衣類乾燥に最適な除湿機おすすめランキング2021とメーカー別比較と選び方

春夏秋冬の中で1番生活しにくい、体の調子があまり良くない、気分が上がらないのが梅雨や秋冬。湿度が上がってジトジト、洗濯物の乾燥ができず生乾きでニオイが臭い。

毎年、6月前後や秋冬の時期は除湿機や衣類乾燥機などが物すごい勢いで売れる。種類や数も多く何を基準にして選べばいいか分からないこともあるはず。

湿度が高くて衣類乾燥がダメな時は除湿機が必須だ。そこで今回は最新の人気、除湿機のおすすめ、3つの方式、知って得する選び方をお伝えしていこう。

人気の除湿機のおすすめ2021(方式別)

各方式(コンプレッサー式、デシカント式、ハイブリッド式)ごとにおすすめの除湿機を順番にご紹介していこう。お値段は製品モデルやメーカーによってさまざまなので、ぜひ比較してほしい。

衣類乾燥には除湿機は一家に1台があってほしい家電だ。

コンプレッサー式除湿機 三菱 MJ-M120SX

三菱 除湿乾燥機(木造14畳/コンクリート造28畳まで ホワイト)MITSUBISHI コンプレッサー方式 MJ-M120SX-W
三菱電機(MITSUBISHI ELECTRIC)

コンプレッサー式の除湿機だ。ポイントは温度・湿度を見張るセンサーや赤外線センサーがついている。洗濯物の位置や量、状態を検知して見分ける。

簡単に言うと衣類乾燥中に洗濯物の乾き具合をチェックするということ。衣類の厚みや素材で乾き具合が異なるのですごく便利な機能だ。乾きのムラがなくなるのだ。

乾いてない洗濯物を重点的に乾燥させるのとは反対でワイド乾燥もある。最大で約180cmの幅を対応できるので洗濯物を並べて乾燥する人にはありがたい機能だ。

衣類乾燥用でお探しの方におすすめしたいモデルだ。

サイズはコンプレッサー式になるため少し大きく感じるが、1年中使用することはないので気にすることはないかと。

方式タイプ コンプレッサー式
排水タンク容量 約3.0L
適応面積
一戸建住宅(木造)和室
~14畳(23m2)/~15畳(25m2
一戸建住宅(プレハブ)洋室 ~21畳(35m2)/~23畳(38m2
集合住宅 洋室 ~28畳(46m2)/~30畳(50m2
消費電力(電気代)50Hz/60Hz 衣類乾燥、除湿325W/385W
運転音(50Hz/60Hz) 除湿 強/弱 47dB/39dB 衣類乾燥 標準/夜干し 49dB/39dB
本体質量 13.5kg
サイズ 高さ534mm×幅360mm×奥行210mm

 

コンプレッサー式 コロナ CD-S6321

CORONA 衣類乾燥除湿機 (コンプレッサー方式) ホワイト CD-S6321(W)
コロナ(Corona)

Amazonベストセラー商品。家電量販店でも圧倒的に売れる超人気商品だ。

なぜ売れるか?やはり価格が魅力的。とにかく安いのだ。

1日の除湿量は6L、2㎏の洗濯物を130分で乾かす事が出来るほどパワフルな除湿力を誇る。衣類乾燥機能がシンプルなだけに、その性能の凄さをウリにしている製品だ。

排水タンク容量は3Lとそこまで大きくはないが、本体の大きさ、質量がコンパクトなので省スペースになり便利なモデルだ。

移動をする時は本体、上部に持ち手がついているのも人気のポイントだ。

方式タイプ コンプレッサー式
排水タンク容量 約3.0L
適応面積 50Hz/60Hz
一戸建住宅(木造)和室
~7畳(12m2)/~8畳(14m2)
一戸建住宅(プレハブ)洋室 ~11畳(18m2)/~12畳(20m2
集合住宅 洋室 ~14畳(23m2)/~16畳(26m2
消費電力(電気代)50Hz/60Hz 衣類乾燥、除湿175W
運転音(50Hz/60Hz) 38dB
本体質量 8.3kg
サイズ 高さ533mm幅170mm奥行365mm

