AIスマートスピーカーおすすめ比較2018できることや選び方を解説

最近、いろいろなメーカーからAIスマートスピーカーが発売されるようになり、注目されるようになりました。

AIスマートスピーカーというと、その名前からして先進的でかっこいいですが、一体全体普通のスピーカーとなにが違うのかあまり良くわかっていらっしゃらない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回のコラムでは、AIスマートスピーカーとは一体何なのか、AIスマートスピーカーには何が出来るのかを解説します。

そして、現在おすすめのAIスマートスピーカーについてランキング形式で紹介しようと思います。

AIスマートスピーカーってなに?

 

AIスマートスピーカーとは、スピーカーに話しかけて操作する、つまり音声操作タイプのスピーカーのことです。AIスマートスピーカーの機能は、音楽などを再生する従来からある単なるスピーカーに留まりません。

AIスマートスピーカーをいろいろなデジタル機器に接続することで、音声によって接続した家電などのデジタル機器を操作できるのが特徴です。

AIスマートスピーカーでできることは?

パソコンやスマホの操作

現代社会は、パソコンやスマホをインターネットに接続することで、いろいろな買い物、調べもの、映画や音楽などさまざまなことを調べたり楽しめたりします。

地方に住んでいる方もわざわざ都市のショッピングモールや専門店にまで出向かなくても、買い物が出来ますし、わからないこともわざわざ図書館に行かなくてもすぐに調べられる便利な社会になりました。

多くの方が、そうした買い物や調べものなどを、パソコンならキーボードを使って入力して操作していることでしょう。スマホやタブレットPCなら画面をタッチすることにより操作していますよね。

ところが、AIスマートスピーカーを使えば、こうした入力操作が不要になるのです。AIスマートスピーカーをパソコンやスマホに接続すれば、キーボードや画面を操作しなくても、音声で操作できるようになるのです。

デジタル家電の操作

IoTという言葉をお聞きになったことはありませんか?IoTとは、Internet of Thingsの略で、さまざまな機器をインターネットで繋げて利用しようというコンセプトです。

さまざまな機器には、もちろん家電も含まれています。

最新のデジタル家電のなかには、Wi-Fiを搭載しインターネットに接続できるように作られているものがたくさんあります。

ロボット掃除機、エアコン、冷蔵庫、ブルーレイレコーダーなど枚挙に暇がないほど、たくさんの製品に搭載されています。

そんなIoTのデジタル家電とAIスマートスピーカーを接続すれば、デジタル家電に対して、従来はスイッチを操作して命令していたところが、音声で命令を下せるようになります。

AIスマートスピーカーを使えば、電源のオンオフやタイマー予約など、いままで以上に簡単に操作できるようになるのです。

夜に真っ暗な家に帰宅したときに、音声操作で照明が点灯する、なんて近未来の映画に出てきそうなこともAIスマートスピーカーなら夢ではありません。

ニュースを読み上げる

スマートスピーカーでニュース

 

インターネットに接続したAIスマートスピーカーに、例えば「ニュースを読んで」と命令すれば、ニュースサイトからその日のニュースをピックアップして読み上げてくれます。

日々の忙しい合間に新聞を読む必要がなくなるのです。何かをしながら、その日の最新のニュースに接することが出来るようになります。

お天気を調べる

スマートスピーカー 天気

お出かけ前に今日の天気予報を調べることもAIスマートスピーカーなら簡単です。

小さなお子さんがいるご家庭など、外出する前の準備には、非常に慌ただしいものがあるでしょう。出勤前の時間帯も慌ただしいことでしょう。

そんなとき、手を煩わせることなくお天気を調べることが出来ると、とても便利ですよね。

AIスマートスピーカーなら、「今日のお天気を教えて」と、声にだすだけで天気予報を教えてくれます。

音楽を聴く

スマートスピーカー 音楽

ニュースと同じく、AIスマートスピーカーを音楽配信サービスにつなげておけば、音楽を聴くことも出来ます。この場合、音楽のジャンルを指定すれば、好みの音楽を自在に流してもらえます。

例えば、「J−POPを聴かせて」「AKB48のヒットチャートをお願い」「クラッシック音楽を流して」などといえば、自動的に最適のプレイリストから探し出してきて、再生してくれるのです。

映画を楽しむ

スマートスピーカー 映画

AIスマートスピーカーをAndroid TVなどに接続すれば、音声操作でYou TubeやNetflixなどを楽しむことも可能です。

メモ

スマートスピーカー メモ

パソコンやスマホにもメモ機能はついています。けれど、実際にメモをしようとすると、パソコンを立ち上げ、専用のアプリケーションを見つけ出して起動させて、キーボードを叩いて入力しなければなりません。

