぱい。日立とパナソニックは大手2社なので比較する方も多いです。
7daysパーシャル
日立のチルドは真空チルドですが、パナソニックはパーシャルというチルドで対抗。パーシャルは約−3℃で食材を微凍結させて1週間保存ができます。
肉や魚は一般的に冷蔵室で約3日、通常のチルドは約4日、パーシャルなら約7日の長期保存ができます。
ウインナーやベーコンなどの加工食品は冷蔵室で約7日、通常のチルドは約10日、パーシャルなら約14日の長期保存ができます。
鮮度を保つのはもちろん、食材の変色もしっかり防ぎます。日立の真空チルドよりも保存能力は高いです。真空ではないので酸化はするかと思いきや、スピード冷却で酸素が侵入しにくい環境になっています。
肉をパーシャルに入れると微凍結になるので解凍してもドリップが少ないのもメリットです。これは細胞の周りが凍っているだけだからです。
−3℃だと解凍の時間もかからないし、調理がすぐにできるのがポイント。他社の通常の冷凍室は約−18℃になっているので包丁で切ることも難しいです。
けどパーシャルなら包丁でサクッと切ってすぐに鍋やフライパンで調理ができます。
刺身などの魚の切り身はサクッと切れやすいので扱いやすいのも良いですね。カレーをタッパに入れてもスプーンで簡単にすくえます。冷凍ではまずできないので小分けして保存する必要があるので時短にもなります。
食材の鮮度が長持ち
味が染み込みやすい
微凍結なのですくえる
魚や肉が簡単に切れる
7daysパーシャル→食材が1週間もちますという意味だけではありません。食材が1週間もつということは買い物も週に1回で済むのです。
普段買いだめをする方や食材の鮮度を意識している方におすすめの機能になります。
7daysシャキシャキ野菜室
日立のスリープ野菜に対抗しているのが、7dayシャキシャキ野菜室になります。画像の案内から。
②小物野菜ケース
③野菜室本体ケースの葉物野菜コーナー
④ボトル、調味料コーナー
まずワンダフルオープンで野菜室が全開できるので食材の出し入れが簡単。ワンダフルオープンは後からお伝えします。
パナソニックの野菜室は水色のモイスチャーコントロールのフィルターにより適切な湿度にコントロール。野菜の水分量を維持してくれます。
湿度が高いと野菜は水腐れ、湿度が低いと乾燥してしまいバランスが大事なのです。
パナソニックの生活家電にはだいたい搭載されているのがナノイー。ナノイーで野菜の栄養素をアップと冷気で痛む野菜の痛みを抑える効果があります。
パナソニックの野菜室は野菜だけの収納ではございません。手前のボトル、調味料コーナーには約5kgの米びつ、2Lのペットボトルが10本も貼入ります。ボトルの収納はどこの家庭でもあるはずです。
ワンダフルオープン
パナソニックの冷凍室と野菜室はワンダフルオープンという便利機能があります。簡単に言うと冷凍室と野菜室のドアが全開にできる、全部引き出せるという機能。
食材の整理もしやすく、食材の出し入れも簡単です。
またパナソニックの冷凍室と野菜室は開閉に力がさほど必要がなくなるような設計になってます。ベアリング式というものなのですが、高耐荷重になっています。
ワンダフル3段ケース
①上段ケース
②中段ケース
③本体ケース
④縦置きケース
いつやるだろうかと思ってましたがついにやってしまいました。日立のパクリですね。冷凍室が3段は日立だけの機能ですが、ついにパナソニックでも3段ケースを採用しました。
注意対象機種はNR-F603HPX、NR-F553HPXのみ
評判がよければ全機種に搭載するかもしれませんね。
ちなみにこのワンダフルオープンはパナソニックだけです。他社は冷却器は下に配置しているのでここまで全開できません。
ワンダフルオープンは冷凍室と野菜室にメリットがあるだけではありません。実は冷蔵室にもメリットがあります。
ローウエストライン設計、トップユニット方式
パナソニックだけコンプレッサー(冷却器)が下にあることで野菜室と冷凍室が大容量になります。逆に冷蔵室の奥に配置されます。
冷蔵庫が狭くなるのではと感じる方もいますが、実際に狭くなっている場所は1番上の棚の奥。実はここって女性の方があまり手が届かない、あまり使用しない場所なのです。
身長の低い女性に合わせて上段を狭くしているのです。日立のように棚の分割はできませんが棚と棚の隙間が広いので、大きな鍋も収納できるので不便に感じることはありません。
3段目の棚は奥にスライドもできるので大きい食材の収納も問題ありません。
ここまでがパナソニックだけの便利機能になります。
次はパナソニックのラインナップを紹介。流行りのガラストップデザインを紹介していきます。
人気のおすすめ冷蔵庫 パナソニック HPXシリーズ
パナソニック冷蔵庫 NR-F606HPX
パナソニック冷蔵庫 NR-F556HPX
パナソニック 冷蔵庫 NR-F506HPX
新モデル HPXシリーズにしかない機能は?
