衣類スチーマーというカテゴリーはパナソニックがはじまりだったのではないだろうか?
そんなパナソニックが新型衣類スチーマー、NI-FS750とNI-FS550が発売。年に1回モデルチェンジをするが、今回も対して変わらないかなと思っていたがNI-FS750が思ったよりもよかった。
写真も撮影したので画像を掲載しながらレビューしていく。
衣類スチーマーNI-FS750とNI-FS550の違いをレビュー
先にお伝えしておくが、NI-FS550はNI-FS540の後継品になるが今回は何も変わっていないのでみなさんが気になる新型のNI-FS750とNI-FS550の比較をしていく。
ちなみに家電量販店で販売されているのはNI-CFS750という品番になるがNI-FS750と同じ商品になるので誤解しないでほしい。
今年は新型のNI-FS750の方がが売れると予想される。
本体の大きさ
左:NI-FS750 右:NI-FS550
ここを1番にみなさんに知ってほしいとこだったので先に紹介していこう。
水タンクの容量が倍になったのでNI-FS750が大きくなるのだろうと思っていた。確かに本体の重さは重たくなるが写真を見てもらいたい。
新型のNI-FS750の方が高さがないのだ。てっきり新型だから重たくて大きいと思っていたがいい意味で期待を裏切られた。
NI-FS750 幅8cm×高さ13cm×長さ16 cm
NI-FS550 幅7cm×高さ15cm×長さ15 cm
仕様だけ見ると新型のNI-FS750が2cmほど高さが低くなっている。実はここがとても重要なポイントだったのだ。
本体の重さは50gの差があるが、実際に持つと差が分からないレベルなのだ。
それが本体の高さにつながっていたのだ。メーカーのホームページを見ると低重心になっていると記載が。
簡単な例えをすると長財布と折りたたみ財布を横に持つと長さのせいで長財布が重く感じることがある。これと同じ要領だ。
本体を横にしてスチームを出す時に幅がないから、手が疲れない、重く感じないのだ。
女性の店員にも持ってもらって感想を聞いたが、全然変わらないし価格差ないからこっちだねと言っていた。
価格は私が勤務している家電量販店では2,000円の差だった。
水タンクの容量が2倍違う
左:N I-FS750 左:NI-FS550
付属しているタンクも違っていた。てっきり同じタンクでNI-FS750の方は2回給水をするのかと思っていたが違かった。
実際にタンクが2倍になると何が違ってくるのか?
スチーム持続時間が変わってくるのだ。
NI-FS750 スチーム持続時間 約8分
NI-FS550 スチーム持続時間 約4分
これは使用方法でどっちを購入すればいいか判断すればいいかなと。
例えば出社前にワイシャツ1枚をスチームをするならNI-FS550でいい。だが、洗濯をして一気に衣類を何枚もスチームをしたいならNI-FS750になるのだ。
実際に私は衣類スチーマーを使用しているが、1枚のワイシャツをハンガーをかけたままスチームを行う時は3分以上はかかってしまう。
せっかく買うなら新型のNI-FS750がおすすめになるはずだ。スチームアイロンとしても使用するなら絶対にタンクが大きいモデルの方がいい。
本体の外観
やはり上位グレードのNI-FS750の方が高級感がある。白い部分が少なく光沢のあるメッキ部分を多く使用している。
NI-FS550は前回と見た目はほとんど変わっていない。
ちなみにカラーは2色。シルバーとピンクゴールド。
NI-FS750 シルバー
男性でも女性でも使用ができるシンプルなカラーになっている。落ち着いたカラーになっているので、部屋の中に見えるば場所においても生活感は出なそうだ。
私は絶対にシルバーがほしい。
NI-FS750 ピンクゴールド
こちらはピンクゴールド。
写真だとわかりづらいかもしれないが、持ち手の部分がゴールドでそれ以外はピンクになっている。
こちらはほとんど女性向けのカラーになっている。かわいいデザインというべきだろうか。
NI-FS550 ダークブルー
こちらはNI-FS550。かっこいいダークブルー。
ただ旧型のNI-FS540とまったく変わっていない。中身も一緒。これなら旧型買った方が安いのではないだろうか。
NI-FS550 ペールピンク
こちらが女性向けのカラーのペールピンク。
パステルカラーのような感じになるので明るい印象はあるだろう。
台座もピンクになっていて統一感があるのもポイントだ。
肝心のNI-FS750とNI-FS550の機能
機能はタンクの容量が2倍違ってくるから、スチーム量が2倍違うという点。
共通した機能は以下になる。
あらゆる臭いを脱臭
・生乾き臭
・ペット臭
・タバコ臭
・汗臭
・飲食臭
・加齢臭
・防虫剤臭
2018年モデルのNI-FS540には生乾き臭とペット臭がなかったが2019年モデルのNI-FS750とNI-FS550ではこの2つの臭いが追加になった。
スチームの成分が変わったわけでもないのになぜ追加されたのだろうか。おそらくメーカーで実験した結果、脱臭できたからだろう。
パナソニックの衣類スチーマーは私も愛用しているが、たしかに臭いは消えている。