コンプレッサー式 シャープ CV-N71

シャープのプラズマクラスターといえば空気清浄器で有名だが、この除湿機は空気清浄器の機能もあるのだ。

除湿機能はもちろん、衣類乾燥の送風はイオン送風運転でプラズマクラスターを利用したさわやかな空気を送り出す。生乾きの匂いを防ぐことができるのが強みだ。

衣類乾燥以外にも消臭、静電気除去までの効果があるプラズマクラスター。最近は加湿器もシャープが人気になっている。

除湿能力は50Hzで1日6.3L、60Hzで1日7.1L。本体サイズはコンパクトなので狭い空間で使用した人におすすめしたいモデル。

排水タンクには持ちやすくするハンドルがついているので水を捨てる時は簡単で助かる。

方式タイプ コンプレッサー式
排水タンク容量 約2.5L
適応面積 50Hz/60Hz
一戸建住宅(木造)和室
~8畳(13m2)/~9畳(26m2)
一戸建住宅(プレハブ)洋室
集合住宅 洋室 ~16畳(26m2)/~18畳(30m2
消費電力(電気代)50Hz/60Hz 衣類乾燥、除湿165W
運転音(50Hz/60Hz) 衣類乾燥 強 44/43dB 弱 36/36dB
本体質量 9.0kg
サイズ 幅304mm×奥行き203mm×高さ480mm

コンプレッサー式 アイリスオーヤマ DCE-6515

こちらは除湿機能だけ搭載している正真正銘の「除湿機」。それだけに値段は安価。衣類乾燥はいらないという人には最高のモデルだ。

コンプレッサー方式だから電気代もお得。コストパフォーマンスは非常に高い製品です。コンプレッサー式は音が気になるとこなのでん寝てる間にも除湿機を使用するなら注意が必要。

弱点を答えるとなると排水タンクが1.8Lと小さいのでまめに水を捨てる必要がある。除湿機が排水タンクに水が満タンになると運転がストップするのを覚えておこう。

つまり何回も水を捨てるのが面倒と感じる人は排水タンクが大きいモデルにした方がいい。

方式タイプ コンプレッサー式
排水タンク容量 約1.8L
除湿能力 50Hz:5.5L/日 60Hz:6.5L/日
適応面積 50Hz/60Hz
一戸建住宅(木造)和室
~7畳(12m2)/~8畳(13m2)
一戸建住宅(プレハブ)洋室 ~11畳(18m2)/~12畳(20m2)
集合住宅 洋室 ~14畳(23m2)/~16畳(26m2
消費電力(電気代)50Hz/60Hz 衣類乾燥、除湿155W/175W
運転音(50Hz/60Hz)
本体質量 9.3kg
サイズ 幅290mm×奥行約190mm×高さ約477mm

デシカント式 パナソニック F-YZU60

毎年、梅雨の時期や秋冬の時期になると必ず売れ筋上位にランクインするモデル。コンパクトでデシカント式だから寒い時期に大活躍する、一人暮らしの人に人気の除湿機だ。

音が静かだからテレビを見ても気にならないレベル。また寝る時にも使用したい人にもおすすめ。本体質量が5.9kgとコンプレッサー式と比較してもかなり軽いので移動が多い人に最適。

本体上部にが持ち手があるのもとても親切。色はブルーとピンクの2色。

方式タイプ デシカント式
排水タンク容量 約2.0L
除湿能力 1日7L
適応面積 50Hz/60Hz
一戸建住宅(木造)和室
~7畳(12m2)
一戸建住宅(プレハブ)洋室 ~11畳(18m2)
集合住宅 洋室 ~14畳(23m2
消費電力(電気代)50Hz/60Hz 衣類乾燥、除湿460W
運転音(50Hz/60Hz) 38dB (音ひかえめ)
本体質量 5.9kg
サイズ 高さ459mm×幅178mm奥行き357mm

