普段の生活の中に、どれほどカメラが浸透しているだろうか。
メモとして、SNSにアップロードするためとして活躍する、スマートフォンのカメラ。
旅先の思い出から、チラシに乗せる小さな写真程度を撮影できる、コンパクトなデジタルカメラ。
雑誌や街頭の大型看板に使われる為の一眼レフカメラ。
現代で生活する上で欠かせない存在となったカメラだが、今回は2010年頃から雑誌やSNSでトレンドとなっているミラーレス一眼レフカメラについて紹介していこう。
- 1 ミラーレス一眼レフは最も人気のカメラ
- 2 ミラーレス一眼レフの選び方とポイント
- 3 ミラーレス一眼の人気のメーカーは?
- 4 ミラーレス一眼レフおすすめランキング2020
- 4.1 第10位 SONY α6300 ILCE-6300L パワーズームレンズキット
- 4.2 第9位 panasonic LUMIX DC-GF9W ダブルレンズキット
- 4.3 第8位 Nikon Z50 ダブルズームキット
- 4.4 第7位 FUJIFILM X-A5 レンズキット
- 4.5 第6位 Canon EOS M200 EF-M15-45 IS STM レンズキット
- 4.6 第5位 OM-D E-M5 Mark III 14-150mm II レンズキット
- 4.7 第4位 Sony α6600 ILCE-6600M 高倍率ズームレンズキット
- 4.8 第3位 FUJIFILM X-E3 レンズキット
- 4.9 第2位 OLYMPUS PEN E-PL9 EZダブルズームキット
- 4.10 第1位 Canon EOS Kiss M EF-M15-45
- 5 まとめ
ミラーレス一眼レフは最も人気のカメラ
SNSやブログに写真をアップロードしたり、写真店で印刷する際、どのようなカメラを使うことが多いだろうか?
おそらく一番多いのはスマートフォンやコンパクトデジタルカメラである。
ここ近年のスマートフォンに搭載されたカメラ画質は、眼を見張るほど高画質な写真を、とても簡単に撮影することができる。
ただし、暗い室内や夜間に撮影した写真を撮影した場合、拡大するとモヤッとしたりボケていたりする事が多い。
そんな悩みを解決してくれるのが、一眼レフカメラなのだ。
一眼レフカメラは、雑誌や広告に使われる高精細でハッキリとした写真を撮影することが可能なので、デザイン業の人には欠かせない存在である。
しかし、使いこなすにはシャッタスピードやISO感度、レンズの特徴をしっかり覚えて置かなければ良い写真を撮ることが出来ないため、初心者にはとてもハードルが高い。
そんな悩みを解決しつつ、一眼レフの良いところを持っている、良い所ドリなカメラがミラーレス一眼レフカメラなのだ。
それぞれの違いを簡単に説明すると、
コンパクトデジタルカメラ (デジカメと呼ばれるタイプ) | ◯ ポケットに収まるコンパクトさ ◯ 値段も1~2万円から購入できる △ 画質は高性能なスマホと比べて大きな差がわかりにくい |
ミラーレス一眼レフカメラ (ミラーレスと呼ばれるタイプ) | ◯ デジカメやスマホより解像度が高い ◯ 背景をボカしたりマクロ撮影がしやすい △ 印刷に耐えれるのはA3くらいまで |
デジタル一眼レフカメラ (一レフと呼ばれるタイプ) | ◯ ミラーレス以上の圧倒的な解像度 ◯ 初心者からプロまで幅広く対応 △ 本体が大きく、値段も高価 |
といった内容である。
ミラーレス一眼は、「インスタやSNSに、ちょっと良い感じの写真をアップしたい!」といった使い方や、「子供の成長をキレイに残したいけど、一眼レフって難しそう」と考えている人にはぴったりなカメラである。
ミラーレス一眼レフの選び方とポイント
ミラーレス一眼レフの特徴をお伝えした上で、次に選び方について。
ミラーレス一眼レフは、カメラ初心者から中級者までをメインターゲットとしているので、独自機能やトレンド機能によりモデルチェンジが比較的多い。
今回はミラーレス一眼レフを購入するうえで重要となる項目を伝えよう。
センサーサイズ
まずはカメラセンサーについて。
カメラセンサー(イメージセンサーとも言う)は、車で言う所のエンジンに相当する。
シャッターを押し、レンズから取り入れた光をイメージセンサーが受け取り、デジタル化する重要なパーツだ。
