マンションでも一戸建てもエアコンというとリビングに設置する機種は毎日いる部屋なので冷房も暖房もしっかりした機種が欲しいはず。
ですが、子供部屋や寝室、納屋などはいかがでしょうか?なかなか選ぶのって難しいですし、迷う人もいるはず。
実際に店員からの説明を受けて購入やネットの評価を確認して買っていざ設置をしても暖房が冷たい、部屋が暖かくないってことが実は多いのです。
今回紹介する日立のエアコンのRAS-HK28Hを紹介するのですが、他の機種と何が違うか?なぜこの機種がおすすめかを解説していきます。
先に言っておくが寒冷地仕様エアコン1年通して使用ができとにかく売れているエアコンだ。
日立 寒冷地用エアコン RAS-HK28J
冷房8ー12畳暖房8−10畳
室内機サイズ:幅798×高さ240×奥行315mm
室外機サイズ:幅799×高さ629×奥行299mm
低音暖房能力(外気温2℃時5.3kW)
寒冷地用の暖房エアコンなので冷房は大したことないでしょ?という質問が多いのだが冷房も問題なく稼働してかつ、暖房能力が高いのでご安心を。
ここがポイント!
・寒冷地仕様だがコンパクトサイズで低価格
・他メーカーでは販売してない10畳用で100V電源
・上位機種によくある再熱除湿がついていること
RAS-HK28Jの凄い機能
大人気の凍結洗浄
日立のエアコンのほとんどの機種に搭載されているのが凍結洗浄だ。
手前のフィルターの洗浄はどこのメーカーでもやっているが熱交換器の掃除が一般的には業者にお願いしないといけないのが全自動でやってくれる。
今までエアコンの掃除をあまりやっていなかった、エアコンをたまに使用するとニオイが気になるという人のおすすめの機能だ。
ちなみにエアコンの汚れは約7割が熱交換器と言われている。
綺麗にしておけば空気もキレイ、掃除が不要、節電につながるのでいいことばかりだ。
寒冷地用エアコンでこんなにコンパクトサイズ
寝室、子供部屋、和室などリビング以外の部屋にエアコンを設置する際に悩みのタネはサイズ。サイズのせいで欲しい機種は大きいから下位グレードの機種を購入なんてよくある話だった。
だが、日立のHKシリーズはサイズがとにかくコンパクト。室内機の高さが240mmなのでカーテンレールなどの狭い場所にも設置が可能。
設置する場所の高さ(下に障害物がある場合)は285mmあれば設置が可能。下に障害物がない場合は270mmあれば設置ができる。
他社で日立の次にコンパクトになるのは三菱のXDシリーズ。三菱は295mmが最低設置スペースになりますので日立が10mm余裕がある。
たった10mmでも設置できる、できないの世界になるので日立の方が設置が可能な世帯が多いはずだ。
実際に購入するお客様からお話を聞くが、設置場所が狭いが暖かいエアコンが欲しいという意見が結構多い。
購入したお客様からは幅も高さも余裕があったが本体がスッキリしたデザインなので圧迫感がなくてよかったと聞きます。
どこの家庭でも悪いことはないデザインなのかなと感じる、私も接客する時は説明しやすい機種だ。
10畳用で100V電源が対応している唯一の機種RAS-HK28H
リビングのエアコンというとほとんどの世帯が200V電源が対応しているが寝室、子供部屋、和室などは100V電源が多い。
またブレーカー自体が100V対応になっていて200V電源が対応したエアコンが取り付けができない世帯も少なくない。
200V電源の機種の方が能力が高いので夏は涼しく、冬はポカポカになります。でも200V電源に対応できなく、設置を諦める方も多いのが事実だった。
日立はそんな諦めていた、我慢していた我々ユーザーにニーズに答えるために10畳用の寒冷地エアコンに100V電源が対応したエアコンが発売。
それが今回紹介しているRAS-HK28Jなのです。寒冷地用エアコンはパナソニック、三菱、富士通、東芝で販売してますが、10畳用で100V電源はこの機種のみ。
100V電源はどこの家庭でも対応ができるので、日立のRAS-HK28Jなら電圧切替の工事が不要だ。
これは本当に凄いこと。今からリビング以外のエアコンを検討している方にはピッタリな機種だ。ただ冷房だけでいいのなら寒冷地は必要ない。
子供部屋なら石油ファンヒーターや石油ストーブは危険だと思うことってありますよね?