デシカント式 アイリスオーヤマ DDD-50E

デシカント式の中でもちょっと異質なサーキュレーター付のモデル。除湿機とサーキュレーターがどっちもあるのは珍しい。

衣類乾燥や湿気の多い場所に風を送り込む、冷暖房の空気循環などサーキュレーターだけでもさまざまな用途で威力を発揮する。

デシカント式なのでヒーターで冬場の衣類乾燥もスピーディだ。さらにサーキュレーターがあるから一点を集中して乾燥、首振りでワイドに乾燥をすることができる。

冬など寒い時期に活躍してほしい除湿機を探している人はおすすめモデルだ。

方式タイプ デシカント式
排水タンク容量 約2.5L
除湿能力 1日5.0L
適応面積 50Hz/60Hz
一戸建住宅(木造)和室
6畳(10m²)
一戸建住宅(プレハブ)洋室 10畳(16m²)
集合住宅 洋室 13畳(21m²)
消費電力(電気代)50Hz/60Hz 衣類乾燥、除湿590W
運転音(50Hz/60Hz)
本体質量 7.8kg
サイズ 幅約287mm奥行約234mm高さ約640mm

デシカント式 日立 HJS-D562

デシカント式の除湿機。サイズがコンパクトで移動もしやすい。重量は5.3㎏と比較的軽いので持ち運びも容易にできる。

玄関、洗面所やクローゼットで使用したい人にぜひおすすめしたいモデルだ。

電気代は安く、音はしずかで、本体は軽い。一人暮らしの方によく売れているかなと感じる。

ただ、排水タンクは小さいのでまめにチェックはしてほしいとこだ。

ハンドルつきなので水を捨てる時は楽だ。またデシカント式の特徴である、室温が上がるので冬など寒い時期に使用するならありがたいはずだ。

もちろん除湿機能もしっかりしており、衣類乾燥においては上下150°に動く吹き出し口のルーバーのおかげで集中的に洗濯物を乾かす事ができる。

方式タイプ デシカント式
排水タンク容量 約1.8L
除湿能力 1日5.6L
適応面積 50Hz/60Hz
一戸建住宅(木造)和室
~7畳(12m2
一戸建住宅(プレハブ)洋室 ~11畳(18m2
集合住宅 洋室 ~14畳(23m2
消費電力(電気代)50Hz/60Hz 衣類乾燥、除湿590W
運転音(50Hz/60Hz) 衣類乾燥50dB
本体質量 5.3kg
サイズ 幅269mm高さ445mm奥行き174mm

デシカント式 アイリスオーヤマ DDB-20

アイリスオーヤマからもう一つ。

今回紹介する除湿機で1番コンパクトなデシカント式の除湿機になる。

湿気が多い脱衣所や洗濯物の近くにピンポイントに設置するなど、持ち運びや移動を意識したタイプ。排水タンクに水が満杯になると自動的に停止するので長時間運転でも安心だ。

静音設計で34dB、4時間・8時間タイマー付なので夜の稼働にも安心だ。ちなみに34dBは図書館の中と同等の音だ。参考になれば。

方式タイプ デシカント式
排水タンク容量 約2.0L
除湿能力 1日2.0L
適応面積 50Hz/60Hz
一戸建住宅(木造)和室
3畳(4m2)
一戸建住宅(プレハブ)洋室 4畳(6m2)
集合住宅 洋室 5畳(8m2)
消費電力(電気代)50Hz/60Hz 衣類乾燥350W
運転音(50Hz/60Hz) 衣類乾燥34dB
本体質量 3.9kg
サイズ 幅約284mm奥行約158mm高さ約447mm

ハイブリッド方式 パナソニック F-YHUX120

パナソニック 衣類乾燥除湿機 ナノイーX搭載 ハイブリット方式 ~25畳 ミスティグレ- F-YHUX120-H
パナソニック(Panasonic)

1年ずっと快適に使用ができるハイブリッド式。デシカント式とコンプレッサー式のいいとこどりだ。

価格が高いのと本体質量が重いのがデメリットだが、気になる機能は文句なし。ワイド送風もあるので1度に大量の洗濯物の乾燥が可能だ。

最大のポイントはやはりパナソニック得意のナノイーXだ。部屋干しの臭いをしっかり抑制してくれる。昨年モデルはナノイーだが今年は10倍のナノイーX。効果は全然違ってくるのだ。