このセンサーサイズが大きければ、たとえ800〜1600万画素数と少ない画素数であっても、拡大しても精細な写真が撮れると考えてもらえると良い。
イメージセンサーのサイズ順で言うと、
- フルサイズ ← APS-C ← マイクロフォーサーズ ← 1インチ(デジカメ) ← 一般的なスマホのカメラ
となっており、とても綺麗に撮れるように思えるgalaxyやiPhoneのカメラも、デジカメより小さなセンサーなのである。
ただし、イメージセンサーが大きくなることにより、デメリットも発生する。
デメリットとして、本体が大きく/重くなること、カメラの価格が高くなること。
特に大きくて重いカメラは、カメラ初心者や女性の方にとってかなりデメリットとなる。
一眼カメラを買うぞ!と意気込んでフルサイズを購入してしまうと、結果重くて持ち出さないようになりスマホのカメラに逆戻り、といった例も散見する。
ミラーレス一眼レフのフォーサイズや、APS-Cでも十分に綺麗な写真を撮影できるので、まずは使い潰す感覚でコンパクトな入門機を購入して欲しい。
画素数
デジタルカメラやスマートフォンのカメラの性能を比べる際に、比較材料となるのが画素数。
画素数が多いほど、色鮮やかに精細に表現でき、拡大した時にも画像が荒れにくい。
ただし、先程触れたイメージセンサーも踏まえつつ画素数を選ばなければ、そのメリットを活かせなくなる。
例えば、同じ1800万画素のカメラでも、イメージセンサーがAPS-Cとフルサイズとでは、仕上がる写真が異なる。
フルサイズの方が光をより多く取り込めるので、天体写真や暗い室内など暗所ではノイズが目立ちにくくなる。
また、画素数が多ければ多いほど、画像化する際の処理に時間を多く要する。
価格が安いのに高画素数のカメラだと、連射速度が遅い、メモリーカードへの保存が遅い、撮影した写真の読み込みが遅いなど、カメラそのものの処理性能が追いつかなくなってしまう。
そして、高画素モデルは手ブレに弱い特徴が大きい。
1800万画素前後のモデルであれば比較的問題ないが、もしAPS-C以上のイメージセンサーのカメラで、2000万画素超えのカメラを購入する場合は、本体もしくはレンズが手振れ補正対応の物を購入して欲しい。
購入時は画素数だけに惑わされないように。
動画撮影
twitterやinstagramに引き続きブームとなっているYoutube。
ビデオ版ブログとしてvlogを撮影する人も多い。
もちろんスマートフォンでも4K画質の動画を撮ることができるが、ミラーレス一眼レフカメラがあれば、背景が綺麗にボケた映画のような動画が撮影できる。
発売されたモデルによってはフルHD(1080p/1080i)と、4K(2160p/i)以上に対応する機種で別れる。
動画はあまり撮影しない、という人であれば不要な機能であるが、ビデオカメラなど専用のカメラを持っていないのであれば是非4K対応のモデルを購入して欲しい。
手振れ補正機能
今や当たり前となっている手振れ補正機能。
実は手振れ補正にも種類がある事をご存知だろうか。
ミラーレス一眼レフカメラの場合、大きく分けてボディ内手振れ補正とレンズ内手振れ補正の2つ。
ボディの外と中の違いなだけで、向き不向きが全く異なるのだ。
まずはボディ内手振れ補正方式の特徴について。
メリット: | どのレンズを装着しても手振れ補正対応となる レンズ重量が軽くなる 回転ブレに強い |
デメリット: | ファインダー越しだと手振れ補正されているのかわかりにくい 本体サイズが大きくなりやすい モデルによっては動画撮影中に使えない場合あり |
ボディ(カメラ本体の事)内部に手振れ補正機能を搭載すると、昔のレンズなどを使用した場合にもキチンと手振れ補正ができる。
また、レンズが重たくなりにくいので、三脚を使用した際に安定しやすい。
シャッタを押す際などに発生しやすい回転ブレに強いのも特徴の一つ。
ただし、その反面本体が重くなる傾向があるので注意。
昔のレンズを使用し、独特な風合いを楽しみたい場合にはこちらを選んでおいた方が良い。
次にレンズ内手振れ補正対応について。
メリット: | レンズごとに最適化された手振れ補正がされている ファインダー越しで手振れ補正されているか確認しやすい 望遠レンズの場合はレンズ内手振れ補正の方が効果が高い |
