【保存版】店員が教える家電の値引き交渉前にやること3つと駆け引き8つ伝授【買う前に見よう】お店巡りより効果的な方法とは?

いらっしゃいませ、家電の虎です!

2022年になり、家電量販店は年々システムが変わるので消費者の皆さんも家電をお得に買う方法も変わってきます。

そこで今回は誰でもできて家電を1円でも安く買えるような値引き交渉方法をお伝えしていきます!

先に言いますが、何店舗も回るのはコスパが悪いので紹介しません。今の時代に合った交渉方法をお伝えしていきます。

店員の僕がこれやられたキツいなという内容になりますので参考になるはずです!

 

ではさっそく参りましょう!本日はこちらになります。

家電の値引き交渉前にやること3つ!

まず1つめ!

1.量販店を選ぶ

自分の住んでいる地域によって評判のいい家電量販店を選んでいくのはとても重要です。

なぜなら、地域によって値下げを頑張っている店舗もあれば値下げに消極的な店舗もあるからです。

例えば、

•A市ではヤマダ電機が強くてエディオンが弱い

•B市ではヤマダ電機が弱くてビックカメラが強い

こういった見極めですね。

実際に、内部事情のお話をしますと同じ名前の店でもA市やB市など、地域によって値下げの良し悪し、これ本当にあります。

というのも家電量販店の店舗は、

•その都市の人口数

•建設する店舗の坪数

•競合店の存在、交通量状況

で明確にランク分けされていて、ランクによって月の店予算が会社本部にて編成されているからです。

ようするに、家電量販店も相当システム化されているのです。

例えば、坪数が大きいのにお客さんが入っていない店舗なんかは予算を達成できずに値引きも渋くならざるえないこともあります。

ですので、

「なんか値引き交渉が渋い店なんだよなー」

という時は、一度その店舗の状況を確認してみるのもいいかと思います。

ボッタクリ店とはいいませんけど、思うように予算を達成できていない店舗かもしれません。

2.セールを狙う

セール期間に店に足を運んでみて値下げ交渉するのはおすすめです。

なぜなら、セールにはその期間だけの売上目標もちゃんとあるからです。

店からすればセールは、「セール商品を売り切るぞ!」という意気込みは全くなく、「セール予算を達成するぞ!」、これのみなんです。

そのため、セール品はもちろん、セール以外の商品も期間中は攻めた値引き交渉が成功しやすいんですよね。

ちなみに、家電量販店のセールで明確にお得なのは先着〇名様~の目玉商品です。

集客用の商品ですので、利益率を度外視して売っています。

3.事前のネットリサーチ

ネットで価格リサーチを事前にすることで、交渉でどこまで値引きできるかわかります。

一番の必須項目です。

「それぐらい知っているよ!」

という人がほとんどかもしれません。

ですので、じゃあどこでリサーチするの、って話ですが結論「価格ドットコム」でオッケーです。

なぜなら、店員さん及び値引き決済の権限がある店長さんでさえも価格ドットコムを参照にしているからです。

ただ、通販ショップの最安値には合わせれないので、ここだけご注意ください。

あくまで、大手家電量販店のネット価格に値引き対応しています。

値引き交渉の駆け引き8

次に値引き交渉の駆け引き8つ伝授します!

店員さんもやり手の人の場合、交渉術を知っていても思うようにいかないことがあります。

そこで今回、

  • 交渉初心者の人
  • 交渉が苦手な人
  • 交渉術を覚えるのが面倒な人

に向けて、テクがなくても知っておくだけで簡単に活かせる内容をまとめました。

店員のぼくがされたら原価割れでもオッケーしちゃうかも…という値引きの本質をついた数々のご紹介です。

店の台所事情を、かなり攻めた内容ですので、出来ればここだけの話でお願いします!

1.値引き交渉をしない

まず1つ目は「値引き交渉をしない」です。

いきなり交渉しないとか、これどういうことって話ですけど、おうちで価格リサーチに徹し、価格がいい感じの時に店で一撃できめる、今ならではのスマートな交渉術となります。

実際に、できる店員さんは売れ筋モデルの価格変動を日々チェックしています。

ですので極端な話、値下げ可能な最安値を見せれば理論上、ほとんど交渉しないで成功するんですよね。

価格がいい感じの時というのは、家電も結構価格が上下するためです。

例えば、人気のソニーのイヤホン「WF-1000XM4」の例でいきますと、

pastedGraphic.png

こんな感じで10月前が一時期24,000円までガクンと下がったんですよね。

そのため、実は10月前はお得に購入できたんですよ。

したがって、値引き交渉をしないで一撃で値引き交渉をするにしても日々の価格リサーチだけは大事といえます。

交渉の際に、

  1. 値下げ価格
  2. 値下げ日付
  3. 値下げ可能なネット店舗

の3点をスマホ画面に用意しておくことで、よりスムーズにすすみます!