スマホならまだ立ち上げるという作業がない分、パソコンより工程が少なくてすむので楽ですが、やはりアプリケーションを探しだしてから起動させて、画面にタッチして入力するという工程は避けられません。

そんなに時間をかけていると忘れてしまうこともあるでしょうし、そもそもそんな時間を欠けてメモを入力するということすら難しいかもしれません。

そこで、AIスマートスピーカーの出番です。

「ショッピングリストにポン酢を追加して」とお願いするだけで、ショッピングリストにメモが取れるわけです。

電話をかけなければならないこと、庭の芝生に水やりをすることなど、ささいな、そしてヒョンと思いついたことを簡単に、そしてただちにメモとして残せるので、とても助かりますね。

タイマーやアラームをセットする

スマートスピーカー タイマー アラーム

AIスマートスピーカーならスピーカーに話しかけるだけで、時間もわかりますし、アラームをセットすることも可能です。

お料理をしているときに、タイマーをセットするために、作業を中断して手を洗って乾かして・・・などということをしなくても、タイマーがセットできます。お料理の効率もアップできますね。

メールを読み上げる

スマートスピーカー メール

AIスマートスピーカーなら、パソコンやスマホに送られてきたメールを読み上げてくれます。

メールを見るために、パソコンやスマホを操作する必要もありません。画面を見る必要もないので、何かをしながらスマホの着信をみて、手をとめることなくメールの内容を確認できます。

もちろん、メールの内容を誰かに聞かれたくないときには、AIスマートスピーカーにメールを読み上げるように指示しなければいいので、大丈夫ですよ。

スケジュール管理

スマートスピーカー スケジュール

Googleカレンダーを利用している方は、Googleカレンダーと連携させるとスケジュールの管理が簡単になります。

例えば、AIスマートスピーカーに「明日の予定を教えて」と声かけすると、Googleカレンダーにある予定を読み上げてくれます。

AIスマートスピーカーにはできないこと

AIスマートスピーカーはとても便利ですが、何でも出来るわけではありません。

AIスマートスピーカーを有効に使いたいときには、IoTに対応したデジタル家電がなくてはなりませんし、Fire TVやChromecastなど、AIスマートスピーカーに対応したデジタル機器を持っている必要があります。

普通のテレビやステレオを持っているだけでは、AIスマートスピーカーは機能しないのです。

調べものをするときにもAIスマートスピーカーは便利ですが、質問が難しいときにはAIには答えられないこともあるでしょうし、漢字にすれば間違えることはない同音異義語を間違えてしまうこともあることでしょう。

AIスマートスピーカーは便利ですが、それ単体ではただのスピーカーでしかありません。室内のデジタル環境を整えて初めて有効になるものなのです。

AIスマートスピーカーの選び方と、価格の差は?

いろいろなメーカーが発売しているAIスマートスピーカーですが、どのような点をみて選んだらいいのでしょうか。

質問への精度

AIスマートスピーカーには、インターネット経由で質問に答えてくれる機能があります。

Google HomeにもAmazon Echoにもあるのですが、Google Homeの方がAmazon Echoよりも広範囲に質問に答えてくれます。

そうはいっても、さすがに Google Homeもパソコンやスマホを操作して情報をネット検索するほどに様々な情報を教えてくれるわけではありません。

あくまでも簡単なインターネット検索を代用できる程度です。それでも比較的簡単と考えられる質問には、正確に答えてくれますから、便利ですね。

Google Homeと同じく googleアシスタントで動くソニーのAIスマートスピーカーも同じようなレベルにあります。残念ながらAmazon Echoに関しては、まだGoogle Homeほどの機能は備えていないようです。

テレビの動画再生機能

AIスマートスピーカーは、テレビの動画の再生や停止などを音声で指示するとその通りに動いてくれます。

もし、あなたがFire TVを持っていて、それを使って日常的にAmazon Primeで映画を楽しんでいるようなライフスタイルなら、Amazon Echoがいいでしょう。

Fire TVではなく、Chromecast経由で動画配信サービスを受けているのだったら、Googleアシスタントで動くGoogle HomeやソニーのJF-S50Gがいいでしょう。

自宅のブルーレイレコーダーがパナソニックのDIGAなら、パナソニックのAIスマートスピーカーにすると連携がとりやすいですね。

スケジュールの管理

AIスマートスピーカーならスケジュールの管理もばっちりです。

Googleアシスタントを使ったAIスマートスピーカーならGoogleカレンダーさえ、きちんと入力しておけば、話しかけるだけで明日や明後日の予定を読み上げてくれます。