デメリット: | レンズが重たく、高価になる 広角レンズや単焦点レンズなどは搭載出来ない事が多い 三脚使用時にはバランスが取りにくい可能性 |
レンズ内に手振れ補正機能を搭載するので、ファインダー(覗き窓)から確認した場合にも手振れ補正されているのか確認できる。
また、手振れ補正機能もそのレンズの特徴を踏まえた上で設計されているので、プロからはレンズ内手振れ補正モデルを選ぶ人も多い。
ただし、その場合はレンズ本体が高価になる。
人物撮影に向いている単焦点レンズと呼ばれる短いレンズにはレンズ内手振れ補正が搭載されていないメーカーもあるので要注意。
後ほどしょうかいする商品の表に、手振れ補正機能があり、と書かれているモデルはボディ内手振れ補正機能に対応している事を表している。
ボディとレンズキット
一眼レフの特徴として、レンズの交換が可能である事。
ミラーレス一眼レフもレンズ交換対応モデルがほとんどだ。
一眼レフカメラには、◯◯レンズキット〜という名前で販売している商品と、ボディのみと書かれた商品が存在する。
ボディのみというのは、その名の通りカメラ本体のみで、別途ボディに合うレンズを買わなければならない。
その反面、◯◯レンズキット〜と書かれた商品であれば、最初からレンズもセット販売されているので、購入後すぐに使うことができる。
一般的にレンズキットを購入する方が、同じ性能のレンズを別々に購入するより安く設定されている。
ボディのみ販売されている理由として、例えば既にレンズだけ持っている人や、撮りたいシチュエーションに合わせたレンズを購入したい人に向けた商品なのである。
初めて一眼レフを購入するカメラ初心者の方であれば、まずはレンズキットのモデルを購入してみよう。
液晶モニター
デジタル一眼レフカメラには、液晶モニターが搭載されているモデルがほとんど。
液晶モニターも、性能がメーカーによって様々。
主な違いとしては、
- タッチパネルの対応/非対応
- チルト機能に対応/非対応
- バリアングル機能に対応/非対応
この3点である。
タッチパネル対応モデルは、フォーサイズ〜APS-C搭載の入門機〜中級者向けのモデルに多い。
スマートフォンのように直感的にピント合わせが出来たり、とにかく利便性が良い。
チルト機能対応モデルは、例えば動物や子供をローアングルで撮影する時、一眼レフで自撮りする時や三脚に立てて「全員写っているか」確認する場合に役に立つ。
バリアングル機能に対応しているモデルは、チルト機能モデルのメリットに加えて、縦持ち撮影時にも使いやすく、暗所で撮影する際に液晶を180度回転しオフにする、など細かな使い方が可能である。
ただし、バリアングル機能に対応するモデルは稼動部品が増えるので、重量が増えるので要注意。
ファインダー
メリットなどを紹介
従来のフィルムカメラであれば、ファインダーというのぞき窓が搭載されており、撮影したいアングルや構図を確認した上で撮影が可能。
デジタル一眼レフであれば、ほとんどのモデルにファインダーが搭載されているのだが、ミラーレス一眼カメラだと搭載されていないモデルが多い。
液晶モニターがあるメリットと言えば、先ほど触れたように、様々なアングルからでも撮影しやすいメリットが大きい。
ただし、直射日光が刺す天気の良い日だと、モニターがとても見辛い場合がある。
また、動きの速い物を撮影する際にもタイムラグ(遅延)が発生しやすいので、思ったものが撮れないという場合も考えられる。
そういうシーンにうってつけなのが、電子ファインダー(EVF)なのだ。
カメラを使うシーンに合わせてファインダーの購入も検討して欲しい。
接続方法
最近の家電はなんでもスマートフォンと接続できる。
テレビやスピーカー、エアコンから洗濯機、冷蔵庫や電子レンジまでもだ。
一眼レフカメラも、Wi-Fi経由でスマートフォンやパソコン等に無線で撮影データを飛ばせるSDカード製品が存在していたが、現在はカメラ本体がWi-Fi経由で撮影データを飛ばせることが多い。
また、接続方法も省電力なBluetoothや近づけるだけで接続されるNFC対応モデルも登場。
特にBluetooth搭載のミラーレス一眼カメラは、電源のオンオフもスマホで操作できる製品まで存在する。
カメラを離れた場所に設置し、グループ全員でセルフィーを撮ることだって簡単にできるのだ。
ミラーレス一眼の人気のメーカーは?