値引き交渉が苦手な人や交渉に時間をかけたくない人は、この方法を是非ためしてみてください。

2.家電機能ワードを使う

値下げ交渉のさい、家電機能ワードをいってみましょう。

というのも、お客様が機能ワードを使うことは実は少ないんです。

「画像エンジン」や「吸い込み仕事率」なんて機能ワードをいうお客様は滅多にいません。

機能ワードをいうことで、店員さんが家電を良く知っている手ごわい客と勘違いしてくれます。

そのため、値引き交渉も有利に運べるかと思いますよ。

ちなみに「ヘルシオ」や「ナノイー」などはメーカーも広告訴求しているだけあって、こちらはまあまあ使われているので微妙です。

それと、マニアックすぎるワードも微妙です。

「ペンタプリズムがー」と言われて、当時ぼくはわかりませんでした。

カメラ用語でした。

3.家電関係者ワードを使う

機能ワードをさらに攻めた技で、今度は家電関係者ワードを使ってみましょう。

使うことで家電関係の人と勘違いしてくれます。

関係者までくるともう手ごわい客どころの話ではなく、間違いなく交渉が楽になります。

具体的に、

・配送枠

・インストアコード、JANコード

・POP広告

・競合調査

・商品ランク

などです。

もう明らかにどこかの量販店の関係者だろーっ、てなりますのでおすすめです。

ただ使う回数は交渉中、1回くらいでよいです。店員さんは充分ハッとなります。

何回も使われると、ぼくもこわいです。

 

4.あえてメーカーの人の接客を受ける

土日にいるソニーとかメーカージャンパーを着た人ですね。

この人たちの接客をあえて受けましょう。

あえて、というのはメーカー販売員さんは価格の裁量がないため、一般的に値引き交渉に不向きとされているからです。

でも、実際は違います。

店員さんからしたら、価格相談の段階でメーカー販売員さんから接客を変わってもらうということは、余計な接客時間なしで売上が立つということなんです。

忙しい土日にこれは正直、最高のお客様です。

それにともない、値引きも頑張りたくなります。

ポイントは、いくらメーカー販売員さんに価格の裁量権がないといえども、価格のお話をしっかりしておくことです。

これにより、バトンタッチする店員さんも具体的な値引き価格を頭に入れて交渉をできるため、スムーズにいきやすいです。

メーカーさんも絶対売りたいため、希望価格の金額をちゃんとメモって、店員さんに引継ぎしてくれます。

さらにこの時、自分の希望金額より一回り値下げした金額で希望するのがおすすめです。

実際に店員さんと変わって値引き交渉になったときに、

「お客様の希望した金額は無理ですけど、これぐらいならいけます」

といった感じに本来の希望した価格が通りやすくなります。

ただ、前提として購入予定のメーカーと同じメーカーの人の接客を受けなければなりません。

メーカーさんは、あくまで自分のメーカーの商品を売るためにきた応援の人です。

そのため、他社製品の場合、価格をメモってくれなかったりと最低限のバトンタッチとなってしまう可能性があります。

5.量販店のすみっこで交渉

シンプルなんですけど、意外と店の真ん中で堂々と値引き交渉しちゃうお客様もいるんですよね。

結論からいうと、店の真ん中で値引き交渉すると成功率は下がります。

なぜなら家電量販店は知らない人にはできれば値引きしないで商品を買ってもらいたいからです。

実際に「ムダな値引きはしないように」と、店員さんは朝礼でよく言われていることでもあります。

話を戻して、店の真ん中で値引き交渉をすると店員さんは周りの目が気になっちゃいます。

•他のお客さんに聞こえていないか

•他の店員さんに見られていないか

といった感じでモヤモヤします。

そのため、本当はできる値引き価格でもノーといってしまう恐れが出てくるんです。

「値引き交渉は他のお客様のいないところで」、と店員さんも店側からよく言われています。

ですので、「価格のお話なんですけど…」とこちらから店側のすみっこに店員さんをリードしてあげると、値引き交渉もスムーズにいくと思います。

6.月末で予算未達成の店員に交渉

ここからは店の事情に更に切り込んだ、きわどい手法をご紹介します。

とはいえ、なにも危ない方法ではないんですけどね。

とにかくご使用の際は自己責任でお願いします!

それと本当にここだけのお話でお願いします!