ところが、中にはスケジュールを読み上げるだけでなく、追加もしたいと思う方もいらっしゃることでしょう。

そんな方には、Amazon Echoがおすすめです。Amazon Echoならスケジュールを読み上げるだけでなく、新しい行動予定を追加することもできるのです。

防水機能

キッチンの近くでキッチンタイマーとして使いたいなら、防滴機能や防水機能のあるAIスマートスピーカーを選ぶといいでしょう。
ソニーのJF-S50Gなら防滴機能も備えている上に、カバーを水洗い出来ますからおすすめですね。

AIスマートスピーカーのおすすめを徹底比較

人気おすすめのAIスマートスピーカーをいくつか紹介します。

①Amazon Echo

Amazonが開発したAIスマートスピーカーです。最初期モデルが発売されたのが2014年ですからもう5年弱の歴史があり、AIスマートスピーカーの草分け的存在ともいえるものです。

AmazonのAIアシスタント『Amzazon Alexa』に対応しており、これによって人間の音声操作を認識してくれるようになっています。

Amazonの音楽配信サービスであるAmazon Musicからさまざまな音楽を探し出してくれます。Amazon Echoなら聴きたい楽曲を簡単に聴くことが出来ますよ。

また、映画が好きな方なら、Amazon Primeから最新の映画からドラマまで楽しめますし、AmazonのFire TVの操作も簡単です。

Amazon Echoにはいろいろなタイプがあり、基本となるEchoにはじまり、スマートホームハブを内蔵したEcho Plus、外部スピーカーと接続できるコンパクトタイプのEcho Dotなどいろいろなタイプがラインナップされています。

Amazon EchoシリーズならAmazonのショッピングサイトから購入できます。日常的にAmazonでショッピングしている方なら、購入しやすいですね。

基本のAmazon Echoなら11980円で発売されています。キャンペーンなどにあわせればさらに安く9580円で購入できることもあります。

また、Echo Plusは、同じサイトから17980円で発売しています。

コンパクトタイプのEcho Dotは、同様に5980円で購入できます。色は、ホワイトとブラックの2色です。キャンペーンをしているときなら1000円引きの4980円で購入することも出来ますよ。

②Google Home

こちらはスマホのAndroidでおなじみのGoogleが発売しているAIスマートスピーカーです。

音声を認識するためのAIは、Google アシスタントに対応しているので、Andoridスマホと同じく、「OK Google」もしくは「ねぇ、Google」という音声コマンドで呼びかけると立ち上がります。

Androidスマホを使っている方なら、すんなりと抵抗感なく使えるのではないでしょうか。

Googleが作っていることもあり、Google Play MusicというGoogleの音楽配信サービスに接続して、音楽を楽しむことが出来ます。

音楽配信サービスだけでなく、映像配信サービスのYou TubeやNetflixなどにも接続できますし、ニュースや情報関連サイト、ラジオ、ダイワハウスやフィリップスなどのスマートホームサービスにもつながります。

Google homeは、その他に食べログやホットペッパーグルメなど食べ物関係にも使えるので便利ですよね。

また、同じくGoogleが作っているChromecastというテレビ用のアダプターにも簡単に接続できるようになっており、つなげるとこちらもGoogle Homeを介して音声で操作できるようになります。

Google Homeは、スタンダードタイプとMiniタイプがあり、どちらもGoogle Storeから購入することが出来ます。どちらもですが、バッテリーは内蔵していないので、電源が必要ですから、どこにでも持ち運んで使えるわけではありません。

スタンダードタイプのGoogle Homeは、通常価格15120円ですが、キャンペーンが行なわれていると13600円などお安く購入できます。

一方、Google Home Miniは、通常価格6480円とGoogle Homeよりも非常にお求めやすい値段設定になっているのですが、キャンペーンが行なわれているとさらに安く5800円で購入することが出来ます。

③ソニー LF-S50G

いままではアメリカのメーカーのAIスマートスピーカーばかり紹介してきましたが、日本のメーカーだって、手をこまねいているわけではありません。

ソニーが、AIスマートスピーカーを発売しています。ソニーのAIスマートスピーカーは、ホワイト・ブラック・ブルーの3色がラインナップされており、ソニーが作っているだけあって音質にとてもこだわっているのが特徴です。

時間がわかりやすいように、タイマー機能を備えた時刻表示機能が備わっているので、時計やキッチンタイマーの代わりとしても使えて便利です。

ソニーのAIスマートスピーカーは、Google アシスタントに対応しており、こちらもGoogle Homeのように、「OK Google」とか「ねぇ、Google」と話しかけるだけで起動するようになっています。