ミラーレス一眼レフのメーカーはどこが人気なのだろうか。紹介していこう。
Canon(キャノン)
一眼レフカメラを購入する上で、有名なメーカーの一つといえばキヤノン。
Kissシリーズといった入門者/初心者向けの低価格帯から、プロ仕様のフルサイズセンサーの機種まで幅広い。
キヤノンの特徴は、ズバリ「明るく撮れやすい」「AFのピントが合う時間が早い」点であろう。
明るく撮れやすい点については、量販店スタッフがこぞって話す「人物が綺麗に撮れる」「食べ物が美味しそうに撮れる」という観点だ。
また、AF(オートフォーカス)のピント合わせが比較的早いので、動物や子供など動きやすい被写体にも強い。
スポーツマン専属カメラマンなどがキヤノンを愛用している理由でもあるのだ。
また、交換レンズや互換レンズが多いのも魅力の一つ。
子供の成長記録やペット/動物を良く撮る場合であればキヤノンのミラーレスをオススメしたい。
Nikon(ニコン)
キヤノンと並んで有名なメーカーといえばニコンである。
ニコンの特徴は、先ほどのキヤノンとは特徴が異なり「ピント合わせの精度が高い」「色再現性が忠実」である。
明るく撮れやすいキヤノンは、反面として「フィルターで加工したような明るさ」と捉えられる場合がある。
(もちろんPhotoshop等で編集すれば良い話だが)
その点ニコンは、目で見た景色に忠実であり、黒などの沈んだ表現を得意とする。
旅行先の風景や植物、乗り物など無機物を撮影するのが得意と言って良いであろう。
また、キヤノンと比較するとピント合わせ速度が劣る反面、ピント合わせの精度に定評がある。
また、耐久性が高いのも人気の理由で、毎日ガシガシ使いたいユーザーにも満足してもらえるメーカーだ。
Fujifilm(富士フィルム)
フィルムカメラ時代から知名度が高い富士フィルム。
その富士フィルムからも、遂にミラーレス一眼レフが登場。
富士フィルムのミラーレス一眼レフカメラと言えば、なんといっても「レトロなデザインと実用性の高さ」である。
外見からは最新式ミラーレス一眼レフとは思えないほど、フォトジェニックでレトリーな外見。
他者がボタンをいくつも搭載しているのに対し、数字が書かれたダイアルが数個あるのみ。
感覚的に使いこなせるので、見た目に反して初心者でも使いこなしやすい。
また、外見だけでなく「フィルムシミュレーションモード」といモードを利用すれば、フィルムカメラで撮影したかのような独特の雰囲気の写真撮影も可能。
80年近くカメラを開発してきた富士フィルムにしか作れないカメラであろう。
人物を撮影する際にも、肌の暖かさが自然と伝わってくるような風合いも特徴のひとつ。
ただし、最上級モデルのみにしか手ぶれ補正機能が搭載されていないので、その点は注意して頂きたい。
オリンパス
ミラーレス一眼レフカメラやデジタルカメラに意欲的に開発して来たオリンパス。
世界初の胃カメラを開発したのも同メーカーだ。
そんなオリンパスの特徴は、「強力な手ブレ補正」と「気軽に持ち運べるサイズ感」。
特に手ぶれ補正の性能がとても強力であり、夜間の撮影時にその力を発揮できる。
また、マイクロフォーサイズのセンサーサイズ搭載モデルが多いので、とにかく軽い。
交換レンズをセットした状態であっても、首から下げて重く感じない。
その上スマートフォンで撮影するより、はるかに綺麗な写真が撮影できるので、旅先で荷物を軽くしたいというユーザーから愛用されることも多い。。
CMに宮崎あおいを起用しており、女性向け雑誌にも数多く取り上げられるほど、女子からの支持率がとても高い。
操作方法も比較的わかりやすいので、女性が初めてカメラを買いたい!という場合にオススメしたいメーカーだ。
Sony(ソニー)
テレビのブラビア、ゲーム機のプレイステーションを生み出してきた家電メーカーのソニー。
そんなソニーもここ数年デジタルカメラのブランドを一新。
2000年代から販売していたサイバーショットから、αシリーズに方針を切り替えた。
そんなソニーのミラーレス一眼レフカメラが人気の理由としては「コンパクトなボディに大型センサー」「玄人にぴったりな位置付け」な所。
本体サイズはどうみてもデジタルカメラサイズなのに、内臓センサーはAPS-Cを搭載するなど、コンパクトボディに詰めるだけの高機能センサーが入っているのは、カメラ好きから見ても目をみはるほど。
また、フルサイズセンサーを搭載するα7シリーズであっても、700g台に収まる軽さ。
純正レンズもドイツのカールツァイス社製レンズを使用するなど、ハイアマチュア〜プロが愛用するほどだ。