特に仕事終わりの焼肉の臭いがしっかり消えてくれるので妻にバレることもなく助かっている。
使って思ったが、電源コードが長くていつも助かっている。
アイロンでもスチーマーでも使える
引用:https://panasonic.jp/
NI-FS750とNI-FS550はハンガーにかかっている衣類にスチームでシワや臭いをとることもできるがピシッと仕上げたい人にはアイロンとしても使える。
本体サイズがコンパクトにんなっているので収納にも困らないし、目に見えるとこに置いても問題なし。
実際、アイロン台で使用をする時はスチームを出しながら使用ができるので一般的なスチームアイロンと変わらない。
また、軽量なのでスチームアイロンよりも疲労感は少ないのメリットの1つだ。
アイロンを持っていない人にはぜひ買ってもらいたい商品だ。
忙しい人に最適な機能
急いで衣類のシワをとりたい、衣類のニオイが臭いから脱臭したいなどあるかと。
NI-FS750、NI-FS550は起動が早い。24秒で使用ができるので助かる。水を入れるのを忘れてしまうことが多いので常に入れておくのをおすすめする。
そして頑固なニオイやシワをとりたいときは3倍スチームが効果的。
私もこの機能には本当に助かっている。仕事で使用するワイシャツは通常のスチームでも問題はないが、私服で着るシャツは生地が厚くなるので3倍スチームを使用している。
衣類の厚みや衣類のニオイの度合いで調整するのがいいだろう。
本体にしっかりどっちのスチームになっているかわかるようになっている。
NI-FS750 本体上部
使い方は簡単。
1、スチームボタンを約10秒間長押しする。ランプが2つ点灯したら3倍パワフルスチームがスタンバイ状態になる。
2、スチームボタンを連続で2回押すと、3倍パワフルスチームを噴射。
スチームボタンはここにある↓
NI-FS750 側面
手で握る部分に配置している。使用している時は人差し指にボタンが触れる感じになる。
側面には電源スイッチと水タンクの容量が確認ができる窓がついているので残りの水量がわかりやすくなっている。
NI-FS750とNI-FS550の仕様、スペック
NI-FS750 | NI-FS550 | |
タンク注水量 | 約100ml | 約50ml |
立ち上がり時間 | 約24秒 | 約24秒 |
コードの長さ | 約2.5m | 約2.5m |
消費電力 | 950W | 950W |
サイズ | 幅8cm高さ13cm長さ16cm | 幅7cm高さ15cm長さ15cm |
本体質量 | 約740g | 約690g |
パナソニックの衣類スチーマーの口コミ
そもそも衣類スチーマーという名前で発売をスタートしたのはパナソニック。それから、さまざまなメーカーが後出ししているのだ。
とうぜん、パナソニックだから評価は高いものだが、ネットの中の口コミや評価ではなく家電量販店で購入したお客様からの声を紹介していこう。
良い内容の口コミと評価
女性
アイロンも持っているけど、衣類スチーマーは急いで使いたい時や、数枚の衣類のシワをとりたい時に重宝しています。
起動が早いので助かっています。
男性
一人暮らしでアイロンを探していたけど、店員から衣類スチーマーを紹介してもらい購入したところ場所もとらないし使いたい時にすぐに使えて便利。
アイロンよりも電源コードが長いのでうれしかった。そして軽くて安いとコスパが高くてよかった。
悪い内容の口コミと評価
女性
話題になっていたのでとりあえず購入。
思ったよりもシワはとれなかったのでガッカリ。シワをとるというよりは自然な仕上がりにするというのが1番適した表現かなと感じた。
ニオイはしっかり消えていたのはよかったがスチームを衣類にあてるのに時間がかかってしまう。
男性
飲み会や外食が多いのと、自分の体臭、加齢臭が気になり購入。使用してみるとたしかにニオイが消える。空気清浄機よりも全然効果的だが、毎回面倒。
面倒な人にはパナソニックの脱臭ハンガーの方がいいかと思う。
女性
普段クリーニングに出すような衣類のシワやニオイをとりたくて購入した。たしかにシワもとれるし、ニオイも消えている。
だけどスチームをを衣類にあてるスピードが超遅くしないといけないので時間がない時は微妙かも
良い内容も悪い内容も、効果はしっかりあるということだけは理解できる。私も使用しているのでシワもニオイもしっかり消えるのも知っている。
ただ、お客様から言われたことも間違っていない。
忙しい時にさっと使いたいのにスチームはゆっくり衣類にあてないといけないので時間がないときはアイロン台を使用してシワとニオイをとったほうが早いかもしれない。
ハンガーにかけながらシワとニオイが無くなるのは本当に便利ではある。朝にやるより前日にテレビを見ながらやるようなほうがいいだろう。
まとめ
今年も衣類スチーマーは各メーカーさまざまな工夫を行なっている。タンクの容量を増やしたり、コードレス式にしたり思いしろいモデルが増えている。
今回紹介したNI-FS750とNI-FS55は間違いなく売れ筋機種にんあるだろう。
価格も高くて買えないではなく手の届くというかたちになっているので気軽に購入する人も多い。まずは1台いかがだろうか?
衣類スチーマー パナソニック NI-FS750-S シルバー