また、音楽配信サービスに対応したWi-Fiスピーカーとしての機能も備えています。

このスピーカーがすごいんです。

なんと、音が新開発の「対抗配置2wayスピーカーシステム」の搭載によって全周方向つまり、360°に広がっていくのです。

ボーカル帯域の音を担当する48[mm]径のフルレンジユニットを上向きに、低音域を担当する53[mm]径のサブウーファを下向きに設置し、この間に2ステージフューザーをはさんで音を拡散させるようにしています。

これによって、上下に配置したスピーカーからの音を全方向に向けて効果的に拡散させ、音に広がりと、強い深み、そして明瞭なボーカルを作り出しています。

まさに、ソニーの真骨頂ともいうべきAIスマートスピーカーですね。

もちろん、音質がいいだけでなく、Google Homeと同じようにChomecastやAndroid TVとも接続できますので、たとえばAdroid TVを内蔵したソニーの液晶テレビを音声操作によって、You tubeやNetflixを再生させたり、ブルーレイを再生・早送り・停止・録画させたりすることも可能です。

Amazon EchoやGoogle Homeにはない防滴機能がついているので水回りでも安心して使えます。濡れた手でも触ることなくジェスチャーで操作できます。

台所で、キッチンタイマーとして使いたいときでも、お料理をしながら触れることなく操作できるのでとても便利です。カバーも防滴しようになっているので、汚れたときに水洗いできるところもうれしいですね。

気になる価格は、オープンプライスですが、25000円前後になっています。

④ONKYO Smart Speaker G3 VC-GX30

音響機器に定評のあるONKYOの作っているGoogleアシスタント搭載AIスマートスピーカーです。ONKYOならではの迫力のあるサウンドが特徴です。

このAIスマートスピーカーももちろん、スマートホーム機能に対応していますから、音声操作でテレビや照明、エアコンをつけたり消したり、ロボット掃除機を操作したりできます。

ちなみにONKYOは、P3 VC-PX30というAIスマートスピーカーも作っています。こちらはAmazon Alexaで動きます。

どちらもONKYOで長年培われたスピーカー技術が投じてあり、良質なサウンドを提供してくれます。

⑤パナソニック SC-GA10

平成30年5月下旬に発売予定の新型AIスマートスピーカーです。

Googleアシスタントを利用しているので、Google Homeと同じようにハンズフリーでGoogle Play Musicなどの音楽配信サービスを利用し、音楽を楽しむことが出来るだけでなく、Chomecastを音声操作して動画を楽しめます。

もちろん、日々のニュースや天気予報を確認したり、タイマーを操作したりすることもできます。

スピーカーとしての性能にもこだわっており、特に低音領域に強い8cmデュアルボイスコイルウーハーと2つ搭載した2cmソフトドームツィータによって、広い室内でも広がりのある豊かな高音質を楽しむことが出来るようになっています。

Chomecast buil-inに対応したスピーカーを持っていれば、そのスピーカーに組み合わせて、音楽を複数の部屋で何と同時に再生して楽しめます。秋頃に予定されているアップデートにより2台組み合わせればステレオ再生も可能になる予定です。

パナソニックが発売しているブルーレイレコーダーDIGAでサウンドジャンプリンクに対応しているモデルを持っていれば、このAIスマートスピーカーで連携すると、パソコンを使わず再生まで操作できますし、専用アプリPanasonic Music COntrolを使ってスマホやタブレットPCから簡単に操作することも可能です。

⑤JBL LINK10/20

音響機器メーカーのハーマンが販売しているAIスマートスピーカーです。Googleアシスタントで動きます。

こちらもソニーのAIスマートスピーカーと同じく、音質にこだわって作られたAIスマートスピーカーです。音響機器メーカーの特徴が出ていますね。

防水機能も付いている上に、バッテリーも内蔵しているので、作動において電源コンセントを必要としません。従って、設置場所を自由に選ぶことができます。

まとめ

家の中にあるさまざまな機器に連携して、音声コマンドで操作できるAIスマートスピーカーが近年注目されています。

それに伴っていろいろなメーカーから特色のあるAIスマートスピーカーが発売されるようになりました。

IoTに対応したデジタル家電やデジタル機器を持っていないとAIスマートスピーカーの機能を十二分に活用できませんが、既に持っておられるご家庭、もしくは購入する予定のあるご家庭には、AIスマートスピーカーがあれば、より快適に、そして便利な生活が送れるようになることでしょう。

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