また、
価格帯も(最新機種を除けば)10万円前後から購入もできる。
なんとなくカメラの知識はあるユーザーや、一眼レフカメラを過去に触ったことあるユーザーならしっくりくるブランドであろう。
ミラーレス一眼レフおすすめランキング2020
さて、ここまでカメラの機能から各メーカー毎の特徴について触れてきた訳だが、今回のタイトルは「初心者必見!」である。
詳しい機能や使い方などを書き出すと、訳が分からなくなるので「カメラにあまりなれていないユーザー」から「スマホでなんとなく良い感じの写真が撮れるユーザー」といった入門者〜カメラ初心者をターゲットにオススメのカメラを紹介しよう。
第10位 SONY α6300 ILCE-6300L パワーズームレンズキット
センサーサイズ: | APS-C |
画素数: | 2,420万画素 |
動画撮影: | 4K撮影30fps |
手ぶれ補正機能: | なし |
レンズキット: | E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650 |
液晶モニター: | 3インチ液晶モニター |
ファインダー: | 搭載 |
接続方法: | Wi-Fi/NFC/microUSB |
2016年3月発売モデル。
現在だと最新型の6500シリーズが販売されているが、6300シリーズの方が安く購入できる。
スペックも他社のミラーレスと引けを取らない性能でありつつ、APS-Cセンサーを搭載。
高速AFにも対応し、プロが2台目として購入するほど実用性が高いのも人気の一つ。
もちろん初めてミラーレス一眼レフカメラとしてもオススメだ。
第9位 panasonic LUMIX DC-GF9W ダブルレンズキット
センサーサイズ: | マイクロフォーサーズ |
画素数: | 1684万画素 |
動画撮影: | 4K撮影30fps |
手ぶれ補正機能: | なし |
レンズキット: | LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-F5.6 ASPH./MEGA O.I.S. LUMIX G 25mm F1.7 ASPH. |
液晶モニター: | 3インチ液晶モニター |
ファインダー: | なし |
接続方法: | Wi-Fi/microUSB |
2017年1月発売モデル。
現在だと4万円台で購入でき、しかも通常レンズ+単焦点レンズの2つがついてくるお買い得モデルである。
ボディ重量も239gと軽量であり、男女問わないシンプルなデザインもオススメ。
連写可能最大枚数が少ないのと、オプションでも電子ファインダーがない点が短所ではあるが、価格帯とスマートフォンライクな操作が可能なので、「とりあえず練習用に」といった使い方にはオススメ。
第8位 Nikon Z50 ダブルズームキット
センサーサイズ: | APS-C |
画素数: | 2151万画素 |
動画撮影: | 4K撮影29.97fps |
手ぶれ補正機能: | なし |
レンズキット: | Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR/Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR |
液晶モニター: | 3.2インチ液晶モニター |
ファインダー: | 搭載 |
接続方法: | Wi-Fi/Bluetooth/microUSB |
2019年11月発売モデル。
高い耐久性とコントラスト比が売りのニコン社のミラーレス一眼カメラ。
400gを切るボディにAPS-Cサイズのセンサーを搭載し、高感度ISOにも対応。
スペック的にも「スマホのカメラからステップアップしたい」というユーザー全員にオススメしたいモデルではあるのだが、まだ値下げ率が低く、今後新製品が登場した場合に型落ちモデルとして購入するのが得策だろう。
第7位 FUJIFILM X-A5 レンズキット
センサーサイズ: | APS-C |
画素数: | 2424万画素 |
動画撮影: | 4K撮影15fps |
手ぶれ補正機能: | なし |
レンズキット: | XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ |
液晶モニター: | 3インチ液晶モニター |
ファインダー: | なし |
接続方法: | Wi-Fi/Bluetooth/microUSB |