エアコンならまず事故はほぼないですから安全。小さい子供の部屋なら換気が必要な石油ファンヒーターや電気ストーブを使用するのは躊躇する方もいるはず。エアコンなら本当に安全だ。
再熱除湿がまさかの搭載
エアコンには除湿機能が存在する。除湿の中にも様々な除湿の機能があるのだがクール除湿や弱冷房除湿と呼ばれる除湿がある。
クール除湿や弱冷房除湿は乾燥させるために冷たい空気が出てしまい部屋が寒くなるのだが再熱除湿は違う。
再熱除湿は室温が下がらず、湿気を取り除いてくれる便利な除湿方式になるのだ。再熱除湿は各メーカーの上位機種にばかりついているが、日立のHKシリーズにも搭載されているのが驚きだった。
日立の再熱除湿は大きく4種類に分類。
自動カラッと除湿
室温を自動設定して、寒くならずに除湿しジメジメ感を抑えられる。湿度は40~60%の範囲で5%刻みの設定ができる。
手動カラッと除湿
お好みに応じて室温は10~32℃の範囲で1℃刻み、湿度は40~60%の範囲で5%刻みの設定ができる。
けつろ抑制除湿
暖房を止めてからセットすると、除湿運転を行い2時間後に自動で停止。外気温1℃から使え、冬の結露を抑制する。
ランドリー除湿
外気温・室温・湿度をセンサーでチェックし、強力除湿で、洗濯物を乾燥させる。室温の低い時は暖房運転を組み合わせ、洗濯物を乾燥しやすくする。
1年を通して季節ごとに除湿が選べるので除湿機が必要なくなるかもしれない。
もちろんフィルター自動お掃除機能も搭載
フィルターの自動お掃除はどのメーカーでもありますが日立が他社と差別化している点がステンレス・クリーンシステムになる。
HKシリーズの場合は通風路、フラップ、フィルターがステンレスになっているのでエアコン内部の菌や汚れを抑制してくれる。
他社の場合は多くは樹脂。ステンレスは日立だけ。キッチンのシンクのように汚れがつきにくいのだ。
寒冷地用ならではの凍結防止ヒーター
通常のエアコンと寒冷地用のエアコンは何が違うか?
大きく言うと室外機に大きな違いがある。冬でもしっかり稼働するように室外機に凍結防止ヒーターがついている。
このヒーターがついていない機種だと霜がはってしまい、運転が止まり霜取り運転に切り替わる。この間は暖房が出なくなり部屋の温度が急に下がってしまうのだ。
冬に暖房が止まるのはさすがにキツイ。寒冷地仕様エアコンと言われるが東京の人でもあると実は助かる機種なのだ。
北海道、北陸、東方、関東地方にお住まいの方には寒冷地用エアコンをおすすめする。
日立 HKシリーズ ラインアップ
6畳用
8畳用
10畳用
100Vの電源で寒冷地が欲しいなら今回紹介したRAS-28Hは間違いなくおすすめ。他社にない機能が多く、価格もお手頃だ。
寒冷地仕様エアコンを詳しく知りたい人はこちら。
人気の日立、パナソニック、三菱の3社を徹底比較。冬の時期に外気温が5℃以下になる地域の方は絶対に見た方がいい。当サイトで人気の記事になっている。
暖房は不要、とにかく安いのが欲しい方はこちら。
価格は安く、暖房は使用しないとう人にぜひ読んでもらいたい記事。低価格モデル、フィルター自動お掃除機能つきなどカテゴリーごとにわかりやすく紹介している。