電気代をおさえてくれるエコナビやおもかせモードがあり、節電を意識している人にはおすすめモデルだ。

方式タイプ ハイブリッド式
排水タンク容量 約3.2L
除湿能力 50Hz:11.5L/日 60Hz:12.5L/日
適応面積 50Hz/60Hz
一戸建住宅(木造)和室
50Hz:11畳(19㎡)60Hz:13畳(21㎡)
一戸建住宅(プレハブ)洋室 50Hz:17畳(29㎡)60Hz:19畳(32㎡)
集合住宅 洋室 50Hz:23畳(38㎡)60Hz:25畳(42㎡)
消費電力(電気代)50Hz/60Hz 50Hz:685W 60Hz:715W
運転音(50Hz/60Hz) 50Hz:48dB 60Hz:49dB
本体質量 13.9kg
サイズ 高さ580mm幅370mm奥行き225mm

ハイブリッド式 パナソニック F-YHUX200

F-YHSX120の上位機種にあたる製品。送風口のルーバーが2つに分かれており、それぞれが独立して動くようになっている。

独立して動くどころかルーバーの動くスピードも左右それぞれで違うので広い範囲での送風が可能だ。

そしてその不規則な風の動きにより洗濯物を揺らすので狭い部屋で詰めて干したとしても、快適に乾かす事が出来ます。すごい。

基本的なスペックは同じで除湿能力がグッと上がる。最強の除湿機だ。

方式タイプ ハイブリッド式
排水タンク容量 約3.2L
除湿能力 50Hz:18.0L/日60Hz:20.0L/日
適応面積 50Hz/60Hz
一戸建住宅(木造)和室
50Hz:19畳(31㎡)60Hz:21畳(35㎡)
一戸建住宅(プレハブ)洋室 50Hz:29畳(48㎡)60Hz:33畳(54㎡)
集合住宅 洋室 50Hz:38畳(63㎡)60Hz:43畳(71㎡)
消費電力(電気代)50Hz/60Hz 衣類乾燥50Hz:800W 60Hz:830W
運転音(50Hz/60Hz) 50Hz:48dB 60Hz:49dB
本体質量 17.4kg
サイズ 高さ662mm幅378mm奥行き296mm

 

3つの除湿方式を解説

除湿機って実は全部同じではないのがご存じだろうか?

除湿機でも電気代が安い・高い、動作音が静か・うるさい、季節によっての能力が違うのだ。

購入する前にみなさんの家庭にピッタリの除湿機を探すことができるよう、3つの除湿方式を紹介していこう。

除湿機 コンプレッサー式

コンプレッサー式のポイントは以下にんなる。

動作音 比較的大きくブーンと音がする。

電気代 デシカント式と比較して安い。

室温変化 若干上がる(1〜5℃)

コンプレッサーとは強い圧力をかけて気体を圧縮して送り出す装置の事。圧縮機とも呼ばれる。

この方式は、取り込んだ湿った空気を冷媒(フロンガス)や蒸発器で冷やし、湿気を水分に変えて結露させて取り除く。湿気が取り除かれた空気はコンプレッサーで外に送り出す事で、室内の空気を除湿していく。

コンプレッサー式除湿機のメリット

電気代が比較的安い。高温(25℃以上)での除湿力が大きい、除湿量が多いなどの理由から、梅雨時~夏場の除湿に活躍できる。

長時間稼働でも電気代が抑えられて、しかもパワフル。除湿による室温上昇も少ないので、特に梅雨時~夏場などの、気温が高い季節に大活躍する。

コンプレッサー式除湿機のデメリット

本体が大きくて重い。稼働時の振動音が大きい(コンプレッサーの稼働の為)

一方、狭いお部屋だと大きくて場所をとってしまうデメリットも。コンプレッサーを搭載しているのでどうしても本体は大きくなりがち。

コンプレッサーは振動音も大きいので夜間の稼働も気になるところ。重いので持ち運びもなかなか大変。

また、コンプレッサー方式は室温が下がると除湿能力が落ちるので、冬場の除湿には向いていないかも。

更には、冷媒(フロンガス)を使用しているタイプは粗大ゴミとして捨てる場合には自治体によって特別な扱いがあるので確認が必要です。

コンプレッサー式の除湿機を採用しているのは主に安いコロナ、三菱、シャープなどが有名なとこですね。

除湿機 デシカント式

デシカント式のポイントを紹介していこう。

動作音 比較的音が静かでいつでも使用できる。

電気代 コンプレッサー式と比較して高い。

室温変化 結構上がる(3〜8℃)