2018年2月発売モデル。
最新モデルが販売されたことを受け、40%ほど値引きされた価格にて販売されている店舗もある。
軽量で取り回しの良いボディに、レトロ雑貨好きには堪らないボディのデザイン。
また、この価格帯であっても富士フィルムらしい「暖かいタッチの写真」も撮影ができるのには驚いた。
まさにデザインで一目惚れして購入しても問題ないカメラであろう。
第6位 Canon EOS M200 EF-M15-45 IS STM レンズキット
センサーサイズ: | APS-C |
画素数: | 2580万画素 |
動画撮影: | 4K撮影23.98fps |
手ぶれ補正機能: | なし |
レンズキット: | EF-M15-45 IS STM |
液晶モニター: | 3インチ液晶モニター |
ファインダー: | なし |
接続方法: | Wi-Fi/Bluetooth/microUSB |
2019年10月発売モデル。
262gしかないボディにAPS-Cセンサーが搭載されており、その上キャノンのレンズも取り付けが可能。
キットレンズも、まずはEF 15-45の標準倍率レンズで慣れてから、良いレンズを買い足していくというスタイルをオススメしたいところ。
パンケーキレンズと呼ばれる、奥行きの短い単焦点レンズと組み合わせれば、デジカメのようなコンパクトさでありつつ、人や物を撮影するときにしっかりと背景がぼかせる。
また、本体も軽量であり、片手でも持ちやすい重さなので女性でも気軽に扱うことが可能。
第5位 OM-D E-M5 Mark III 14-150mm II レンズキット
センサーサイズ: | マイクロフォーサーズ |
画素数: | 2177万画素 |
動画撮影: | C4K撮影23.97fps |
手ぶれ補正機能: | 搭載 |
レンズキット: | M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II |
液晶モニター: | 3インチ液晶パネル |
ファインダー: | 搭載 |
接続方法: | Wi-Fi/Bluetooth/microUSB |
2019年11月発売モデル。
マイクロフォーサーズ搭載のミラーレス一眼レフとしては珍しい防塵防滴対応。
また、Cinema4K言われる、通常の4K映像のアスペクト比(横長の比率)より、さらにワイドとなった映像も撮影可能。
また、ボディ本体にも手振れ防止機構が搭載されており、歩きながら動画の撮影中などにその威力を発揮できる。
ここまで紹介してきたミラーレスカメラが、比較的女性をターゲットとした製品が多かったのだが、このオリンパス製ミラーレス一眼カメラは、まさに男性好みな1台といえよう。
第4位 Sony α6600 ILCE-6600M 高倍率ズームレンズキット
センサーサイズ: | APS-C |
画素数: | 2420万画素 |
動画撮影: | 4K撮影30fps |
手ぶれ補正機能: | 搭載 |
レンズキット: | E 18-135mm F3.5-5.6 OSS SEL18135 |
液晶モニター: | 3インチ液晶モニター |
ファインダー: | 搭載 |
接続方法: | Wi-Fi/NFC/microUSB |
2019年11月発売モデル。
基本的にソニー製のミラーレス一眼レフカメラは、どのモデルも軽量であり、かつ大型センサーを搭載しているので、プロからの指示も高い。
ボディ本体にも5軸手ぶれ補正が搭載されており、高級モデルにも採用されているExmorイメージセンサーを採用。
キットレンズだけでも望遠〜ノーマルレンジまで撮影ができるカメラであるので、今後も本格的にカメラを使い続けたいユーザーであればオススメ。
第3位 FUJIFILM X-E3 レンズキット
センサーサイズ: | APS-C |
画素数: | 2430万画素 |
動画撮影: | 4K撮影29.97fps |
手ぶれ補正機能: | なし |
レンズキット: | XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS |
液晶モニター: | 3インチ液晶モニター |
ファインダー: | 搭載 |
接続方法: | Wi-Fi/Bluetooth/microUSB |
2017年9月発売モデル。
富士フィルムのXシリーズとしては最軽量ボディであり、デジカメ感覚で持ち歩けるサイズ感がGood。
