簡単にできる?ドライブレコーダーの取り付け方法と工賃と必要な工具

ドラレコの購入が増えている中、ほとんどの人がカーショップで取り付けをお願いしていないだろうか?

私はシガーソケットタイプなら、できる。でもそれ以外はできない。

そこでドライブレコーダーの取り付けが自分でできるか調査。あると便利なアクセサリーも紹介していこう。

ドライブレコーダーの取り付け方法

ドライブレコーダーは、交通事故の報道の影響もあり、近年普及が進んでいる。

万が一、事故に遭遇した時に、映像で事故当時の状況を記録できるため、原因究明にも大変効果的である。

そのために、ドライブレコーダーはカー用品店だけでなく、通販サイトでも数多く販売されている。特に、通販サイトでは、実店舗での販売と比べると非常にお安く発売されており、購入のハードルがより低くなっている。

とはいうものの、心配なのは取り付けであろう。通販サイトでドライブレコーダーを購入した場合、自分で取り付けることはできるのだろうか。

自分で取り付けできるの?

自動車の電気機器の取り付けというと、ハードルが高そうに思えることだろう。

ところがだ、ドライブレコーダーの車への取り付けは、意外と難しいものではないのだ。初心者でも案外簡単にできたりする。

カーショップやカーディーラーで取り付けを頼むと、かなりの技術料を要求されるから、自分で取り付けられれば、そうする方が断然お得になるぞ。

難しそうと諦めず、一度、挑戦してみてはいかがかな。

配線はどうする?

ドライブレコーダーを設置するときに、最初に考えなければならないのは、電源の取り方だろう。

シガーソケットを利用する方法

一番簡単な電源の取り方が、シガーソケットを利用する方法だ。

何しろ、ドライブレコーダーの電源コードが、初めからシガープラグになっているものを選べば、シガーソケットに差し込むだけで、電源が取れるからだ。

取り付けが難しいかもと不安に思っていた人にとっては、あまりに簡単すぎるので拍子抜けしてしまうかもしれないな。

工具は?

シガーソケットを利用する場合は、特別な工具は必要ない。ドライブレコーダーの箱に入っているものだけで、取り付け可能だ。

シガーソケットがない場合は

タバコの害が叫ばれるようになるにつれ、最近ではシガーソケットや灰皿がついていない車も増えてきた。

シガーソケットがない車の場合は、ドライブレコーダーについているシガープラグを使って簡単に電源と接続するというわけにはいかないので、ドライブレコーダーの取り付けのハードルが幾分か高くなってくるが、それは仕方がない。

シガーソケットがないなら、車のヒューズボックスから電源を取り出してきて、シガーソケットを増設する必要がある。

シガーソケットを増設するためのアクセサリーは市販されているので、ドライブレコーダーについていなければ、それを購入するといいだろう。

シガープラグを利用しない方法

これまではドライブレコーダーについているシガープラグを利用する方法を紹介してきた。

シガープラグを利用する方法は、手軽で誰でもすぐにできるのがメリットだが、いかんせん、プラグが目立ちすぎる。

そこで、すっきりとドライブレコーダーを収めたい人には、シガープラグではなく、ヒューズボックスから直接電源を取ってくるのがいいだろう。

シガープラグを利用しない手順

①ヒューズを探す。

まず、電源を取るために車のヒューズボックスを探そう。そして、ヒューズボックスに、アクセサリー用のヒューズがあるはずだから、それを見つけ出すのだ。

ドライブレコーダーの電源に使えるヒューズには、ACCの15Aと書いてあるはずだから、それを使おう。

もし、見当たらない場合は、テスターを使って探さなければならない。

そんな時は、まず車にキーを差し込み、アクセサリーの位置に回そう。このときに電気が流れているヒューズをテスターで探すのだ。電気が流れているヒューズが見つかれば、それがACCの15Aのヒューズだ。

②電源ソケットの加工

電源ソケットのコードの長さを、適度な長さにカットして調整しよう。短くしすぎないように注意するのだぞ。

そして、色分けされているのでわかると思うが、プラスとマイナスを確認し、プラス側のコードにオスのギボシ端子を取り付けよう。残るマイナス側のコードには、アース端子をつけよう。

③ヒューズとの接続

ドライブレコーダーのプラス端子をヒューズ電源のメスに差し込もう。

そして、アース端子をつけたマイナス側を車の金属部分に接続しよう。

これで、シガープラグを利用せずとも、ドライブレコーダーがすっきりと接続できるぞ。

どこに設置する?

ドライブレコーダーの設置するときに気をつけておくべきことは、運転手の視界を妨げないこと、そしてバックミラーの調整を邪魔しないことである。

助手席側につけるといいだろう。

ドライブレコーダー持ち込み時の工賃、費用

ドライブレコーダーを設置しようと思っても、やはり取り付け工事が不安、もしくはきれいに目立たなく設置したい、そんな人は、お店で取り付けてもらうほうがいいだろう。

カーディーラー

車を購入したディーラーなら、顔見知りだったりするので、そこでドライブレコーダーを取り付けて欲しいと思う人もいることだろう。

基本的には、カーディーラーでもドライブレコーダーを発売・取り付けをしているので、持ち込みは難しいかもしれない。

カーディーラーでは、車のメーカー指定のオプションのドライブレコーダーや、ディーラー指定のドライブレコーダーがある。そして、カーディーラーで取り付けたドライブレコーダーの不具合の受付も、ディーラーが一手に引き受けている。