ゼオライト方式とも呼ばれる。ゼオライトとは乾燥剤の事。

取り込んだ空気を製品内部にあるゼオライトへ水分を吸着させる。吸着した水分はヒーターで温められた後、熱交換器を通って冷やされて水滴に変えて除湿していく。

デシカント式除湿機のメリット

室温による除湿能力の変化は少ないので1年を通して利用できる、軽量コンパクトで静か。

水分の吸着と放出に優れた多孔質乾燥剤(化学反応による水分の吸着ではなく、水分子を吸着しやすい多孔質表面の多い乾燥剤)により水分吸着を行うので、室温の低下による除湿能力の低減はない。

従って、冬場の結露予防などにも安定した能力を発揮する。

コンプレッサー方式と比べて音も静かで、本体もコンパクトなので狭い部屋にも最適。

こちらのタイプでは、冷媒(フロンガス)を利用していないので、粗大ゴミの排出の際は特に気にする事無く捨てられるので簡単だ。

デシカント式除湿機のメリット

ヒーターを使う分電気代が比較的高い(コンプレッサーのおよそ2倍以上)、室温が上昇する。夏場の除湿はコンプレッサー方式の方が優れている。

ヒーターを利用している為室温が上昇しやすく(3℃~8℃上昇する)、冬場の利用においては室温上昇効果も相まって非常に有効ですが夏場の利用には注意が必要。

そして、ヒーターの影響で消費電力が大きいので電気代もコンプレッサー方式と比べると高くなってしまう。(冷却よりも加熱の方が電気代が高くなると言われています)

デシカント方式の除湿機は主にパナソニック、象印が有名だ。

除湿機 ハイブリッド式(これが最強)

ハイブリッド式のポイントを紹介していこう。

動作音 季節によりコンプレッサーとデシカントを使い分け。

電気代 夏季はコンプレッサー、冬季はデシカントを使用で安い。

室温変化 3つの方式を遣い分けするのでさほど影響なし。

一般的にはコンプレッサー方式、デシカント方式の2タイプなのですが、この2タイプ両方の機能を兼ね備えているハイブリッド方式というものが存在。

ハイブリッド式除湿機のメリット

夏場はコンプレッサー式、冬場はデシカント式での除湿が可能なので、1年中安定した除湿機能を発揮する事が出来る。衣類乾燥以外の多機能な製品が多い。

コンプレッサー方式は暑い時期、デシカント方式は寒い時期がそれぞれ得意としていますが、ハイブリッド式は両方の機能を時期に合わせて使い分けるので1年を通して使い続ける事ができます。

デシカント方式も1年中使えますが、電気代や夏場の除湿能力を考えると…という方はこのハイブリット式がおすすめ。

ハイブリッド式除湿機のデメリット

本体価格が他の2タイプと比べて高額。

2つの機能を備えておりますので当然と言えば当然かもしれませんが、やはり本体価格はそれぞれのタイプと比較しても高くなってしまう。

でも高くても売れる。やはり1年通して使用したい人が圧倒的に多いのが理由だ。もちろん値引きされたら頑張るけどね。

高機能・高性能で価格高めになるので、ランニングコスト(日々の電気代)を含めて検討してみるとよいかもしれない。

ハイブリッド式の除湿機はパナソニックのみ。だから価格も強気。

 

除湿機の選び方。価格の差は?電気代は?