今回のモデルから追加されたのがHPXシリーズ。HPXシリーズはどんなメリットがありか。
省スペースで大容量
カラーが3色構成
機能が全部入り
圧倒的な省エネ設計
1つずつお伝えしていきます。
省スペースで大容量というのは、幅が最大でも68.5cmで600L対応になったことです。通常、600Lサイズの冷蔵庫は74cmが多いのです。
この幅のせいで今まで搬入が難しかった世帯を取り込む作戦でコンパクトなサイズで大容量を実現しました。
ただ、これは以前から、東芝や三菱でやっていたことですが今回からパナソニックでも対応しました。
幅が68.5cmになることで集合住宅に住んでいる世帯や2階にリビングの方でも比較的、簡単に搬入ができるようになりました。
カラーが4色というのは、珍しいです。あっても3色なんです。4色だと選ぶ楽しみもありますし、キッチンに合うカラー見つかりやすいです。
しかも4色とも飽きのこないカラーになっているのでバランスよく売れそうです。
最上級グレードのWPVシリーズと肩を並べるグレードなので機能はびっしり入っています。細かい話だと、瞬間冷凍室に関してはアルミプレートが2枚、その他のグレードは1枚になります。
電気代はパナソニックのグレードで1番の省エネ設計。600Lでも電気代は年間で800円前後になります。
人気のおすすめ冷蔵庫 パナソニック WPXシリーズ
パナソニック 冷蔵庫 NR-F656WPX
パナソニック 冷蔵庫 NR-F606WPX
WPXシリーズとHPXシリーズの違いは?
ポイント
幅82.5cmで大容量665L
光沢のないフロストカコー
パーシャルが特別カラー
タッチアクセス機能
HPXとの大きな違いは圧倒的な迫力の横幅。設置する場所に余裕のある世帯、家族人数が多い世帯ならおすすめグレードになります。
パーシャルの部分もラグジュアリーモデルになるのでブラウンが基調になっていてとても高級感があります。正直欲しいです。
タッチアクセス機能はスマホのアプリで冷蔵庫の管理ができるシステム。これは正直そこまで使用する人は少ないかもしれないがあれば便利な機能です。
エコ情報、レシピを材料から探す、パーシャルCOOK、操作一括設定ができます。パナソニックの家電はスマホ連動が標準になってきています。
人気のおすすめ冷蔵庫 パナソニック XPVシリーズ
パナソニック 冷蔵庫 NR-F506XPV
パナソニック 冷蔵庫 NR-F476XPV
HPXシリーズとXPVシリーズの違いは?
前モデルのXPVはカラーが3色で選ぶ楽しみがありましたが、今回は2色。HPXの販売台数を増やしたいという考えが露骨すぎるくらいです。
XPVは全部、幅が68.5cmになっているのに対してHPXは容量が多くても幅がスリム設計。
基本的なスペックはほとんど変わりませんが、価格がHPXシリーズ、WPXシリーズよりもお買い得になっているので1番の売れ筋になるであろうグレードになります。
シンプルでも高機能なモデルが欲しい人はXPVです。