ところが、持ち込みのドライブレコーダーの場合、製品の保証と取り付け工事の保証の関係から、不具合が生じた時の対応が難しく、一切、取り付けを受け付けないというディーラーも珍しくない。

なぜなら、ユーザーの立場から見ると、ドライブレコーダーが故障したのか、取り付けが悪くてうまく作動しないのかの見極めがつかないため、責任の所在をはっきりさせにくいからだ。

というわけで、ドライブレコーダーを購入する前に、カーディーラーに一度相談の連絡を入れておいたほうがいいだろう。

カーショップ

カーショップといえば、オートバックスが思い浮かべられることだろう。

だが、Amazon.co.jpなど、カーショップと提携している通販サイトもある。通販サイトで安くドライブレコーダーを購入し、かつカーショップで取り付けて欲しいと願うのなら、カーショップと提携している通販サイトを利用するという方法も選択肢に入れてもいいのではないか。

オートバックス

オートバックスは、我が国のカー用品店最大手のチェーン店だ。オートバックスに加えて、スーパーオートバックスという名前の店舗もあるが、どちらも同じオートバックスだ。

コミコミセット

オートバックスでは、ドライブレコーダー取り付け工賃コミコミセットを発売している。

WEB・店舗受付限定だが、『オートバックスの指定するドライブレコーダー』+『ソケット(ケーブル)』+『取付工賃』がセットになっているので、価格が非常にわかりやすい。

『カメラ前方タイプ』なら、13,786円(税込)〜33,804円(税込)だ。

『360度タイプ』なら44,566円(税込)だ。

なお、コミコミセットの対象は、国産普通自動車/軽自動車となっており、バス・トラック・スバルのEyeSight搭載車・レクサスシリーズ・その他の特殊車両・輸入車などは、対象外となっている。

実際に、オートバックスで車を確認してもらう方がいいだろう。

持ち込み取り付け

オートバックスにドライブレコーダーを持ち込んで取り付けを依頼する場合、工賃が高くなる。

軽自動車や小型自動車(1500ccまで)なら9,720円。
普通自動車(1500ccから2000ccまで)なら10,800円
大型自動車(2000cc以上)なら12,960円。

コミコミセットと比較すると、取り付け料金が高いことがわかる。

オートバックスでドライブレコーダーを購入して取り付ける場合の、おおよそ倍くらいの工賃が発生すると考えていいだろう。いくら安い機種を購入して持ち込んでも、かえって高くなってしまう可能性が高い。

Amazon

amazon.co.jpは、アメリカのamazon.comが運営している日本最大規模の通販サイトだ。

amazon.co.jpで販売しているドライブレコーダーなら安く購入できる上に、Amazonの提携店舗(Lotas Clubとグーピット)で取り付けサービスを受けられるから安心だぞ。

グーピット

グーピットとは、パーツの持ち込みでの取り付けや車の整備、キズやヘコミの修理や板金修理、メインテナンスをおこなってくれるお店を探してくれるサービスのことだ。
グーピットを利用して、amazon.co.jpでドライブレコーダーを取り付ける費用は3,240円〜だ。
これはあくまでも目安なので、車やドライブレコーダーの種類などによって値段が変わってくるぞ。
*方法
①購入
Amazon.co.jpでドライブレコーダーを購入する。取り付け対象はAmazon.co.jpで購入したドライブレコーダーだけだぞ。
②店舗検索と問い合わせ
グーピットの店舗検索で取り付け工事を希望する店舗を探し、メールや電話で問い合わせる。
③取り付け工事
グーピットの店舗でドライブレコーダーを取り付ける。

あると便利な工具

ドライブレコーダーを車に取り付けるのにあったら便利な道具を紹介するぞ。

パーツクリーナーやアルコール

ドライブレコーダーを貼り付けるのに、両面テープを利用する。

パーツクリーナーやアルコールは、両面テープの貼り付け面となるウインドウガラスについた油汚れやホコリを取り除くために必要となる。

ウエス

パーツクリーナーやアルコールを使って、ウィンドウガラスの汚れを取り除く時に使う。

電工ペンチ

ドライブレコーダーの端子を加工するのに必要だ。

ヒューズプライヤー

ヒューズを抜き取る時に使うプライヤーだ。もちろん、ヒューズを差し込む時にも便利だ。

ギボシ端子

ドライブレコーダーのオス端子に装着する端子だ。

結束バンド

ドライブレコーダーのコードをまとめるのに、あると便利だぞ。

配線クリップ

ドライブレコーダーのコードがプラプラしないように、まとめて貼り付けるのに必要だ。

内張り剥がし

これはなくてもいいのだが、ドライブレコーダーから伸びたコードをピラーの内側に隠したい時に、ピラーを外すために必要な道具だ。

内張り剥がしはamazonなどの通販サイトから購入できる。

ピラーは左右両側についているが、両方とも外す必要はない。ヒューズボックスがある側のピラーだけ外せば良い。

ピラーを外す時には、ダッシュボードなどに傷がつかないように養生しておくことを忘れないようにするのだぞ。

まとめ

今回は、ドライブレコーダーの取り付けについて紹介した。

本当は画像を載せてわかりやすい紹介をしたかったのですが、電気屋の店員の限界ですね。

ドラレコの記事はこちらからご覧ください。

https://xs033034.xsrv.jp/drive-r/

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