また、キットレンズは初心者には十分な性能である反面、ある程度使い慣れて来ると「もっと玉ボケが欲しい…」などレンズ性能に不満が出てきやすいのだが、富士フィルムの場合は付属レンズでも十分なクオリティの写真を撮影可能だ。
もちろんメニュー周りやダイアル操作も直感的で、慣れてしまえば体の一部のように扱える。
フィルムカメラのような撮影も可能とするX-Processor Proにより、AI処理頼りなスマートフォンアプリとは異なる自然で味のある写真を撮影できるのも富士フィルムの強み。
人とは違うミラーレス一眼レフが欲しいけど、難しいのは嫌だ、という人には絶対気に入ってもらえるハズだ。
第2位 OLYMPUS PEN E-PL9 EZダブルズームキット
センサーサイズ: | マイクロフォーサーズ |
画素数: | 1720万画素 |
動画撮影: | 4K撮影28.97fps |
手ぶれ補正機能: | 搭載 |
レンズキット: | M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R |
液晶モニター: | 3インチ液晶モニター |
ファインダー: | なし |
接続方法: | Wi-Fi/bluetooth/microUSB |
2018年3月発売モデル。
女性から支持率が高いOLYMPUS PENシリーズだが、人気の理由として「メニュー周りが使いやすい」「手のひらに乗るサイズ感」「高速シャッターと強力手振れ補正」がある。
他社がAPS-Cサイズのイメージセンサーを載せている反面、オリンパスは小型軽量なマイクロフォーサーズのセンサーを搭載。
これにより成人女性の手の平に収まりやすいコンパクトサイズでありつつ、デジカメ以上の高画質な撮影が可能となった。
また、カメラ初心者に起こりがちな「写真を撮る度に設定を変えるのが難しい」という点についても、AUTOモードでも十分な撮影もできるので勝手が良い。
また、旅行先で夜景を撮影したり、室内で自撮りをする場合に起きやすい手振れも、E-PL9本体に手振れ補正機能が搭載されているので、ブレずに綺麗に撮影可能。
初めての一眼レフで、使いこなせるか不安な女性におすすめしたい一台だ。
第1位 Canon EOS Kiss M EF-M15-45
センサーサイズ | APS-C |
画素数: | 2580万画素 |
動画撮影: | 4K撮影23.98fps |
手ぶれ補正機能: | なし |
レンズキット: | EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM |
液晶モニター: | 3インチ液晶モニター |
ファインダー: | 搭載 |
接続方法: | Wi-Fi/Bluetooth/NFC |
2018年3月発売モデル。
THE一眼レフと言った見た目に反し、軽量なボディとAPS-Cの大型センサーを搭載。
キヤノン独自のDIGIC8エンジンにより、昔の一眼レフカメラに起こりやすかった「暗い場所でノイズが入る」点を克服。
キヤノンはカメラ未経験者でも(特にKissシリーズは)扱いやすく、その上大型センサーで綺麗に撮影することも出来る。
その上、レンズ込でも70,000円を切る価格で販売されているのも、気軽に購入出来るので良い。
もちろん慣れてきた頃には、一眼レフと同じように手動設定に切り替えてこだわった写真撮影も可能。
値段も比較的安価なので、「気軽にカメラ撮影を始めたい」という初心者から「いつかはマニュアルモードで映える写真を撮りたい」と考えている中級者まで、まさに全てのユーザーにオススメしたいミラーレスカメラなのである。
まとめ
今回 Canon Kiss Mを1位に選んだのは理由がある。
他社だと交換レンズが高価であったり、そもそも交換レンズの種類が少ないことが多い。
ミラーレス/一眼レフカメラで人気なキヤノンだからこそ、高価なレンズであったり特長的なレンズが中古で数多く販売されている。
すなわち、Kiss Mを使い慣れた頃に「もっと背景をボカしたいなぁ」「遠くにズームした時に明るく撮れるレンズが欲しい」という場面に遭遇しても、互換レンズや中古レンズで安く揃えることも可能。
また、キヤノンはKissシリーズの入門グレードから7D MarkⅡといったプロ向け機種まで、ほとんどボタン周りの設計が似ているので、今後新しいカメラへ買い換えた場合も安心して使えるはずだ。
ミラーレスカメラはスマートフォンで撮影する以上に綺麗な写真が撮影できる。
そしてミラーレス一眼レフカメラで、何を撮影したいのか。
どんな使い方が主なのかを想像しながらカメラを購入して欲しいと思う。