で、その方法ですが月末で予算未達成の店員に値引き交渉することです。

なぜなら、家電量販店の店員さんは月末で個人別の目標売上予算が確定するからです。

例えば、店員Aさんの月の売上予算が1,000万だというケース。

950万まで売上げていて月の最終日を迎えた場合、Aさんは絶対に1,000万の予算をクリアしようと、ガンガン値下げしてでも売ることだけを考えています。

しかもこの場合、価格の決裁権のある店長さんも、よほど意地悪な人じゃない限りは多少原価割れを起こしてでも、Aさんの予算を達成するように応援してくれます。

このため、月末で焦ってそうな店員さんを見かけたらチャンスと見てもいいかもしれません。

「いやいや、そんなケース滅多にないんでしょ?」

という疑問もありそうですが、これが結構あるんです。

やり手の店長さんは、店員さん個人別の目標売上予算を設定するのがメチャクチャうまいからです。

ですので、月末でギリギリの予算で店員さんが焦ることは「稀によくある」んです。

ただ、明らかに予算未達成の人や既に達成してホクホク顔の人は避けたほうがいいです。

それを見極めるのが難しいんですけどね。

7.商品を知らない店員の説明をあえてうけて交渉

商品を知らない店員さんの説明をあえてうけて、そのまま交渉にすすむことで、値引きしやすくなります。

なぜなら、商品を知らない店員さんは申し訳なくなるからです。

「商品説明でサービスできなかったから、せめて価格でサービスを…」という気持ちになります。

事実、店員さんの全員が全員家電に詳しいかというと、全然そんなことありません。

•白物生活家電

•季節、工事家電

•黒物家電

•PCデジタル、情報機器家電

•中シマ、小物家電

•携帯コーナー

と店員さんの担当が明確に分かれているためです。

特にココだけの話、PCやテレビなどの黒物家電は苦手な店員さんが結構います。

冷蔵庫洗濯機コーナーをウロウロしている年配の店員さんや女性店員さんなんかは、この傾向が強いです。

ポイントはヘルプが来ないように「あなたから直接説明を聞きたいんだ!」という雰囲気を出し続けることです。

商品説明ができずに、ますます申し訳ない気持ちになって、ぼくだったら何とかサービスしたい!という気持ちになります。

ただ、商品知識が難しい「PC」や「カメラ」、「プリンター」などは苦手な店員さんも多くいる一方で、値下げがしずらい家電です。

逆にテレビやオーディオ機器、レコーダーなんかは黒物家電でも結構下がるんで、この方法を試す価値があります。

8.決算時期の1カ月前に交渉

最後に決算時期の1カ月前に値引き交渉、これがおすすめです!

決算時期については行きつけの家電量販店で検索したらすぐにわかるかと思います。

結局のところ、1年のうちで値引き交渉が一番簡単な時期はなに?と聞かれたら「決算時期の1カ月前」で決まりでしょう。

なぜなら、家電量販店は決算時期に売り上げの追い込みをかけるからです。

例えば、3月に決算セールのチラシが入っているのを目にする人も多いかと思います。

そこで「じゃあなんで1カ月前なの?」というところですが、決算時期並みに値引き交渉が効き、かつ、集客されてない時期だからです。

当たり前ですが、決算セールのほうが店頭のプライスカードは表面上安くなるんですけど、値引きは一カ月前でも決算時期同等に効きます。

というのも実は、店売上の追い込み体制は決算時期の1カ月前には入っています。

実際に店員さんの売上コンテストが行われる場合も、決算時期の1カ月前から2か月間に渡ってのケースが多いです。

そのため、追い込み体制の初期は店も店員さんもとにかく売上を伸ばしたいんで、値引き交渉が効きやすいんですよ。

しかも、決算セールほど店も客が入っていない時期となりますので、交渉が苦手な人でも比較的ゆっくり交渉できる「穴場の時期」といえます。

ただ決算時期は、あくまで値引き交渉が成功しやすい、ということだけです。

商品全部が1年で一番安い時期ではないということで、ご注意ください。

最安値は一般的に型落ち間近のものですし、先ほど説明したように人気商品は頻繁に上がったり下がったりしてます。

まとめ

今回は値引き交渉について店員の目線から解説していきました。

従来からある、何店舗も回ったり、話すコツみたいなものを省いて今の時代に合った紹介、いかがだったでしょうか?

1つでも参考にして頂けると幸いです。

ぼく自身の話で恐縮ですが、原価割れクラスの値引きをしてしまった時、そんな値引き交渉が上手かった人は実はいなかったんですよ。

たまたま時期や売上のタイミングが重なって、というこちら側の事情が多かったんです。

ですので、値引き交渉に上手い下手はありません!

特に今回お話した内容は交渉が苦手な人もやりやすい内容だと思いますので、ぜひお試しください!

本日はここまでになります。

またのご来店をお待ちしております!

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