上でも触れておりますが、やはり気になるのは本体価格と日々の電気代。どのくらいの期間使うのか、利用頻度はどの程度か、などなど、事情によって購入価格も考えていかなければなりません。

そして利用頻度が高ければその分の電気代も気になります。

簡単に、タイプ別でおおよその値段を比較してみました。

1、本体価格

ポイント

コンプレッサー方式:1.5万円~3万円程度

デシカント方式:1.5万円~2.5万円程度

ハイブリット方式:5万円前後~

メーカーやモデルにもよるので一概には言えませんが、コンプレッサー方式もデシカント式もお値段は同程度と考えてよいだろう。

しかしながらやはりハイブリット方式は他の2タイプと比べても頭一つ分程度高額な値段設定となっている。2つの機能を兼ね備えているので当然と言えば当然だ。

各方式ごとでの値段の差で言えば、オプション機能がついてるかどうかにもよる。シンプルな除湿のみの製品は比較的値段が抑えられている傾向にあるのだ。

高機能であるほど値段は高くなっていく。

2、電気代

ポイント

コンプレッサー方式: 1時間当たり:4.9円~7円

デシカント方式: 1時間当たり:13.4円~15円

エアコンによる除湿: 1時間当たり:12円

前述している通り、コンプレッサー方式よりもデシカント方式の方が電気代は高め、なんと2.5倍もの差があります。エアコンの除湿機能も電気代は高いですが、デシカント方式の除湿機の方が高いという事実に少し驚きですね。

エアコンと併用する場合はデシカント方式ではなくコンプレッサー方式を選ぶ方がよいようです。

ハイブリット方式は、夏場と冬場で使い分けるので夏場は電気代抑え目、冬場は逆に高くなるとみてよいでしょう。1年を通しての単純計算で平均すると、デシカント方式よりは安くなるでしょう。

本体が高額なので長期間使う場合や利用頻度が高い場合、色々な機能を使いたいという方はハイブリット方式がオススメです。

もしも除湿機購入に迷っているのであれば、本体価格、毎日の電気代、搭載された機能と利用用途がマッチしているか、といったポイントに着目して製品を比較してみるとよいでしょう。

除湿機で洗濯物を除湿、衣類乾燥はできるの?

お部屋用の除湿機を用いて衣類乾燥はできるのか?という疑問。

最近は浴室乾燥が付いているお部屋もあるが、そうでないご家庭では部屋干しにお悩みの方も多いかと。

結論を先に言うと、「衣類乾燥」を謳っている除湿機であれば衣類乾燥は可能だ。

干してある衣類の近くに除湿機を置き、除湿した風を直接当てる事で衣類乾燥を行う。

除湿機能だけの製品の場合は、室内干しによって湿気を含んだ空気を除湿するという流れになり、結果的に衣類の乾燥も速くなるかもしれないが明確に速くなるか、という事はなかなか言い切れない。

そして衣類乾燥機能が付いている除湿機でも、どの方式を選ぶのが衣類乾燥に適していると言えるでだろうか?

おすすめはコンプレッサー方式かハイブリット方式

コンプレッサーによって乾燥した空気を外に送り出す事で、乾燥した空気を直接衣類に当てる事ができ、いち早く衣類を乾燥させることが出来る。

また、コンプレッサー方式なら長時間稼働でも電気代がデシカント方式と比べてもお得だ

もしも、衣類乾燥の為だけに除湿機の購入を検討しているのであれば、コンプレッサー方式で、型落ち品などの安価なモノでも充分衣類乾燥の役割を果たせるはずだ。

衣類乾燥の機能を重視した製品もあるので、除湿よりも衣類乾燥を優先したい、という方は「衣類乾燥除湿機」と銘打っている製品を先にチェックしよう。

まとめ

コンプレッサー式の特徴

電気代がお得

音は比較的大きい。

梅雨、夏季に強い。

デシカント式の特徴

音はコンプレッサーと比較してとても静か。

電気代はコンプレッサーの2〜3倍。

冬季に強い。

ハイブリッド式の特徴

本体価格は高い。

本体が2つの方式搭載で重い。

1年中使用することができる。

1番コスパが高い方式

今回は除湿機について解説してみた。

除湿機と言いつつも様々な機能やバリエーションがあるので、何を買えばいいのか迷ってしまう事もある。

カタログスペックだけでなく、購入用途なども考慮にいれて賢い買い物をしよう。そして、ジメジメな梅雨を気持ちよく乗り切ろう!

衣類乾燥に最適な除湿機おすすめランキングとメーカー別比較と選び方
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